おでかけ
2024.03.11
【静岡・富士宮】「まかいの牧場」富士山麓で大自然を満喫！動物たちとのふれあい体験や、SNS映え必須のフォトスポットに牧場スイーツも
静岡県富士宮市朝霧高原にある「まかいの牧場」は、大迫力の富士山を望む体験型の観光牧場です。乳しぼりやミルクやりなどの酪農体験や、富士山を満喫するフォトスポット、ここでしか味わえない牧場スイーツなどをご紹介します。
Summary
まかいの牧場ってこんなところ
富士山のふもと、静岡県富士宮市朝霧高原にある「まかいの牧場」は、大自然のなかで動物とふれあうことができる体験型の観光牧場です。
広大な敷地を誇る場内には、アスレチック広場やグランピング用テント、動物の放牧場など、みどころが盛りだくさん。気持ちの良い高原の風を受けながら、非日常的な時間を過ごすことができます。
1月から2月には、動物の赤ちゃんが続々と誕生。まだ生まれて間もない貴重な姿は「羊の家」で見ることができますよ。SNSで事前に情報をキャッチして、赤ちゃんたちに会いに行ってみてくださいね。
牛や羊、ヤギやウサギなど、動物とのふれあい体験メニューも充実しています。ここでしか味わうことができない体験を、たっぷりと楽しみましょう。
まかいの牧場へのアクセス
まかいの牧場へは、電車を利用する場合、JR身延線富士宮駅から「富士山駅」行きのバスに乗車して約25分。
車を利用する場合は、東名高速道路富士ICから国道139号を通ってまかいの牧場へ。駐車場（700台／無料）に車を停め、入口を目指します。
到着したら、入場券売り場でチケットを購入し、いざ牧場内へ。場内には起伏があるので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
【ふれあい】乳しぼりにミルクやりも。充実の酪農体験
酪農体験をはじめ、動物とのふれあいが充実していることが、まかいの牧場の魅力のひとつ。想像以上に近い距離で、動物の温かさを感じることができますよ。
■牛の乳しぼり体験
乳しぼり体験の会場は、牧場入口から中央広場を通り、右に曲がってすぐの場所にあります。開催時間までに列に並べば誰でも無料で参加ができる、老若男女に人気の体験です。
ジャージー種もしくはホルスタイン種の牛から、ミルクを絞ります。軟らかくて温かいお母さん牛のぬくもりを、手のひらから感じることができます。
開催時間：11時30分～、13時30分～
開催場所：乳しぼり会場
■仔牛のミルクやり体験
続いて、乳しぼり会場の隣で行われる「仔牛のミルクやり体験」に参加。仔牛にあげるのは、なんと「牛の乳しぼり体験」でお母さん牛からもらった、絞りたてのミルク！
仔牛がミルクを飲み干すスピードが思いのほか早いので、「映えの極意」を参考に、シャッターチャンスを逃さぬようご注意を。
開催時間：12:00～
開催場所：乳しぼり会場横
■羊のエサやり体験
まかいの牧場の中心に位置する「羊の放牧場」では、青空のもと、羊がのびのびと放牧されています。放牧場の入口では、100円でエサが売られており、気軽にエサやり体験ができます。
穏やかな表情でのんびりと過ごす羊たちを見ているだけでも、日々の疲れが癒やされていくかのよう。放牧は天候や羊の体調によって実施状況が異なるので、事前の確認がおすすめです。
開催時間：時期により異なる
開催場所：羊の放牧場
エサやりのほかにも、中央広場で受付を行う「おさんぽヤギ」や、乳しぼり会場近くにある「ふれあい牧場」も好評。牧場ならではの体験を、ぜひ楽しんでくださいね。
【牧場スイーツ】牧場のソフトクリームは要チェック
動物とのふれあいを楽しんだ後は、中央広場近くにある「まきばのミルクカフェ」で小休憩。牧場スイーツの代表格である「ソフトクリーム」は、見逃せない一品です。
富士山を眺めながらいただく、自家製牛乳を使った「ソフトクリーム」は格別。牛乳本来の甘みが口いっぱいに広がり、至福のひとときを過ごすことができますよ。
肌寒い季節に嬉しい「ホットカフェラテ」は、お砂糖を入れなくても十分なほど、牛乳の甘さを感じます。
「まきばのミルクカフェ」では、バター作りやクッキー作りなどの体験受付も行っているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
【フォトスポット】富士山を堪能！絶景フォトスポット
まかいの牧場の魅力は、まだまだたくさん！年々少しずつ増えているという、フォトスポット巡りもお忘れなく。
「まきばのミルクカフェ」を出て左の道を辿っていくと、アスレチックのある広場に到着します。坂の途中から広場全体にかけて、カラフルなベンチや大きなブランコが点在していますが、これらは実は、フォトスポットなんです。
日本一の富士山に向かってブランコに乗る様子が撮影できる「ハイジのブランコ」や、2代目の「スカイブランコ」は、唯一無二のスポット。青空に向かって大きく漕ぎ出せば、開放感に満たされます。
約4mほどの高さがある「スカイカウンター」は、圧倒的な存在感を放つ富士山を目の前に、フォトジェニックな一枚が撮れる特等席。席に座って右後ろを向けば、駿河湾を望むこともできます。写真撮影はもちろんのこと、青のグラデーションが広がる美しい景色を堪能しましょう。
はしゃぎ疲れたら、広場にあるハンモックでひと休み。どんなときも、富士山がすぐ近くで見守ってくれています。
【食事どころ】「Gran Terrass」で軽食も
駐車場から場内に向かう途中にある「Gran Terrass（ぐらんてらす）」では、まかいの牧場に入場せず、食事だけの利用をすることもできます。
3つの飲食店が立ち並ぶなか、今回はクレープ屋さん「Ticco Ticco（ティコ ティコ）」にお邪魔します。牧場の牛乳を生地に使ったクレープや、「まきばのミルクカフェ」と同じソフトクリームを味わうことができます。
早速、「まかいのチーズケーキクレープ」をいただきます。モチモチとした食感の生地に、甘酸っぱいベリーのソースと、まかいの牧場自家製のチーズケーキがトッピングされています。濃厚なチーズにベリーの酸味がマッチ！
ほかにも、季節のフルーツを使ったメニューや食事系クレープも充実しています。
【おみやげ】チーズケーキに牛乳など、牧場の味を自宅でも
最後に、入場券売り場近くにある売店で、おみやげ選びを楽しみましょう。Gran Terrassと同様に、売店のみの立ち寄りも可能です。
Ticco Ticcoのクレープにも登場する「富士山チーズケーキ」は、芳醇なチーズの香りが広がる贅沢な一品。自分へのご褒美として、また誰かへのおみやげにも喜ばれること間違いなしです。
「まかいの牧場牛乳」も要チェック。持ち帰りに便利なプラスチック容器の牛乳は、自宅でも牧場の味が楽しめると人気のアイテム。ほかにも、「レモンミルク」250円や「牧場プリン」340円など、目移りしてしまうほど多彩な商品が並んでいます。
雄大な富士山を背景に、動物とのふれあいや充実の体験が楽しめる「まかいの牧場」。都心から車で約2時間、次の週末のプチトリップに訪れてみてはいかがでしょうか？
■まかいの牧場（まかいのぼくじょう）
住所：静岡県富士宮市内野1327-1
TEL：0544-54-0342
営業時間：9時30分〜17時30分（10月21日〜2月20日は〜16時30分）、変更の場合あり
定休日：12月〜3月中旬の水・木曜、ほか不定休あり
料金：入場料中学生以上1200円（3歳〜小学生900円、3歳未満無料）
Text：横畠花歩
Photo：森島吉直（しずおかオンライン）
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