新宿御苑前のエスプレッソ専門店「cois espresso club」で濃厚炙りバスクチーズケーキを堪能
2023年11月、新宿御苑からほど近い場所にオープンした「cois espresso club(こいす えすぷれっそ くらぶ)」は、バリスタでもある韓国人のオーナーが営むエスプレッソ専門店。種類豊富なエスプレッソドリンクはもちろん、オーダー後に炙ってくれるパリとろ食感のバスクチーズケーキが話題です。
雰囲気とセンス抜群のエスプレッソ専門店
地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅1番出口を出て3分ほど歩くと、グリーンが印象的な外観の「cois espresso club」が見えてきます。
店名の「cois」には、“濃く癒やされる場所=濃いオアシス”という意味が込められているそう。
黒を基調としたセンス抜群の店内は、こぢんまりしているものの、窓が大きいため開放感があります。
カウンター席のほかにスタンド席、テラス席の用意も。
レンガの壁にはたくさんの鏡があり、このミラーをうまく利用して映え写真を撮るのもおすすめです。
絶品!濃厚炙りバスクチーズケーキ
「cois espresso club」では、オープン当初からバスクチーズケーキがとにかく話題。
「コイスバスクチーズケーキ」はプレーンか炙りを選択でき、炙りをオーダーするとバーナーで炙ってもらえます。今回は特別にキャラメリゼする様子を見せてもらいましたが、香ばしく甘い匂いが一気に漂って期待感が高まりました。
フォークを入れると、外はパリッ、中は驚くほどとろとろ。ひと口頬張ればその絶妙なパリとろ食感のトリコになってしまいます。
味はチーズの塩気が利いていて、甘さは思ったより控えめ。何度も試作を重ね、レシピ修正を経て作り上げたという「cois espresso club」の看板スイーツです。
濃厚でボリューミーですが、クリームのなめらかさに表面のパリパリ食感がいいアクセントになって、あっという間にぺろりと完食してしまったほど。大人気だというのも納得のおいしさです。
オリジナリティあふれる種類豊富なエスプレッソ
エスプレッソ専門店だけあって、「cois espresso club」はエスプレッソドリンクの種類が豊富。
「ティラミスエスプレッソ」は、サヴォイアルディ(軽いビスコッティ)がのったビジュアルがおしゃれな一杯。
エスプレッソはどうしても苦いというイメージを抱きがちですが、「ティラミスエスプレッソ」はマスカルポーネクリームがまろやかにしてくれているので、そこまで苦さは感じません。サヴォイアルディを砕き入れて一緒に飲むと、本物のティラミスのような味わいに。
なお、サヴォイアルディはそのままエスプレッソにディップするのもおすすめだそう。長く漬けておくほどしっとりして、食感の違いも楽しめます。
オレンジジュース×エスプレッソという斬新な組み合わせの「アランシーノ」は、鮮やかで写真映えもGOOD。輪切りのオレンジが目を引きます。
飲んでみると、オレンジジュースの酸味とエスプレッソの苦みが絶妙にマッチ。思いのほかくせになるおいしさです。ほのかに甘くさわやかで、ごくごく飲めてしまうので、徐々に暖かくなるこれからの季節にもぴったり。
「デイエスプレッソ」は、エスプレッソと紅茶(アールグレイ)を組み合わせたドリンク。板チョコがいいアクセントになっています。
エスプレッソにたっぷりのヨモギクリームを合わせた「ヨモギエスプレッソ」や、パリッとしたブリュレチップを割って味わう「ブリュレエスプレッソ」なども、ぜひ味わってみてほしいドリンクメニュー。
「cois espresso club」にはほかにも、オリジナリティあふれるエスプレッソドリンクがたくさん揃っているので、全メニュー制覇を目指したくなりますね。
なお、「チョコプレッソ」や「コイスミルク」など、エスプレッソ以外のドリンクも用意されているので、コーヒーがあまり得意でない人でも安心です。
新宿御苑からほど近い場所にあるおしゃれなエスプレッソ専門店「cois espresso club」をご紹介しました。
スタッフが韓国の方なので、韓国語が飛び交うスタイリッシュな空間で、話題の濃厚炙りバスチーとエスプレッソをぜひ堪能してみて。
■cois espresso club(こいす えすぷれっそ くらぶ)
住所:東京都新宿区新宿1-5-9
TEL:なし
営業時間:11~19時 (18時30分LO)
定休日:無休
Text・Photo:小山亮子(vivace)
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