awaiya books

【おとなのソロ部】「awaiya books」でひとり静かに季節の菓子と本を楽しむ“間(あわい)”のティータイムを

おとなのソロ部 カフェ おひとりさま パフェ ブックカフェ リノベーションカフェ
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

「awaiya books(あわいや ぶっくす)」は、ひとり静かな空間で、本を読みながらおいしいスイーツを味わう、とっておきのひとり時間が過ごせる喫茶店。ずらりと並ぶ本を片手に、自分だけの本の世界に没入できる、隠れ家空間をご紹介します。

Summary

長屋を改装した書店と喫茶店の間(あわい)のような「awaiya books」

awaiya books
2022年に大阪・塚本から移転

「awaiya books」があるのは、JR海老江駅から徒歩約5分、阪神野田駅・大阪メトロ野田阪神駅からも徒歩約10分の住宅街の中。築約90年の長屋をスタッフさんたちの手でリノベーションした喫茶店です。

awaiya books
「(古)本と喫茶」の文字が書かれた扉を開けて店内へ

店名にもなっている「間(あわい)」とは、物と物とのあいだのこと。気ぜわしい日々のあいだで、見失いがちな本来の自分らしい姿を取り戻すきっかけとなるような、“あわいの時間”を提供したいという思いが込められているそう。

awaiya books
入口の左側には白い壁面が続く

長屋を生かした店内は木のぬくもりが感じられ、落ち着いた雰囲気。1階には焼き菓子などが並ぶショーケースを備えたカウンターがあり、こちらでオーダーと支払いをしてから2階へと進みます。

awaiya books
1階から2階へと続く立派な本棚

2階へと続く階段の脇には、約400冊もの本が並ぶ本棚が!2割の新刊のほか、古本や寄贈された本が並び、自由に読めるのがうれしい!さらに気に入った本は購入も可能です(一部、非売品あり)。

awaiya books
小ぢんまりとした店内は、天井が高く開放的

階段を上った先には、ひとりまたはふたりでゆっくり過ごせる席が設えられています。好きな席で本を読んだり、ほっとひと息ついたりしながら、メニューが運ばれてくるのを待ちます。
「awaiya books」では、本も、カフェのメニューも、“あわいの時間”を過ごすための重要なツール。まさに、書店と喫茶の間(あわい)のようなお店です。

ソロおすすめ Point
店内は、1人席2つと2人席が5つ。3名以上の席はなくおひとりさま客も多いので、ひとりでも気兼ねなく過ごすことができます。


ひとりで落ち着いて過ごせる席と魅力的な本がたくさん

awaiya books
読書に集中できそうな1人席
awaiya books
窓際にあるソファ席

どんな席があるか、早速見て行きましょう。まず1人席は、重厚なテーブルとイスの席と、ゆったりくつろげるソファ席の2つ。ソファは窓から見える緑がさわやかで、考えごとをしたり、物思いにふけったりするのにもぴったりですね。

awaiya books
窓に向かって並ぶカウンター席
awaiya books
小さな本立てが配された席もある
awaiya books
屋根裏を生かしたロフトのような空間

2人席は、横並びのカウンター席、向かい合う形の3つのテーブル席のほか、数段の階段を上がったロフトのような空間のソファ席があります。ブックライトのような照明が配された席もあり、落ち着いて過ごせそうです。

awaiya books
壁一面の本棚に、新・古書籍が入り混じるように並ぶ
awaiya books
新しい本との出合いも楽しい

本のセレクトは、自分の中で言葉になりきっていなかったものが浮かんできたり、遠くの景色が浮かんでくるような、詩や短歌などの作品集が多いそう。詩集なら、普段あまり本を読まない人も読みやすいですね。ほかにも食に関するものや絵本なども並びます。

awaiya books
お気に入りの1冊が見つかるかも

有名な詩集から彫刻の作品集、読むと元気の出そうなマンガまで、オーナーさんに選んでもらったおひとりさまにおすすめの本がこちら。装丁をみてフィーリングで選んでみるのもよいかもしれません。

ソロおすすめ Point
多彩な席があり、思い思いに過ごせます。ロフトのような席は秘密基地みたいで楽しい!ほかより階層が高いので、よりひとりの世界に浸れそう。本も豊富に揃っているので、気になる物が見つかるはず。ひとりでも手持無沙汰になることもありません。


心ときめく自慢のスイーツやドリンクも豊富

awaiya books
「パフェ 淡春(あわいはる)」1280円 ※例年2~4月ごろ提供

カフェメニューも自慢の品揃いです。「パフェ 淡春」は、バニラパンナコッタにスポンジケーキ、イチゴを重ね、自家製バニラアイスとさくら白餡(あん)、ほうじ茶サブレをのせた、春の香りが口に広がる早春にぴったりのひと品。シンプルで美しい見た目にもうっとり。
パフェは、季節の果物を使ったものなど、約2カ月ごとに変わるので、季節ごとに訪れるのも楽しみです。

awaiya books
「ブレンド」550円

「awaiya books」はワンドリンク制。今回はパフェに合わせてオリジナルブレンドのコーヒーをチョイス。焙煎度合いの異なる3種の豆をブレンドし、しっかりしたふくよかな香りといつでも飲みやすい味わいを実現したそう。

awaiya books
「ライチのクリームソーダ」750円

「ライチのクリームソーダ」も人気。シュワッとさわやかなライチソーダと、シャリッとした自家製バニラアイスクリームが相性抜群!真っ白いドリンクに赤いチェリーが映え、心ときめく愛らしさです。

awaiya books
「フルーツパウンド」1個420円は、シロップ漬けのドライフルーツがたっぷり
awaiya books
(左から)「カモミールミルクティ」10g220円、「紅茶」10g200円、「ホージチャイ」6g200円

1階では、自家製の焼き菓子や、カフェで提供するドリンクの茶葉やコーヒー豆75g650円なども販売しています。「カモミールミルクティ」や「ホージチャイ」など、個性的な茶葉も気になる!

awaiya books
展示がない時はお菓子のスペースに

1階はギャラリーになることもあり、撮影時は本に関する企画を開催中でした。不定期で企画されるので、訪れた際はチェックしてみてください。

ソロおすすめ Point
パフェは、イチゴ、アイス、パンナコッタ、スポンジケーキなどとシンプルな組み合わせ。1つの素材を堪能したり、2~3つを合わせて味わったりと食べ飽きず、ひとりでもあっという間にペロリ。1個から買える焼き菓子や、茶葉などは自宅でのティータイムをランクアップさせてくれそうです。


気になる利用案内を確認

awaiya books
手紙は注文時に受け取る

「awaiya books」では、お客さんが快適に過ごせるよう、お願いごとを書いた手紙を渡しているそう。会話は控えめに、写真撮影する際はシャッター音に気を付けてなどという内容が書かれています。

awaiya books
ひとりで読書に没頭したい

お店のSNSにも利用案内がまとめられています。大まかな内容は下記のとおりですが、更新されることもあるので、訪問前にチェックするのがおすすめです。

【お店からのNOTIFICATIN】
◯喫茶のご利用は1組2名様まででお願いいたします。また、大変恐縮ですが、未就学のお子様を連れてのご来店はご遠慮くださいますようお願いいたします。
◯お席のご予約は承っておりません。
◯満席時は1時間半までのご利用をお願いいたします。空いたお席から順にご案内しますので、席を指定してお待ちいただくことはできません。
◯会話禁止ではありませんが、小さなお声でお楽しみください。
◯撮影禁止ではありませんが、「席から移動しての撮影」「他のお客様が映り込む写真」「度重なるシャッター音」等はご遠慮ください。

awaiya books
パフェとクリームソーダ、どちらも人気のメニュー

お店からのお願いごとは、心地よい静かな空間を提供するためのもの。実際にお客さん同士の配慮によりとても静かでゆっくりと過ごせると評判なんです。おひとりさまにとっては、ありがたい案内でもありますね。

awaiya books
どんな本が隠れているかお楽しみに

静かな空間でひとり、本の世界に没入したり、おいしいカフェメニューに癒やされたり。「awaiya books」で自分らしくいられる“あわいの時間”を過ごしてみませんか。

■awaiya books(あわいや ぶっくす)
住所:大阪府大阪市福島区海老江2-7-22
TEL:なし
営業時間:13時~17時30分(日曜は11時~)※17時LO
定休日:不定休
アクセス:JR海老江駅から徒歩約5分、 阪神野田駅・大阪メトロ野田阪神駅から徒歩約10分

ソロ Memo
■ソロ率:80%

■おすすめの利用シーン:静かな場所で読書を楽しみたいとき、考えごとをしたいとき、ひとりでおいしいスイーツやドリンクを味わいたいとき、何もしない時間を楽しみたいとき


Text:林檎林
Photo:沖本明


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください