2024年2月OPEN【道の駅 グリーンファーム館山】地産地消グルメに農作業体験も!
富津館山道路の終点、富浦ICから車で15分ほど。千葉県内では30番目、館山では2番目となる道の駅「グリーンファーム館山」が、2024年2月16日にグランドオープン! 今回は、オープンしたばかりの「グリーンファーム館山」の魅力をご紹介します♪
Summary
グリーンファーム館山ってこんなところです
豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、さまざまな農水産物がとれる館山は「食材の宝庫」とよばれることも。この豊かな食材をはじめ、館山の魅力を体感できる施設としてオープンしたのが「道の駅 グリーンファーム館山」です。
広々とした敷地には地産地消のレストランや、地元産の野菜や果物などが集まるマーケット、テイクアウト専門店などが並んでいます。また、地域の魅力を伝える情報発信コーナーやさまざまに使えるキッチンスタジオなども備え、建物の裏側には農業&収穫体験などを楽しめる広大な農園やBBQコーナーも。海と山に囲まれた館山の自然の恵みをまるごと体験できる施設になっています。
大人気カフェが南房総地域に初出店! 「のうえんカフェ 館山」
道の駅の注目施設のひとつが「のうえんカフェ 館山」です。「のうえんカフェ」といえば、とれたての野菜をふんだんに使った、ヘルシーでボリューム満点のメニューでおなじみ、袖ケ浦の大人気店。それが南房総地域に初出店するとあって、オープンを待ちわびる地元の人も多かったそう。
「のうえんカフェ 館山」のメニューにもこのコンセプトは受け継がれ、魅力的なメニューが揃っています。
ランチでは、メイン1品にサラダやキッシュ、テリーヌ、スープなどがのったプレートランチを提供します。
看板メニューのひとつが、館山産イノシシを使った「WILD BOARのポットパイプレート」です。メインのポットパイには、じっくり煮込んだイノシシ肉のシチューが入っており、ホロホロと軟らかいイノシシ肉はクセもなく、ほかのどの肉とも違った風味を楽しめます。パイ生地を少しずつ崩しながら、イノシシのシチューを味わいます。
こちらのメインは、たっぷりとチーズがのったアツアツのグラタン。なんと、中には洋食の定番、ナポリタンとハンバーグが! 人気の洋食メニューをコラボさせた独創的なグラタンを、新鮮野菜のサラダやキッシュと一緒に召し上がれ。
メニューを見ていると、プレートランチに目を奪われがちですが、のうえんカフェではスイーツも人気なんです。手作り寒天を使ったクリームあんみつが定番ですが、それよりも気になるメニューを見つけちゃいました。その名も「ゆめのデカプリン」! 写真ではその迫力が伝わりませんが、なんと通常の10倍以上というビッグサイズで、直径18cmほどのプリンの上にたっぷりと生クリームがのっています。ひとりで食べてもOKですが、お友達と仲よくシェアするのが断然おすすめです。
■のうえんカフェ 館山(のうえんかふぇ たてやま)
営業時間:10時30分~16時30分LO
手軽に地元グルメを満喫! テイクアウト専門店へ
もっと手軽に地元グルメを楽しむなら、建物の脇に並ぶテイクアウト専門店へ。テイクアウトした商品は、店の前にある広々としたテラス席で食べられます。
「TATEYAMA BURGER」は、ハンバーガーをはじめとする軽食のお店。「須藤牧場 道の駅グリーンファーム館山店」では、道の駅の近くにある須藤牧場の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやシェイクを楽しめます。
まずは「TATEYAMA BURGER」のメニューを紹介しましょう。
こちらが「TATEYAMA BURGER」の看板メニュー「オリジナルバーガー」です。館山駅西口にある人気店「ブーランジェリー スルジェ」のバンズを使ったボリューミーなハンバーガーで、シャキシャキのレタスをたっぷりと使用。ドリンクとポテトのセットなら、それだけでお腹いっぱいになります。
ちょっと小腹が空いたときには、「包みパイ」はいかがでしょうか。「あんバター」と「ハムチーズ」の2種類があり、あんや具材がたっぷり詰まっています。
ハワイのカウアイ島発祥とされる「プカドッグ」は、穴があいたバンズにソーセージを入れたハワイアンホットドッグ。トマト煮込みまたはハニーマスタードから選べます。
このほかイノシシ肉を使った「館山ジビエバーガー」も提供に向けて着々と準備が進んでいるそう。ワイルドなバーガーの登場が待ち遠しいですね。
■TATEYAMA BURGER(たてやまばーがー)
営業時間:10時~16時30分LO
次は、お隣にある「須藤牧場 道の駅グリーンファーム館山店」へ。
「ジャージーソフトクリーム」は、脂肪分たっぷりのジャージー牛の牛乳を使っているので濃厚さが違います。ひと口食べると、そのおいしさに納得。口の中に牧場の爽やかな風が通り抜けたようです♪
もうひとつの看板メニューがこの「生シェイク」です。須藤牧場の新鮮な牛乳と、バナナやマンゴーなどのフルーツがミックスされていて、フルーティーで濃厚な味わいが魅力。「苺」は冬から春にかけての期間限定メニューです。ここでしか食べられない「ピーナッツ」も要チェックですよ。
■須藤牧場 道の駅グリーンファーム館山店(すどうぼくじょう みちのえきぐりーんふぁーむたてやまてん)
営業時間:10時~16時30分LO
新鮮野菜からクラフトジンまで! 「マーケット」でおみやげ探し
建物の中央にある広いスペースが、地元の産品を販売する「マーケット」です。館山市内や近隣の生産者150軒ほどから届く、安心安全な野菜や果物、加工品などを販売しています。また、食材だけでなく地元の工芸品のコーナーもあるので、おみやげ探しにもぴったり。ドライブの途中で立ち寄って、館山が誇るおいしいものを探してみましょう。
おみやげにイチオシなのが、館山で創業100周年を迎えた「房洋堂」と「道の駅 グリーンファーム館山」がコラボした限定商品「花まるタルト」です。南国館山をイメージしたトロピカルフルーツ味3個と千葉県産落花生を使ったピーナッツチョコレート味2個が、かわいらしいパッケージに入っています。
須藤牧場の牛乳も購入できます。「須藤牧場ジャージー牛乳」は、稀少なジャージー牛の牛乳100%。バターのように香りが豊かで、なんとも贅沢な味わいです。「須藤牧場低温殺菌ノンホモ牛乳」は、ジャージーとホルスタインのブレンド牛乳。甘みや香りのバランスがよく、濃厚なコクを楽しめます。
お酒が好きな方は「TATEYAMA GIN」のクラフトジンはいかが? 地元のフルーツを使った「フルーツジン」は、ほのかなフルーツの香りが特徴です。パッケージもかわいらしいので、おみやげにもおすすめです。
国の伝統的工芸品にも指定されている「房州うちわ」は、京うちわ、丸亀うちわと並ぶ「日本の三大うちわ」のひとつ。竹の丸みを生かした「丸柄」と、格子模様が美しい半円形の「窓」が特徴で、インテリアとしても人気だとか。
ほかにも、地元の窯で焼かれる陶器なども展示販売されており、食だけでない館山の魅力を発信する場としても注目です。
■マーケット(まーけっと)
営業時間:9~17時(夏季は~18時)
農業体験やBBQも! 進化し続ける道の駅
道の駅グリーンファーム館山は、館山の豊かな食材を丸ごと楽しめる「食と体験のテーマパーク」を目指しており、実現に向けての準備が着々と進んでいます。
「体験」のひとつが農作業体験。敷地内の広い農園は、季節の花や野菜の収穫や農作業の体験ができるよう、畑作りが進められているところです。農作業体験の内容や開始時期は未定ですが、館山の食の魅力を体感できる施設として大きな期待が寄せられています。
田園風景を眺めながらBBQを楽しめる「グリーンファームBBQ」も、間もなく開業予定です。使いやすいWeberのガスグリルを備えているので、初心者も安心。ジューシーなお肉や、新鮮な地元野菜を豪快に焼きましょう。手ぶらで楽しめる本格的なBBQ、開業が待ち遠しいですね。
食事やお買い物をたっぷりと堪能した後は、ぜひ建物南端にある屋上へ。らせん階段を上った先には芝生が敷かれた小さなテラスがあり、周囲をぐるりと見渡せる眺望スポットになっています。爽やかな風に吹かれながら、館山の自然の豊かさを実感してみましょう。
テラスの西側に広がる農場の先に目をやると、木立の向こうに白い山の頭が見えました。
なんと、富士山です♪
空気が澄んでいる冬など、条件がよければ霊峰富士の姿を拝むこともできますよ。
食だけじゃない、館山の魅力満載の道の駅 グリーンファーム館山。
今度の週末に、ぜひおでかけください。
■道の駅 グリーンファーム館山(みちのえき ぐりーんふぁーむたてやま)
住所:千葉県館山市稲274
TEL:0470-29-7015
営業時間:9~17時(夏期は~18時。施設により異なる)
定休日:無休
アクセス:富津館山道路富浦ICから車で15分
駐車場:119台
https://greenfarm-tateyama.com/
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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