
【最新】さっぽろ雪まつり2025年の見どころはココ! 服装などもチェック
札幌の冬の風物詩といえば「さっぽろ雪まつり」。毎年、迫力満点の大雪像や氷像をひと目見ようと、国内外からたくさんの観光客が訪れています。第75回となる2025年は2月4日(火)~8日(火)まで実施。見どころや服装のポイント、回り方のコツをチェックして、「さっぽろ雪まつり」を120%堪能してくださいね。
さっぽろ雪まつりって、どんなイベント?
70年以上の歴史を誇る「さっぽろ雪まつり」。1950年、地元の中・高生が6つの雪像を大通公園に設置したことをきっかけにスタートしました。
その規模は年々拡大。1955年には自衛隊による大規模な雪像づくりが始まり、現在の「さっぽろ雪まつり」の形に。
例年2月上旬には、市内中心部の会場に約160基もの個性豊かな雪氷像が出現し、非日常的な雪と氷の世界が人々を魅了しています。
会場は、雪像が並ぶ「大通会場」、きらびやかな氷像が鎮座する「すすきの会場」、雪遊びが充実している「つどーむ会場」の3つ。「大通会場」と「すすきの会場」は500mほどの距離。ゆっくり歩いても10分ほどでハシゴできます。
まずはメインの「大通会場」へ
「さっぽろ雪まつり」に来たらまず足を運びたいのは、メイン会場となる「大通会場」。
イベントの目玉である大雪像が立ち並ぶのもこの会場です。毎年さまざまなテーマで作られる大雪像は圧巻の迫力。細かい部分まで緻密に再現されています。
「大通会場」には、家族で雪遊びが楽しめるコーナーも。雪国ならではの体験ができるのも醍醐味の一つです。
「大通会場」の見どころはこれだけではありません。アツアツの北海道グルメを味わえる食べ物屋台があるのもこの会場。
浜焼きや焼きとうきび、ジャガイモなど、多彩なグルメが冷えた体を温めてくれます。
「さっぽろ雪まつり」オリジナルグッズを販売するブースも。おみやげにもぴったりなのでぜひチェックしてみてくださいね。
大小60基の氷像が並ぶ「すすきの会場」
北海道一の歓楽街・すすきのには、氷彫刻アーティストによる精巧な氷像がずらり。その数なんと60基!
氷の中に北海道の海鮮がびっしり埋め込まれた「魚入り氷像」や、アーティストが技術を競い合う「氷彫刻コンクール」の作品など、見どころ多数。
歓楽街の夜に煌めくネオンと美しい氷像の競演は「すすきの会場」最大の魅力です。
服装のポイントと効率的な回り方
2月は札幌が1年のうちで最も冷え込む時期。昼間でも氷点下なので、最低でも3時間は外にいることを想定して、しっかりとした防寒対策を。
保温性の高いインナーはもちろん、ダウンジャケットや厚手のコート、タイツやニット帽、手袋は必須。
商業施設や飲食店など、室内はかなり暖房が効いているので、着脱しやすい服装がおすすめです。
また、路面が凍結していることも多いため、靴はヒールのある靴や革靴ではなく、滑り止めのあるスノーブーツを選ぶようにしましょう。
「さっぽろ雪まつり」を攻略のコツは、いかに効率的に回るかということ。 大通会場は西1~10丁目までブロックごとにテーマが異なる会場が続いています。大雪像を中心に楽しみたいなら、札幌駅前通と大通が交差する4丁目を始点に10丁目まで巡ってみましょう。
事前に各会場の気になるイベントをチェックしてスケジュールを調整するとより効率的。プロジェクションマッピングやライトアップなど夜の演出も見逃せないので、あらかじめ見たい会場を絞り、大通とすすきの会場をハシゴするのがおすすめですよ。
約200万人が来場する人気イベントとあって、昼どきには周辺の飲食店も大混雑に。少し早めるか、遅らせるか、時間をずらすのが得策です。
大通1丁目にはさっぽろテレビ塔、その近くには札幌市時計台と、会場周辺には有名観光地も。寒さしのぎにもなるので、合わせて訪ねてみてくださいね。
一度では回り切れないほど、見どころ満載の「さっぽろ雪まつり」。パンフレットは、札幌駅構内の観光案内所や会場内の案内所、公式ウェブサイトなどで入手可能。事前にしっかりプランニングして、忘れられない冬の思い出にしてくださいね。
※諸事情により営業時間、各種イベントは変更となる可能性があります。
Text:高島夢子
Photo:亀畑清隆写真事務所、石渡裕美、札幌観光協会
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