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発祥の地が認めたクレピエが作る極上のガレット店「SAKURAI」【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】

発祥の地が認めたクレピエが作る極上のガレット店「SAKURAI」【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】

兵庫県 食・グルメ カフェ リノベーションカフェ ガレット るるぶ&more.編集部
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フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるガレット。カフェはもちろん、レストランなどでもちょくちょく出合う機会はあるものの、"聞いたことはあるけど食べたことはない..."という方や"聞いたことない!"という方もいらっしゃるかも。もちろん、"大好きです!"って人も多いはず。かくいう私きょん。はガレットという文字を見た瞬間に、ビビッ!ときちゃうくらい大好物なわけですが、とりわけおすすめしたいクレピエ(ガレット職人)が営むお店が兵庫県丹波篠山市にあります。

Summary

のどかな町にすっと溶け込む旅館をリノベーションしたカフェ

旅館をリノベーションしたノスタルジックな佇まい
旅館をリノベーションしたノスタルジックなたたずまい
ユニークなアンティーク家具がずらり
ユニークなアンティーク家具がずらり
四季折々の景色を眺められるカウンター席
四季折々の景色を眺められるカウンター席

三方を山で囲まれたのどかな町に忽然と姿を現す「SAKURAI(さくらい)」は、思わず"ただいま!"と言いたくなるほどアットホームなお店。かつては旅館だったのです、ここ。店内の随所にその面影が残されていて、空間全体を包む経年故の温もりと、配されたアンティーク家具やドライフラワーなどのアイテムが見事に調和。
窓の向こうには、ただただ緑が広がるばかり。もちろんビルや商業施設なんてものもない。コンビニに行くにも車がマスト。それがいい、すごくいい。都会にいるとついつい忘れがちな"息抜き"を、自然にできる場所ですね。
そんな「SAKURAI」がある丹波篠山市といえば、日本六古窯の一つである丹波焼で有名な町。
もちろん、丹波栗や黒豆といった特産品も盛りだくさんだし、実際にそれらの名産がメニューに使用されることもあるけど、「SAKURAI」と丹波焼は切っても切れない関係にあるのです。

フランスで開催されたガレットコンクールで快挙を達成したオーナークレピエ

輝かしい功績をオーナークレピエもつ櫻井さん
輝かしい功績をオーナークレピエもつ櫻井さん

オーナークレピエ(クレープ&ガレット職人)を務めるのは、これまでフレンチやカフェなどで研鑽を積まれてきた櫻井龍弥さん。
今から約3年ほど前、導かれるようにこの地へとやってきた櫻井さんは、自身が作る料理と丹波焼を融合させるこことで、新たなマリアージュを確立。
ガレットだけではなく、丹波焼、ひいては丹波篠山市の魅力まで発信しちゃうのだからすごい...!
そんな櫻井さんですが、なんとですね、ガレットの発祥地であるフランス・ブルターニュで開催された2023年度のガレットコンクールに出場し、日本人初となるクレープリー部門準優勝、総合3位という快挙を達成されたのです。そのときの写真は店内にも飾られているので、その勇姿をぜひご覧あれ!

丹波焼で魅せる料理の数々。

前菜は丹文窯(たんぶんがま)の器にのせて
前菜は丹文窯(たんぶんがま)の器にのせて
にんじんのポタージュは祥公窯(しょうこうがま)の器に。
にんじんのポタージュは祥公窯(しょうこうがま)の器に

本場フランスが認めたガレットがいただけるランチはコース仕立てでの提供となっていて、前菜、スープ、ガレット、デザート、そしてドリンクがセットになって3900円。
先述の通り、それぞれ丹波焼の器でいただけるのがここならでは。例えば前菜は丹文窯(たんぶんがま)、スープは祥公窯(しょうこうがま)、ガレットは稲右衛門窯(いなえもんがま)といったように、味わいながら丹波焼に触れられるのが魅力。
どの器で提供されるかは都度異なるので、その時々の出合いをお楽しみに!

フランスが認めた絶品ガレット。

ガレットの定番「ガレット・コンプレット」
ガレットの定番「ガレット・コンプレット」

ガレットはジビエや魚を使ったものなどなど計4種類から選ぶことが可能。
「ガレット・コンプレット」は香ばしく、噛み締めるたびに豊かな風味が広がる焼きたての生地は格別。
まずは生地だけをそのまま味わって、それから自家製のハムと絡めたり、卵と合わせて食べてみたり。
さらに、プラス300円で兵庫県三田市にある日向牧場(ひゅうがぼくじょう)のブルーチーズをトッピングすることができるので、お好きな方はぜひ!

デザートはフランスのクレピエ直伝のクレープが登場!
デザートはフランスのクレピエ直伝のクレープが登場!

ガレットに続くデザートは、フランス・パリ郊外にあるクレープリー「O11ze(オンズ)」から伝授されたレシピを元に作る塩キャラメルのクレープが登場。やさしく広がるやんわりとした食感とあふれ出す素朴な風味が◎

ドリンクは、自家製の「コーヒー」550円や「ジンジャエール」550円などがラインアップ(追加オーダー可)。

ドライフラワーが大集合した小空間。

店の奥には隠れ家のような空間が
店の奥には隠れ家のような空間が
中をのぞくとドライフラワーが!
中をのぞくとドライフラワーが!

店の奥にあるこの秘密基地のような空間には、店内のあちらこちらで出くわす「ドライフラワー」1本220円~が大集合!
これも気になる、あれも気になる...が堂々巡りしちゃうくらいどれもすてきで、ドライフラワーも丹波焼同様訪れるたびに違った出合いを楽しめるのがいい。もちろん、我が家にも置かせてもらっていたりします。
3300円~アレンジメントのオーダーもできるようなので"こんなの作れますか?"くらいのゆるい気持ちで聞いてみるといいかも◎

■SAKURAI(さくらい)
住所:兵庫県丹波篠山市今田町下立杭44
TEL:079-506-7735
営業時間:ランチ11~14時(要予約・空きがあれば当日予約も可)カフェ14時30分~18時
定休日:火曜


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。

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