「豊洲 千客万来」オープン!食と温泉を堪能し尽くせる新スポットを詳しくご紹介
近年、ひと際活気と賑わいをみせる豊洲に新たな商業施設「豊洲 千客万来(とよす せんきゃくばんらい)」が2024年2月1日(木)にオープンしました。江戸の街並みを彷彿とさせる広大な施設内には、寿司やウナギ、旬の素材などを楽しめる「食楽棟」と足湯や温泉、岩盤浴など1日中くつろげる「温浴棟」が!そんな食や温泉などが楽しめる「豊洲 千客万来」について詳しくレポートします。
Summary
まるで江戸の街!「豊洲 千客万来」ってどんなところ?
ゆりかもめ「市場前駅」から徒歩4分のところにあるのが、2024年2月1日(木)にオープンした豊洲の新たな商業施設「豊洲 千客万来」。「うまさの聖地」をコンセプトとしていて、飲食店が約70店舗集まり食を堪能できる「食楽棟(豊洲場外駅前広場)」と無料の足湯や露天風呂などで癒やされる「温浴棟(東京豊洲 万葉倶楽部)」の2つの施設で構成されています。
「時の鐘広場」は、食楽棟のランドマークの“時の鐘”の下に広がる多くの人が集う広場。10時、12時、15時、18時、21時には実際に鐘が鳴るので、タイミングが合った際には耳を澄ましてみて。広場では定期的にイベントなども開催予定。いっそう「豊洲 千客万来」が盛り上がりそう。
寿司やウナギ、旬の素材など食を楽しむなら食楽棟!
食楽棟は主に「豊洲江戸前通り」、「目利き横丁」、「豊洲目抜き大通り」、「よりどり町屋」の4つのエリアで構成されています。
1階にある「豊洲江戸前通り」はラーメン店をはじめ、気軽に食べられる食事を提供する店舗が並んでいて、近隣のオフィスワーカーや住民などが日常的に利用しやすいエリア。ずらりと並ぶのれんが非日常の雰囲気を醸し出していて、心がウキウキしちゃいます。
2階室内の「目利き横丁」は、仲卸が目利きした新鮮な旬の食材や珍味を、食べ歩きやカウンターで楽しむことができるエリア。お店それぞれから漂う食欲を誘う香りにテンションが上がること間違いなし。
2階外の「豊洲目抜き大通り」は、寿司やウナギなど江戸時代から日本人に愛されてきた飲食店街や江東区で人気のお店が並ぶエリア。活気のあふれた江戸の街並みをイメージしてつくられた空間で、通りに並ぶお店はどこも料理を作っているところが見られるライブ感のある店構えです。食べ歩きするのも楽しそう!
3階の「よりどり町屋」は豊洲市場に隣接しているという立地から、新鮮な海鮮を使用した丼や寿司店が集まるエリア。江戸時代には、気軽に屋台で寿司を食べていたという歴史的背景から、中央には寿司も楽しめるフードコートを設置しています。
食楽棟で味わえるおすすめフードとお店を紹介
食べ歩きなら「越後屋 助五郎」の「紀州鮎塩焼」648円がおすすめ。焼く際にしっかりと塩で味付けされた鮎の塩焼きは、紀州の鮎を使い、炭火で焼いているためふわふわ食感の身を堪能することができます。比較的小ぶりなサイズで食べやすいです。
日本全国のおいしいものが集まっている食楽棟。「濱風茶房」は、福岡県の八乙女茶をスイーツで味わえるお店です。
ここでぜひ食べてほしいのが、八女茶を練り込んだ餡をプリンの上にトッピングした、抹茶好きにはたまらないモンブラン。目の前で抹茶のペーストを生搾りしてくれる映え演出には思わずカメラを向けちゃいます。トップにはきめ細かい抹茶の粉末もかけられていて濃厚な味わいを堪能できますよ。
東京下町のおでん種店「豊洲金ぷら」が約70年培ってきた知識と技術を注ぎ込んだ、ダイコン、タマゴ、カニカマ、海鮮串、野菜天、5種類の具材の盛り合わせおでんも。朝早くから自社製の出汁につけ込んでいるため味がものすごく染み込んでいて、特にダイコンは衝撃的な軟らかさと濃い味わいでおすすめです。
「海鮮バイキング いろは」は、生本マグロや本ズワイガニ、焼き魚、揚げ物、あら汁など50種の幅広い海鮮を楽しめるバイキング。70分大人6578円の「いろは」、70分7678円の「まつり」、100分8228円の「うたげ」の3つのコースが用意されており、生本マグロの解体ショーのイベントもあるのでぜひ楽しんでみて。
無料の足湯も体験できる!1日中まったり過ごせる温浴棟で夢心地のひととき
ここからは露天風呂や足湯、サウナ、岩盤浴などが設置されている24時間営業の温浴施設、温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」の注目ポイントを紹介していきます。温浴棟へは、食楽棟2階からつながっているエントランスより入場できます。「万葉の湯」と書かれた大きなちょうちんが目印です!
温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」の8階にある「千客万来足湯庭園」は、「豊洲 千客万来」に訪れた人なら誰でも楽しめる無料の足湯スポットです。目の前に広がる豊洲の景色を眺めながらゆっくりとくつろぐことができちゃいます。食べ歩きをした後のひと休みの場にぴったりなのでぜひ利用してみて。
温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」のメイン、大浴場では東京湾を眺めながら入浴できる自慢の露天風呂が魅力!箱根、湯河原の源泉から毎日運ばれる名湯につかることができ、極上のひとときを過ごせます。脱衣室にはタオルが大量に用意されていて、レンタル料もかかりません。手ぶらで気軽に足を運べるのがうれしいポイントです。
最上階10階にある「展望足湯庭園」は入館者が利用できる足湯となっていて、360度パノラマで豊洲の景色を一望しながらリラックスすることができます。夜はライトアップされたレインボーブリッジなど東京都心の夜景を見ることができ、うっとりしてしまうこと間違いなしです。
無料で利用できるリラックスルームや有料の宿泊用客室もあるので、1日中滞在することも可能です。特別室の「いちょう」は部屋風呂が付いた風情のある和室の宿泊部屋で、ひとりでも大人数でもまったりとくつろげる広々としたぜいたく空間になっています。思い出に残る1日を過ごしたい方はぜひ。
日帰りで楽しむもよし、泊まって満喫するもよし。江戸時代にタイムスリップしたような非日常の空間が広がる「豊洲 千客万来」で家族や友人、おひとりさまも食や温泉などを堪能しにぜひ訪れてみて。
◼︎豊洲 千客万来(とよす せんきゃくばんらい)
住所:東京都江東区豊洲6-5-1
TEL:03-3533-1515、温浴棟(東京豊洲 万葉俱楽部)03-3532-4126
営業時間:食楽棟10〜22時※店舗により異なる、温浴棟(東京豊洲 万葉俱楽部)24時間営業(千客万来足湯庭園のみ10〜20時)
定休日:無休
アクセス:ゆりかもめ市場前駅から徒歩4分
料金(温浴棟):マル得セット入館料大人(中学生以上)3850円、子ども(小学生)2000円、幼児(3才〜未就学児)1400円、3才未満無料※時間帯によって料金は異なる
Text&Photo:小杉環太(エフェクト、一部「豊洲 千客万来」からの提供写真あり)
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