京都で食べたい♪ 湯豆腐、湯葉、お麩の名店|『京都完全版2024』からピックアップ!

京都で食べたい♪ 湯豆腐、湯葉、お麩の名店|『京都完全版2024』からピックアップ!

京料理 ご当地グルメ 京都府 おでかけ
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

好評発売中のJTBのムック『京都完全版2024』から気になるテーマをピックアップ!京グルメの大定番「湯豆腐・湯葉・お麩」の名店をご紹介します。良質な地下水に恵まれた京都で発展した伝統食材は、心にもしみる滋味豊かなおいしさ!ぜひ現地で味わってみてください。

Summary

老舗自慢の手作り昔どうふ「総本家ゆどうふ 奥丹清水」

総本家ゆどうふ 奥丹清水「昔どうふ一通り」4400円
「昔どうふ一通り」4400円

豆腐は精進料理に欠かせない食材です。お寺が多い京都に湯豆腐店が数多く存在するのもそのため。こちらは江戸時代初期に創業した豆腐専門店です。厳選した国産大豆を使用し、昔ながらの製法で手作りされる昔どうふは、大豆の濃厚な風味とどっしりとした食感が特徴です。

写真の「昔どうふ一通り」は湯豆腐のほか、木の芽田楽や胡麻豆腐、精進天ぷらなどが付く充実の内容でおすすめです。湯豆腐のひと口目は何もつけずに味わってみて。

二寧坂にあって風格のある店構えが目を引く「総本家ゆどうふ 奥丹清水」。約600坪の庭園に囲まれて窓からの景色もご馳走に。

■総本家ゆどうふ 奥丹清水(そうほんけゆどうふ おくたんしみず)
住所:東山区清水3-340
TEL:075-525-2051
営業時間:11時~16時30分(土・日曜、祝日は~17時30分)※季節により延長あり
定休日:木曜
アクセス:市バス停清水道から徒歩6分
駐車場:なし

書院の景色と湯豆腐を堪能「南禅寺順正」

南禅寺順正「ゆどうふコース花」3630円
「ゆどうふコース花」3630円

国の登録有形文化財に登録されている学問所「順正書院」を継承するお店です。国産大豆の木綿豆腐を使った湯豆腐は、柚子の香りがさわやか。「ゆどうふコース花」はなめらかな口どけの湯豆腐はもちろん、特製胡麻豆腐も美味!田楽や天ぷらも付いて満足感のあるコースです。窓の外の書院を眺めながらゆったり味わってください。

庭園の美しい緑や書院を眺めながら過ごせる京都ならではの食事処です。窓から見える180年以上前に開かれた順正書院が存在感を放ちます。

■南禅寺順正(なんぜんじじゅんせい)
住所:左京区南禅寺門前
TEL:075-761-2311
営業時間:11~15時(14時30分LO)、17時~21時30分(19時LO)
定休日:不定休
アクセス:地下鉄蹴上駅から徒歩5分
駐車場:なし

名店のなめらか豆腐を味わう「ゆどうふ竹仙」

ゆどうふ竹仙「ゆどうふおきまり」4180円
「ゆどうふおきまり」4180円

清凉寺境内にあるお店で、湯豆腐には有名料亭も御用達の老舗「森嘉(もりか)」の木綿豆腐を使用しています。写真の「ゆどうふおきまり」は湯豆腐と京料理がセット。八寸や炊合せ、和え物、胡麻豆腐などが朱器に盛られています。なめらかな食感の豆腐と上品なだしが格別です。

お店は清凉寺の境内にあり、どこか凛とした空気が漂います。店内から見える小さな坪庭は季節ごとに趣が異なり、舌とともに目も楽しませてくれます。

■ゆどうふ竹仙(ゆどうふちくせん)
住所:右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46釈迦堂清凉寺内
TEL:075-882-3074
営業時間:10~16時LO、17時~21時30分LO(夜は10名以上の予約のみ)
定休日:木曜(4・10・11月は不定休)
アクセス:JR嵯峨嵐山駅から徒歩12分
駐車場:50台(1回800円、食事利用の場合は返金)

伝統の京麸を自由にアレンジ「半兵衛麸」

半兵衛麸「むし養い」4400円
「むし養い」4400円

寺院や宮中で重用された伝統食の「麩」。京都ではもちもちとした食感の生麩がおなじみです。こちらは創業から330年以上の歴史を誇る麸と湯葉の老舗。販売のほか、予約限定で味わえる「むし養い」も人気です。栗麩と胡麻麩の田楽や、麩と湯葉の揚げ物など、味わいも食感も楽しい料理が並びます。京麸や京湯葉を焼いたり揚げたり、多彩な調理法でアレンジして提供されます。

建物は立派な京町家で、庭を眺める席もあり風情たっぷり。店内は麩の商品も豊富で、おみやげ探しにもぴったりです。

■半兵衛麸(はんべえふ)
住所:東山区問屋町通五条下ル上人町433
TEL:075-525-0008
営業時間:11~16時(入店は~14時30分※要予約)、販売は10~17時
定休日:水曜
アクセス:京阪清水五条駅からすぐ
駐車場:なし

湯葉の新しいおいしさを発見「京ゆば処静家二条城店」

京ゆば処静家二条城店「ゆば尽くし膳」3800円~
「ゆば尽くし膳」3800円~

生や乾燥したものがある「湯葉」。京都の専門店ではその日の分を手作りする生湯葉が人気です。こちらのお店では、国産大豆と南丹・美山町の清らかな水を使った自家製の京ゆばが味わえます。なかでも、とろける食感と大豆の濃厚な甘みが楽しめるゆば煮鍋と豆乳雑炊は必食。写真の「ゆば尽くし膳」は湯葉の刺身やゆば煮鍋、ステーキなど、8~10品の料理がバラエティ豊かに楽しめておすすめです。

カウンター9席のこぢんまりとした店内は、落ち着いた雰囲気で1人でも入りやすいですよ。

■京ゆば処静家二条城店(きょうゆばどころせいけにじょうじょうてん)
住所:中京区御池通黒門東入ル大文字町233-4
TEL:075-813-1517
営業時間:11時30分~14時30分、17時~21時30分(19時30分LO)
定休日:火曜(月・水曜は不定休)
アクセス:地下鉄二条城前駅から徒歩2分
駐車場:なし

京都へのおでかけに!
『京都完全版2024』もチェック

はじめてでも三度めでもこれでパーフェクト!旬な京都の大事典。今の京都で楽しみたい最旬情報から、絶対におさえておきたい観光スポット、グルメ&スイーツ、おみやげ情報までたっぷり紹介しています。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●この記事はJTBのムック『京都完全版 2024』に掲載した記事をもとに作成しています。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください