【スペイン・マドリード】スペイン観光の醍醐味！ とっておきバル4選＋α
スペインの魅力のひとつが、小皿料理“タパス”やお酒がお気軽に楽しめるバル。マドリードには昔ながらの風情が魅力の老舗から、若者に人気のおしゃれ系まで個性的なバルが揃います。店員さんとの会話も楽しみながら、素敵な夜を過ごしてみましょう。マドリードで人気のバルストリートも合わせてご紹介します。
Summary
“豚の耳”を使った料理が名物「ラ・オレハ・デ・ハイメ」
マドリードの賑わいの中心、プエルタ・デル・ソルから徒歩3分ほどのところにあるバル。トウガラシやニンニクがぶら下がるバルらしい雰囲気で、地元客や観光客でいつも賑わっています。“オレハ（スペイン語で耳の意味）”と店名にあるように、豚の耳の鉄板焼きが看板料理。スペインでは豚の耳はポピュラーな食材なのだとか。
こちらが名物の、豚の耳とジャガイモを鉄板焼きにした「オレハ・エスペシアル・デ・ラ・カサ」€7.50。
「ピミエントス・デ・パドロン」€5は、シシトウに似た小さな青トウガラシをシンプルに素揚げしたもの。スペインの定番タパスのひとつです。
◼︎ラ・オレハ・デ・ハイメ（Bar la Oreja de Jaime）
住所：C.de la Cruz 15
営業時間：12～16時、19時30分～24時（金・土曜は12～17時、19時30分～24時30分、日曜は12～17時、19時30分～24時）
定休日：無休
エビのアヒーリョをつまみにビールを一杯「ラ・カサ・デル・アブエロ」
こちらもプエルタ・デル・ソル近くにある、1906年創業の老舗バル。タイル装飾が美しい店内は基本的に立ち飲みスタイル。地元流にならい、名物のエビ料理をつまみにしながらビールを一杯いきましょう。また、通りをはさんだ向かいにはテーブル席メインの支店もあるので、ゆったり過ごしたい人はこちらもおすすめです。
ニンニクの香りが食欲をそそるエビのオイル煮「ガンバス・アル・アヒーリョ」€10.90。各種タパスは入口横のカウンターで調理し、アツアツで提供してくれます。
◼︎ラ・カサ・デル・アブエロ（La Casa del Abuelo）
住所：C.Victoria 12
TEL：91-0000133
営業時間：12～24時（木・金曜は～翌1時）
定休日：無休
ビール好きにおすすめしたいバル「セルべセリア・ラ・マヨール」
“セルべセリア”とはスペイン語でビアホールの意味。その名の通り、王宮近くにある「セルべセリア・ラ・マヨール」はビールがテーマのバルです。店内はアイリッシュ・パブのようなカジュアルな雰囲気で、天井に飾られたビール瓶のユニークなインテリアが目を惹きます。スペインはもちろん世界各国の多彩なビールを、ビールに合うスペイン料理とともに楽しめます。
こちらはさまざまな種類のビールが書かれた、カウンター上のメニュー板。小さめサイズでお気に入りを探してみては？
◼︎セルべセリア・ラ・マヨール（Bar Cervecería la Mayor）
住所：C. Mayor 77
TEL：91-1302435
営業時間：13～24時（金・土曜は～翌1時）
定休日：無休
素朴な郷土料理をシドラとともに！「カサ・パロンド」
続いて紹介するバル「カサ・パロンド」は、スペイン北部のアストゥリアスがテーマ。チョリソやチーズ、豆などを使った素朴なアストゥリアス料理が味わえます。また、リンゴの果汁を発酵させたスペイン北部名物の酒「シドラ」もおすすめ。高い位置からグラスに注ぐ独特の手法“エスカンシア”で知られ、甘酸っぱい味わいは料理との相性もバツグンです！
インゲン豆とチョリソ、モルシージャを煮込んだボリュームたっぷりの「ファバダ・アストゥリアーナ」€16。アストゥリアス地方の伝統的な郷土料理です。
◼︎カサ・パロンド（Casa Parrondo）
住所：C. de Trujillos 9
TEL：91- 5226234
営業時間：13～24時（日・月曜は～17時）
定休日：無休
レトロな通り沿いにバルが立ち並ぶ「カバ・デ・サン・ミゲル通り」
何軒もバルを巡ってハシゴ酒を楽しむなら「カバ・デ・サン・ミゲル通り」がおすすめ。マヨール広場の西側に延びる通り一帯はかつて地下牢として使われていた場所で、現在はレトロで雰囲気のよいバルが立ち並ぶバルストリートになっています。
マッシュルームを使った鉄板焼きやスペイン名物のトルティーリャなど、お店ごとに自慢のメニューがあるので、飲み歩き、食べ歩きを楽しんでみましょう。また、通り沿いにはサン・ミゲル市場もあるので、グルメを満喫するにはもってこいです。
◼︎カバ・デ・サン・ミゲル通り（Cava de San Miguel）
住所（サン・ミゲル市場）：Plaza de san Miguel s/n
Text＆Photo：S.I
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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