食・グルメ
2024.02.18
「長崎飯店 渋谷店」で本場・長崎のちゃんぽん&皿うどんを満喫♪【大食いアイドルもえのあずきの絶品グルメ77】
こんにちは！もえあずこと、もえのあずきです。私が実際に食べて本当においしいと思えるグルメ&スイーツをご紹介するこの連載。今回は東京・渋谷西口にある町中華の名店「長崎飯店 渋谷店」をピックアップ！本格的な中国料理はもちろん、長崎・諫早出身のオーナーシェフが作る長崎名物の「ちゃんぽん」と「皿うどん」は、ぜひともオーダーしたい注目の逸品。お店オリジナルの巨大な羽根つき「焼き餃子」もお見逃しなく♪現在行われている渋谷駅周辺の再開発を受けて、2023年に西口の路地裏から玉川通り沿いに移転&リニューアルオープンしましたよ！
お店の顔！長崎の味「ちゃんぽん」
「長崎飯店 渋谷店」といえば、渋谷駅西口で半世紀近く愛されてきた人気の中国料理店です。なかでも長崎・諫早出身のオーナーシェフ・村中博孝さんが作る、長崎県民のソウルフード「ちゃんぽん」と「皿うどん」はリピート必至のメニュー！
まずは、お店の顔である本場・長崎の味「ちゃんぽん」からご紹介しましょう♪
100年以上の歴史をもつ長崎生まれの“ちゃんぽん”。キャベツやモヤシ、豚バラをはじめ、アサリやイカ。練り物大国・長崎ならではの具材として、はんぺんやちくわ、かまぼこなどがこれでもか～！と入っています。
「長崎飯店」の「ちゃんぽん」の最大のポイントがコチラ！長崎・諫早から取り寄せているという“牡蠣”を具材に用いていることなんです。
スープは豚足・豚ガラ・鶏ガラから抽出した濃厚でコクのある“とんこつベース”。そこに牡蠣のエキスやうまみが加わることで、魚介のコクもプラスされた芳醇なスープが堪能できます。
「ちゃんぽん」の良し悪しを左右するといわれる麺も、もちろん長崎から取り寄せています。長崎のちゃんぽん麺の特徴といえば、かんすいのひとつである“唐灰汁（とうあく）”を小麦粉に混ぜて作っていること。麺の独特の風味だけでなく、熱々のスープに負けないコシが楽しめるのも、本場・長崎のちゃんぽん麺ならではなんですよ！
野菜・肉・魚介がたっぷりでボリューム満点！最後の1滴まで無駄にすることなく飲み干したくなるひと品です。お好みで長崎生まれのウスターソース「金蝶（きんちょう）ソース」やお酢をかけていただくのも美味。
熱々の餡かけとパリパリ麺がたまらない「皿うどん」
続いてご紹介するのは、長崎名物「皿うどん」です。今から120年以上前、長崎で汁なしのちゃんぽんとして誕生したのがはじまりだそう。
本場・長崎では、ちゃんぽん麺を使ったものを「太麺皿うどん」、パリパリ麺を「細麺皿うどん」と区別しているそうです。
ここ「長崎飯店 渋谷店」では、注文時にパリパリの細麺＝「硬麺」orちゃんぽん麺＝「軟麺」を選ぶことができます。
今回私がオーダーしたのは、硬麺の「皿うどん」です。とろりとした熱々の餡かけにパリパリ麺がくせになる至極のひと皿。餡を吸ったパリパリの麺が徐々にしっと～りと変化する、この瞬間がたまりません♪
「皿うどん」の餡は、ちゃんぽんのベースに砂糖を加えて少し甘めに仕上げています。半分ほど食べ進めたところで、お好みで「金蝶ソース」をかけて味変をしながら楽しみましょう。
ビッグサイズの羽根に驚き！「焼き餃子」
見てみて～！これすごいでしょ～！もえあずおすすめのラストを飾るのは、巨大な羽根つき「焼き餃子」です。
「長崎飯店 渋谷店」では、焼き餃子のほかに水餃子、蒸し餃子、揚げ餃子と全4種の餃子を展開しています。なかでも一番人気はこちらの「焼き餃子」。羽根が大きすぎて見えないけれど、お皿には5個の餃子がのっています。
実はこの餃子、焼きの工程の際にお湯ではなく“ちゃんぽんのスープ”を使って焼いているんです！だからこそ、こんなにもパリッパリで香ばしい羽根ができあがるんですね。
オーナーシェフの村中さんいわく、理想の焼き上がりのイメージは“薄いセミの羽根”なのだとか。
外はパリッパリ、中の餡はとってもジューシー！具材はキャベツ&ニラと豚ひき肉の構成で、野菜3に対して肉1の割合。野菜が多めなので、さっぱりと味わえます。酢、しょうゆ、ラー油を合わせたお店オリジナルの“餃子のタレ”をつけて召し上がれ。
ふらっと立ち寄れる駅近の町中華
お店までは、JR渋谷駅西口から歩いて約3分。玉川通りに面したビルの1階にあります。ランチタイムは開店前から行列ができるほどの人気店。14時前後が狙い目タイムですよ。
店内にはテーブル席とソファー席のほか、グループで利用できる円卓席も完備。ランチ、ディナー問わず、おひとりさま利用が多いのも「長崎飯店 渋谷店」の魅力です。
こちらは先ほど「ちゃんぽん」や「皿うどん」で使用した、長崎のご当地調味料「金蝶ソース」。レジ横で販売しているので、おうちでも楽しみたい人はぜひどうぞ！
オーナーの村中さんが「故郷・長崎の味を東京でも楽しめるように」との思いからスタートした「長崎飯店」。郷土の味を懐かしむ長崎出身者はもちろん、その味を知るリピーターで連日行列が絶えません。今回私はランチタイムに訪問しましたが、お酒とともに楽しむディナータイムもおすすめですよ。 まずはもえあずイチオシの“長崎ちゃんぽん”を味わってみてくださいね♪
■長崎飯店 渋谷店（ながさきはんてん しぶやてん）
住所：東京都渋谷区道玄坂1-9-1 梅山ビル1F
TEL：03-3464-0528
営業時間：11時～14時30分、17～21時LO（土曜は11時～14時30分 ※ランチ営業のみ）
定休日：土曜午後、日曜、祝日
Text：清沢奈央
Photo：松倉広治
Hair&Make：長谷川廣樹
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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