【おとなのソロ部】気軽にプチ台湾旅行気分!高田馬場「臺所」で本場のひとり用火鍋を満喫

【おとなのソロ部】気軽にプチ台湾旅行気分!高田馬場「臺所」で本場のひとり用火鍋を満喫

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日本からも近く、気軽にグルメや買い物、絶景が楽しめることで大人気の台湾。そんな台湾の伝統的な料理「石頭火鍋(しいとぅふぉぐぉ)」が食べられる本格台湾鍋店「臺所(たいところ)」が高田馬場にオープン!ひとり用サイズで提供される石頭火鍋や、夜市の定番メニュー「豚のあばら揚げ」を食べて日本にいながらにして台湾旅行気分を味わいませんか?

Summary

1940年代の台湾のキッチンをイメージした店内

JR高田馬場駅から徒歩約5分の場所にある「臺所」は、台湾を代表する鍋料理「石頭火鍋」が食べられる専門店。新宿の人気台湾料理店「合作社」が手がけているお店ということでも話題です。石頭火鍋はひとり用サイズで用意されるので、お客さんもおひとりさまが中心です。

台湾には石頭火鍋の専門店がたくさんあり、季節を問わずよく食べられているそうですが、日本で食べられるお店はなかなかありません。それを残念に思った店主が、「日本人にももっと台湾の鍋のおいしさを知ってほしい!」との思いから、2023年12月に「臺所」をオープンしました。

店内の壁には一面、白いタイルが敷き詰められています。これは1940〜50年代の台湾のキッチンをイメージしているそう。昔懐かしいレトロな台湾の雰囲気を楽しめます。

店内はカウンター席8席とテーブル席が3つあります。カウンター席はスタッフとの距離も近いのもポイント。台湾人の店主をはじめ、スタッフはみんな気のいい人ばかりなので、気軽に声をかけてみてください。ほかのお客さんが少ないときには、スタッフから台湾トークが聞けるかも?

ソロおすすめ Point
ひとり用石頭火鍋店ということで、座席はカウンター席が中心。ほかにも、2名用のテーブル席も用意されているので、カウンターが苦手な人はそちらを利用することも可能です。

テーブルには、石頭火鍋用の取り皿とメニューが。goodマークが付いているメニューが店主のイチオシなので、迷った時は参考にしてみて。

ソロおすすめ Point
注文はすべてテーブルにある二次元コードから。じっくり自分のペースでメニューを選んで注文できるので、おひとりさまデビューのお店としてもおすすめです。


台湾の味がそのまま日本で楽しめる!本場の火鍋を堪能!

「台湾定番大人気石鍋」昼 1680円、夜 1980円
「台湾定番大人気石鍋」昼 1680円、夜 1980円

ひとり鍋なのでスープや肉もすべて自分好みで選べるのが一番のポイントですが、初めて石頭火鍋を食べるという人は迷いますよね。そんな人にはスタンダードな味が楽しめる「台湾定番大人気石鍋」がおすすめ。肉と、季節によって変わる野菜などの盛り合わせ、ご飯がセットになっています。肉は牛・豚・鶏の3種類から選べ、今回は牛肉をチョイス。

取材時(※2024年2月)の盛り合わせはチンゲン菜、エノキ、トマト、大根、ニンジン、キャベツ、揚げ湯葉、カニカマ、ナルト、豚肉のつくね、台湾の伝統的なもち米食品の米血(みーしぇ)の10種類でした。カニカマとナルトは日本人向けのアレンジとして入れているのだとか。

下準備はスタッフがしてくれます。鍋にごま油をひき、ニンニク、ショウガを炒めていきます。ふわっと香ばしい匂いが漂ってきて、これだけでおいしそう!

香りが出てきたら、盛り合わせの野菜とは別で用意されているタマネギとスルメを投入。この炒めるという工程が日本の鍋と違うポイントで、台湾の鍋のおいしさの秘密。炒めることで風味がアップして、具材のうま味がより引き立つのだとか。スルメを入れるのも台湾では定番です。

タマネギとスルメがニンニク、ショウガとよく絡まって火が通ったら、肉を入れて半焼きにします。火は完全に通さず、表面の色が変わったら一度取り出すのもポイント。

台湾から取り寄せた調味料と食材で作った魚介系の秘伝のタレとベーススープを入れて、石頭火鍋の下準備は完了!ここからは、自分のペースで野菜や肉を入れて楽しみます。

ソロおすすめ Point
下準備はスタッフがしてくれるので、石頭火鍋初心者でも安心。下準備が終わったら好きなタイミングで野菜や肉を入れて食べられるので、自分のペースで鍋を楽しめます。具材の追加もできるので、お気に入りの具材があったら、追加注文するのもおすすめ。

筆者はクタクタに煮込んだ野菜が好きなので、鍋にすべて投入!たっぷりの野菜もクタクタになるまで煮込むことで、少食の人でもペロリと食べられます。肉はしゃぶしゃぶのように、色が変わる程度にさっと煮るのが定番の食べ方なのだとか。

野菜を煮込んでいる間に調味料コーナーへ。しょうゆと酢のほかに、ネギ、自家製唐辛子、パクチー、ニンニク、ショウガが用意されているので、それぞれ好きなように組み合わせて自分好みのつけダレが作れます。

おすすめはそれぞれトングでひとつかみ(もしくはスプーン1杯)ずつ入れて、しょうゆと酢をひと回しして作るスタンダードなつけダレ。ネギを多めにしたり、パクチーを抜いたりとアレンジしてもOKなので、好みの味を見つけてくださいね!

野菜が煮えたら、取り皿に盛り付けていただきます。魚介のやさしい甘さが野菜や肉の味を引き立て、ホッとするようなうま味が広がります。辛いイメージがある火鍋ですが、辛くなくまろやかな味でした。

パクチーやネギを入れたつけダレと一緒にいただくと、味の輪郭が際立ち、箸が止まらないパンチがある味わいに。つけダレはおかわりや具材の追加もOKなので、味変も楽しんでくださいね。

台湾人のお客さんや、台湾を訪れたことがある日本人のお客さんからも「台湾で食べた味とまったく一緒だ!」と好評の鍋だそう。

(写真左)台湾ラーメン(写真右)自家製台湾キムチ
(写真左)台湾ラーメン、(写真右)自家製台湾キムチ

セットのご飯は、うどん、はるさめ、台湾ラーメンに変更も可能。今回は一番人気の台湾ラーメンをセレクトしてみました。ランチタイムではなんと、ご飯(うどん、はるさめ、台湾ラーメン)のおかわりが自由です。

ディナータイム時はおかわりはできませんが、代わりにおつまみにぴったりな自家製台湾キムチが付いてきます。ご飯(うどん、はるさめ、台湾ラーメン)のおかわりをしたい場合は、単品での追加注文で可能です。

台湾ラーメンはなめらかな食感の麺で、きしめんに近い印象。さっぱりした石頭火鍋のスープとの相性もバッチリです。野菜や肉を追加注文して台湾ラーメンを楽しむ人も多いのだとか。

ソロおすすめ Point
セットのご飯類は好きなタイミングで提供してもらえます。うどんやはるさめ、台湾ラーメンを選んだなら、鍋と同じタイミングで提供してもらって、最初から具材と一緒に煮込んでもOK。ひとり鍋だからこそ、〆も自分好みにして楽しめます。


ついついお酒が飲みたくなるサイドメニューにも注目

(左から)「定番豚のあばら揚げ」700円、「台湾ビール」500円
(左から)「定番豚のあばら揚げ」700円、「台湾ビール」500円

「臺所」では、石頭火鍋以外に台湾で親しまれている家庭料理や屋台メニューも用意されています。

台湾の人気観光スポット、夜市で販売されている揚げ料理「定番豚のあばら揚げ」は、豚のあばら付近の肉を甘く味付けして揚げた、唐揚げのようなメニュー。外側はカリッと、中からジュワッと広がる豚肉のうま味がたまらない逸品です。

そんな「定番豚のあばら揚げ」と相性バッチリなのは、やっぱり台湾ビール。台湾のスーパーやコンビニなどで売られている定番のビールも販売中です。
日本ではあまりなじみがありませんが、台湾ではビールを飲む時も氷を入れるのが一般的だそう。氷を入れると冷たさが増して爽快感もアップするので、ぜひトライしてみて。氷がほしい時はスタッフに頼めばグラスに入れてもらえます。

「古早味紅茶」450円
「古早味紅茶」450円

アルコールがあまり得意でない人におすすめなのが、「古早味(ぐーざおうぇい)紅茶」。古早味は「昔ながらの味」という意味で、台湾で長年親しまれてきた伝統的な紅茶です。「全糖」「半糖」「無糖」の3種類から選ぶことができ、今回は全糖をチョイス。全糖は砂糖の甘さの後に、紅茶の風味が広がる味わい。デザートの代わりとして飲むのもおすすめです。

おひとりさまメニューだからこそ、自分のペースで好みに合わせてアレンジできるのがうれしい「臺所」の石頭火鍋。本場の味も堪能できて、台湾旅行に訪れたような気分になること間違いなしです。こころゆくまで台湾料理を満喫してくださいね!

■臺所(たいところ)
住所:東京都新宿区高田馬場3‐2-15 RESTA Takadanobaba3F
TEL:03-5937-5919
営業時間:12~15時(料理14時LO、ドリンク14時30分LO)、17時~22時 (料理21時LO、ドリンク21時30分LO)※土・日曜、祝日は12~22時(料理21時LO、ドリンク21時30分LO)
※2024年3月は変則営業のため要問合せ
定休日:火曜

ソロ Memo
■取材時のソロ率:80%(平日14時)
■おすすめの利用シーン:台湾料理を食べたいとき、旅行気分を味わいたいとき、ひとり鍋を楽しみたいとき


Text・Photo:増田朱音(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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