【横浜】地元で愛される「よつばベーカリー」。北海道産小麦を使ったパンは個性派揃い!
JR石川町駅から元町方面とは反対側の静かな通りにある「よつばベーカリー」。ほんわかムードが漂うこちらは、2018年12月のオープン以来地元の人々に愛される人気のパン屋さんです。小さなお店ですが、北海道産小麦を使ったパンは約40種類ほどとバラエティー豊か。ほかにはないオリジナリティーあふれる個性派パンもあるので、お気に入りを探してみては?
夫婦で営むアットホームなベーカリー
「よつばベーカリー」があるのは、どこか懐かしさを感じさせる路地裏といったムードのひらがな商店街。店名が書かれた緑色のシェードが可愛らしい店構えが目を引きます。
店内に入ると、左右の棚に食パンやクリームパンなどの定番はもちろん、いろいろな惣菜パンがずらり。横浜市内のベーカリーで腕を磨いたご主人と奥様の2人で営んでおり、店の奥にある厨房でひとつひとつ丁寧に手作りしています。
お店のコンセプトは「昔ながらの町のパン屋さん」とのことで、家族3世代で楽しめるパン作りを目指しています。
3世代で楽しめるパンはほっこり懐かしい味わい
年配の方からお子さんまで幅広く食べられるようにと、パンは軟らかめが中心です。さっそく人気のパンをチェックしていきましょう!
まずは「焦がしバターのメロンパン」。バターが香るふんわり軽い食感のパンにクッキー生地がクセになる味わいで、こどもから大人まで好きな人が多いのも納得です。
お惣菜系で人気の「明太フランス」は、食べやすい硬さのパンに明太子があふれんばかりにたっぷり。2種類の明太子を使って味に深みを出しています。
「ちくわパン」は、ツナサラダ入りのちくわをまるごと1本使用。弾力のあるちくわとソフトなパンの食感が絶妙です。
こちらは厚めに切ったよつばバターと、北海道十勝産の小豆を使った粒あんをセミハード系のパンにサンドした「あんバターフランス」。ほどよい甘さの粒あんとバターの相性は申し分なし! 大人のこぶしくらいの大きさで、サイズ感もちょうどいいですね。
耳の部分も柔らかく焼きあげたこだわりの「角食パン」は、ふわっ、もちっとしていて、焼かずにこのまま食べておいしくいただけます。4枚、6枚など希望の厚さを伝えれば、その場でスライスしてもらえますよ。売り切れてしまうこともあるので、食パンがお目当ての方は早めに行くか予約をするのもおすすめです。
あまーい「シナモンロール」。ほんのりシナモンが香るパンにクリームがたっぷりのっていますが、しつこ過ぎず、ペロリとイケちゃいます。
種類豊富なあんぱんや季節の食材を取り入れたパンも要チェック!
「よつばベーカリー」では、「粒あんぱん」、「コーヒーあんぱん」といったあんぱんがいろいろと揃っているのも特徴のひとつ。なかでもユニークなのがこちらの「塩豆もちあんぱん」。
塩赤えんどう豆入りのパンの中には、粒あんとおもち入り。まるで塩大福のような和を感じる味わいで、赤えんどう豆の塩気がいいアクセントになっています。春には「さくらあんぱん」237円、秋には「栗あんぱん」205円も並ぶとか。
あんぱんに限らず、旬の素材を使ったものなど季節に合わせたパン作りにも積極的。たとえば冬には「豚まんのおやき」248円、春には「たけのことチーズのおやき」237円や「菜の花とあさりのフォカッチャ」302円、夏には「スパイシーキーマカレーパン」259円、秋には「きのこシチュードッグ」345円などなど。季節ごとに違ったメニューが登場するのも楽しいですね。
■よつばベーカリー(よつばべーかりー)
住所:神奈川県横浜市中区石川町2-68-4
TEL:045-298-5291
営業時間:10〜18時※売り切れ次第終了
定休日:日・月曜、祝日
Text:山田美恵
Photo:伊藤晴世
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
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