食・グルメ
2024.01.28
贅沢生どら焼きや上生菓子、雲ノ茶カフェのあのメニューも！笹屋昌園 祇園八坂店をチェック！
トロトロ食感の本わらび餅「極み」が人気を集める、京都の老舗和菓子店・笹屋昌園（ささやしょうえん）。祗園に新しくできた店舗では、3種類の生どら焼きをはじめ、季節の上生菓子や本わらび餅、さらにSNSで話題を集める「雲ノ茶カフェ」が提供するかわいいムースまでいただけます。スイーツ好きならぜひチェックしておきたいお店です。
Summary
老舗・笹屋昌園の上生菓子をイートインで楽しめる店舗
八坂神社に向かってみやげ物店や飲食店が並ぶ祗園商店街。2023年11月、この商店街の一角にオープンしたのが「笹屋昌園 祇園八坂店」。マルに笹の文字が入った白いのれんが目印です。
2フロアある店内は、和菓子店とは思えないシンプルで洗練された空間。1階では和菓子の購入や気軽なイートインを楽しめます。
吹き抜け部分には、かつて本店に掲げられていた看板が設置され、1世紀以上にわたり営みを続けてきた店の歴史を物語ります。
壁にはかつて実際に使われてきた菓子木型や焼印をディスプレイ。季節の花などをモチーフにした細かなデザインに、職人のこだわりが感じられます。
2階は、落ち着きのある47席のカフェスペースがあり、こちらでもゆっくりと和菓子やお茶をいただけます。
店舗限定！モダンにアップデートした“生どら焼き”
笹屋昌園 祇園八坂店の魅力は、なんといってもオリジナリティーあふれるカフェメニューの充実度。なかでもおすすめは、店舗限定メニューとして提供する「生どら焼きセット」です。なじみのあるどら焼きをモダンにアップデートしたこちらのメニューは、ふんわり食感の皮に絞りたてのクリームやフルーツを盛り込んだ贅沢な逸品に仕上がっています。
現在は、3種類のメニューが用意されています。こちらは、濃厚でまろやかな味わいのモンブランクリームに栗の渋皮煮をのせた栗モンブラン。
粒あんに生クリーム、求肥に包まれたイチゴをのせたいちご餅も人気です。
京都らしい装いの抹茶クリームは、餡に絞りたての抹茶クリーム、甘酸っぱいイチゴモチモチ食感の求肥が見事なハーモニーを奏でます。
和菓子職人の技に感動する“上生菓子”もいただきたい
せっかく京都に来たなら王道の上生菓子も味わいたいもの。こちらのお店では、和菓子職人の技が込められた「上生菓子セット」を提供しています。日本の長い歴史のなかで磨かれた和菓子職人の技で四季のうつろいや花鳥風月を表した、何とも雅やかな上生菓子。その美しさに思わず目が奪われます。
こちらは、笹屋昌園の店名をモチーフに創作された定番商品の「笹」。竹の葉でまかれ、少しの金箔を施し、凜とした姿を表現しています。ミルク餡と抹茶餡が生み出すまろやかな味わいは、ぜひお抹茶と一緒にいただきたいもの。お盆には菓銘の由来が記されたカードや上生菓子の楽しみ方などが記されたガイドが添えられ、上生菓子の世界をより深く知ることができます。
SNSで話題の“雲ノムース”と“本わらび餅”も押さえたい！
SNSで話題のカフェ「雲ノ茶KUMONOCHA」とのコラボで、看板メニュー「雲ノムースセット」が注文可能。もこもこの雲の形はどの角度から見てもかわいく、眺めるだけで気持ちが和らぎます。中は抹茶で作られたムースと小豆が姿を見せ、そのギャップ萌えもチャームポイントです。
本店カフェやネットショップで人気の名菓「本わらび餅 極み」も一度は食べておきたいひと品。希少な原材料である国産最高級の本わらび粉を贅沢に使ったトロトロ食感を、ぜひ確かめてください。
老舗ならではの技と現代的な感覚が融合したアップデート和菓子を揃える笹屋昌園祇園八坂店。季節によって営業時間が変わるそうなので、詳しくはお店のInstagramをぜひチェックしてください。
住所：京都市東山区祇園北側287番地
TEL：075-746-4010
営業時間：10～18時（季節等によって異なる）
定休日：不定休
アクセス：市バス祗園から徒歩2分
Photo：鈴木誠一
Text：津曲克彦
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