【札幌 ニューオープン】開拓浪漫に包まれて過ごす極上の新空間「ホテル創成札幌 Mギャラリー」誕生

ホテル創成札幌 Mギャラリー

【札幌 ニューオープン】開拓浪漫に包まれて過ごす極上の新空間「ホテル創成札幌 Mギャラリー」誕生

ニューオープン ホテル バー 北海道 るるぶ&more.編集部
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札幌中心部を南北に流れる創成川。その東側「創成イースト」とよばれるエリアには、今も開拓使時代の面影を残すいくつもの建物が残る一方、地元の若者がこよなく愛する個性的なお店が点在しています。そんな創成イースト地区に1月30日、オープンしたのが「ホテル創成札幌 Mギャラリー」。フランスを拠点とする世界最大級のホテルグループ・アコーの運営で、過去と現在、和と洋が調和した新しい空間が誕生しました。

Summary

開拓使時代の名残と最新トレンドとが混在する「創成イースト」の新ホテル

ホテル向かい、サッポロファクトリー内にある札幌開拓使麦酒醸造所/ホテル創成札幌 Mギャラリー
ホテル向かい、サッポロファクトリー内にある札幌開拓使麦酒醸造所/ホテル創成札幌 Mギャラリー

ホテル創成札幌 Mギャラリーがオープンしたのは、札幌で人気の複合総合施設「サッポロファクトリー」の西側。サッポロファクトリーと言えば、明治9年(1876)に日本人の手によって初めて本格的なドイツタイプのビールが作られた「日本のビール発祥の地」とも言える場所で、今も当時の建物の姿が残されています。その敷地内にある札幌開拓使麦酒醸造所では、現在も伝統的な製法でビール造りが行われており、今回オープンしたホテルのバーでも「開拓使ビール」を味わうことができます。

開業テープカットセレモニーの様子/ホテル創成札幌 Mギャラリー
開業テープカットセレモニーの様子/ホテル創成札幌 Mギャラリー

今回誕生したホテルは、昨年3月に多くの市民に惜しまれつつ閉館した「ホテルクラビーサッポロ」を新たに生まれ変わらせたもの。地下1階、地上6階、客室は全118室を備え「21世紀に生まれ変わる開拓使の邸宅」をコンセプトに館内至るところに札幌を開拓した先人たちへのオマージュが散りばめられています。

過去と現代、和と洋が調和した、上質で居心地のよい空間

ビール造りに欠かせない重要な原料「ホップ」の立体彫刻/ホテル創成札幌 Mギャラリー
ビール造りに欠かせない重要な原料「ホップ」の立体彫刻/ホテル創成札幌 Mギャラリー

エントランスを入ってすぐに出迎えてくれるこのオブジェは何だと思いますか? 答えはビール造りの原料となる野生の「ホップ」という植物の彫刻。札幌を中心に国内外で活躍するアーティスト・川上りえさんの作品です。

レセプションは、重厚さと洗練された軽やかさが同居する心落ち着く空間/ホテル創成札幌 Mギャラリー
レセプションは、重厚さと洗練された軽やかさが同居する心落ち着く空間/ホテル創成札幌 Mギャラリー

頭上にハマナスと木漏れ日を仰ぐフロントに、北海道や民族にゆかりある本、開拓使時代に使われていた生活用具などが飾られた棚…。非日常の別世界に入り込んでいくようなワクワク感に包まれます。

壁面を彩るメダリオンのなかには前身であるホテルクラビーサッポロから引き継いだものも
壁面を彩るメダリオンのなかには前身であるホテルクラビーサッポロから引き継いだものも
エレベーターホールに飾られた懐中時計
エレベーターホールに飾られた懐中時計

ホテル名に「ギャラリー」の名を冠するのにふさわしく、館内のあちこちにさりげなくアート作品が飾られているのにもテンションが上がります。

馬を描いた作品や馬具をモチーフにした作品が館内あちこちに配されているので、ぜひ探してみて
馬を描いた作品や馬具をモチーフにした作品が館内あちこちに配されているので、ぜひ探してみて

北海道開拓を支え、今も大切な産業となっている「馬」をモチーフとした作品も館内のあちこちに。酪農王国北海道らしい遊び心を込めて、乳牛ホルスタインをイメージした白黒柄のインテリアもさりげなく使われているので、探してみると楽しいですよ。

令嬢気分でステイしたい。「開拓使時代の邸宅」をイメージしたレトロモダンな客室

室内29平方メートルの「スーペリア」/ホテル創成札幌 Mギャラリー
室内29平方メートルの「スーペリア」/ホテル創成札幌 Mギャラリー

客室は、開拓使時代の官吏や開拓を支えた「お雇い外国人」の邸宅をイメージしたもの。最もリーズナブルな写真の「スーペリア」は緑と深紫を基調に和と洋が調和した心落ち着く空間です。客室の壁の絵をよく見ると、これは絵の具で描かれたものではなく当時の創成イーストも風景を写し取った織物。明治時代の札幌では、織物が重要な産業であったことにちなむそうです。
ほかにも「デラックス」「はまなすスイート」など全7タイプが用意されています。

馬具を素材にしたアート作品と香水瓶をモチーフにしたペンダントライト
馬具を素材にしたアート作品と香水瓶をモチーフにしたペンダントライト

照明には開拓使の重要な事業の一つであった香水の瓶を模したペンダントライトを使うなどの工夫が散りばめられています。

北海道らしさが詰まった唯一無二のカクテルに酔う、暖炉を囲む素敵バー

ビール釜をモチーフにした暖炉が目をひくバーラウンジ。北海道ワインやクラフトビール、地酒なども豊富にそろいます/ホテル創成札幌 Mギャラリー
ビール釜をモチーフにした暖炉が目をひくバーラウンジ。北海道ワインやクラフトビール、地酒なども豊富に揃います/ホテル創成札幌 Mギャラリー

客室でほっと一息ついた後は、ぜひ1階のバーラウンジへ。客室のコンセプトが「開拓使時代の邸宅」であるのに対し、バーは「開拓使の社交場」をイメージしているそう。「バー」というとなんだか敷居が高く感じられてしまいますが、こちらは女性一人での「バーデビュー」にも自信を持って薦められる空間です。

カウンターに座ってバーテンダーさんと会話を交わし、カクテルをリクエスト。そんな体験が気軽にできるのもホテルバーならでは
カウンターに座ってバーテンダーさんと会話を交わし、カクテルをリクエスト。そんな体験が気軽にできるのもホテルバーならでは
「五稜星」をかたどった氷に、北海道麦酒醸造所のシンボルでもある煙突、きらきらと光が漏れる仕掛け…。思わず写真を撮りたくなるオリジナルカクテル「創成ポラリス」(1800円。ノンアルコールは1500円)/ホテル創成札幌 Mギャラリー
「五稜星」をかたどった氷に、北海道麦酒醸造所のシンボルでもある煙突、きらきらと光が漏れる仕掛け…。思わず写真を撮りたくなるオリジナルカクテル「創成ポラリス」(1800円。ノンアルコールは1500円)/ホテル創成札幌 Mギャラリー

こちらを訪れたらぜひオーダーしてほしいのが、オリジナルカクテルの「創成ポラリス」。ポラリスつまり北極星は「五稜星」の名で開拓使がシンボルとしたモチーフ。旧北海道庁や札幌時計台などでも目にするあの赤い星のことです。
北海道特産の果実「ハスカップ」のワインにホップフレーバーの炭酸水、グレナデンシロップ、ジンを組み合わせた北海道らしさを詰め込んださわやかな一杯となっています。

ゆらゆらと炎が揺れる暖炉を眺めながら開拓の昔に思いをはせるひと時は格別/ホテル創成札幌 Mギャラリー
ゆらゆらと炎が揺れる暖炉を眺めながら開拓の昔に思いをはせるひと時は格別/ホテル創成札幌 Mギャラリー

「お酒は苦手という人」ももちろん大歓迎。コーヒーやジュース、ノンアルコールカクテルなどを楽しみながらゆっくりくつろぐことができます。

ビール醸造所を思わせるレストラン、最新マシンを備えたフィットネスジムも完備

伝統的なビール醸造所を思わせるレストラン/ホテル創成札幌 Mギャラリー
伝統的なビール醸造所を思わせるレストラン/ホテル創成札幌 Mギャラリー

レストランは、ドイツの伝統的なビール醸造所にインスピレーションを得た内装。5237本ものビール瓶を使ったアート作品に目を奪われます。こちらでは、北海道産しいたけの出汁で煮込んだ「キノコニオンスープ」をはじめ、北海道の素材にシェフの愛情がこもった料理の数々をいただくことができます。

24時間利用可能なフィットネスジム
24時間利用可能なフィットネスジム

館内には最新マシンを備えたフィットネスジムもあり、何日でも滞在したくなる心地よさ。
以上、創成イーストはもちろん、札幌や北海道観光の拠点にぜひ訪れてほしい素敵なホテルの誕生をお伝えしました!


■ホテル創成札幌Mギャラリー(ほてるそうせいさっぽろ えむぎゃらりー)
住所:北海道札幌市中央区北2条東3丁目サッポロファクトリー西館
TEL: 011-242-1111
チェックイン/アウト:15時/11時
料金: 2万8000円~(2名1室朝食付き1人名分料金)
アクセス:JR札幌駅から徒歩16分、地下鉄東西線バスセンター前から徒歩7分


Text:石渡裕美
Photo:ホテル創成札幌 Mギャラリー、石渡裕美


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