おでかけ
2024.02.13
【トルコ最新情報】生まれ変わったイスタンブールの8大トピック
2023年の建国100周年に合わせて、修復中だった主要な観光スポットが続々と再オープンしているトルコ。生まれ変わったイスタンブールの最新トピックをまとめてお届けします！
Summary
アヤソフィアがモスクに！
ビザンチン帝国時代の360年に建設されて以降、今もイスタンブールの街にたたずんでいる大聖堂・アヤソフィア。その施設（建物）はトルコが共和制に移行した20世紀以降、無宗教の博物館に転身していましたが、2020年7月、大統領の方針により、モスク（イスラム教の礼拝施設）へと扱いが変更になりました。これによって入場が無料になりましたが、観光の目玉だった2階ギャラリーの「ディーシス」や「聖母子と星帝家族」など、キリスト教絵画は非公開となっています。
◾️Ayasofya-i Kebir Cami-i Şerifi（アヤソフィア）
住所：Cankurtaran Mah., Ayasofya Meydani,No.1 Fatih
営業時間：24時間（礼拝時は入場不可。旅行者向けオープン時間は9時〜23時30分、金曜14時30分〜）
定休日：なし
料金：無料
トプカプ宮殿の見学エリアが拡大
イスタンブールの街全体を見渡すことができる、小高い丘に立つトプカプ宮殿。15〜19世紀にかけてオスマン帝国のスルタンが暮らした宮殿で、トプは大砲、カプは門を意味します。装飾タイルや金細工で飾られた豪華絢爛な部屋がみどころですが、2023年5月に見学エリアが拡大。ハレム・衣装の部屋・厨房は改装し、展示物が大幅に変更となりました。宝物殿には、武器庫から短剣とダイヤが移動。レストランの移転に伴い、新たにキョシュキュ（東屋）も再現され、みどころが倍増しています！
◾️Topkapı Sarayı（トプカプ宮殿）
住所：Topkapı Sarayı
TEL：0212-512-0480
営業時間：9〜18時（最終入場17時30分）
定休日：火曜（1月1日、ラマザン・バイラム1日目、クルバン・バイラム1日目）
料金：750TL（ハレムとのセット950TL、ハレム別売り入場券350TL）※料金は変動する可能性がある
カラキョイ地区にガラタポートがオープン
約40万平方メートルの敷地に、18億ドル以上の予算を費やしてガラタポート開発プロジェクトが着工。2021年10月、約250のレストラン＆カフェ、ショップが店を構える新たな情報発地に変身しました。トルコの絵画・写真・オブジェなどが中心のイスタンブール現代美術館にもぜひ立ち寄って。
アタチュルク文化センターがリニューアル
トルコ共和国の建国98周年にあたる2021年10月、街の中心部にある芸術文化の殿堂が、最先端の建築技術を駆使して再オープン。約2000席のオベラハウスや劇場、映画館、現代アートギャラリーのほか、レストランやカフェも設けられています。
◾️Atatürk Kültür Merkezi（アタテュルク文化センター）
住所：Gümüşsuyu Mah Mete Cad No.2,Beyoğlu
TEL：0212-372-5000
営業時間・定休日：施設により異なる
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トルコ建国100周年！
1923年10月29日に現在のトルコ共和国が誕生し、2023年で建国100周年を迎えました。それを記念して、多くの観光施設の修復や建設、インフラ警備などが行われ、街は変容を遂げています。
トルコ最大級のモスクが開堂
エルドアン大統領の下、6年の歳月をかけて2019年3月にオープンした、6万3000人を収容できる国内最大のモスク・チャムルジャ・ジャミィ。イスタンブール最高峰のチャムルジャの丘にそびえ立っています。ブルーを基調とした内部は、息をのむほどの美しさですよ。72mの高さの巨大ドーム、ブルー・モスクと同じ6本のミナレットが格式の高さを表しています。
◾️Çamlıca Camii（チャムルジャ・ジャミィ）
住所：Ferah,Ferah Yolu Sok, 6.Üsküdar
営業時間：24時間（礼拝中は立ち入り不可）
定休日：なし
料金：無料
チャムルジャ・タワーでパノラマビューを
チャムルジャの丘に立つ、高さ369mでトルコで最も高い建物。塔の頂上へはエレベーターで昇れます。海峡をはさんだ先には、ヨーロッパ側の景色が。海も市内も360度見渡せ、エキサイティングなパノラマビューが楽しめます。40階には広々としたレストランがあり、爽快な景観を望めます。
◾️Çamlıca Kulesi（チャムルジャ・タワー）
住所：Küçük Çamlıca Mah,Çilehane Cad, Oyma Sok. 1, Üsküdar
TEL：216-912-3400
営業時間：10〜22時
定休日：なし
料金：450TL
ユネスコ無形文化遺産に7つが追加
ユネスコの無形文化遺産に、2020年以降、新たに7つの無形文化遺産が加わりました。まずはトルコの紅茶文化。伝統的な鼓型のグラスを用いて愛飲され、トルコのおもてなしや社会的交流の象徴とされました。そして火山岩を独特の技法で切り出すアフラトの伝統的な石工、15世紀後半から物語として語り継がれる「ナスレッディン・ホジャ」、養蚕と伝統的な織物用の絹生産なども加わり、合計25のユネスコ無形文化遺産が登録されています。
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Text：るるぶ情報版（海外）編集部
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