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アジアならではのきめ細やかなもてなしに大満足!一度泊まるとファンになる「シャングリ・ラ 東京」【すみずみ宿泊ルポ】

アジアならではのきめ細やかなもてなしに大満足!一度泊まるとファンになる「シャングリ・ラ 東京」【すみずみ宿泊ルポ】

すみずみ宿泊ルポ 東京都 ホテル るるぶ&more.編集部
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東京駅から徒歩すぐの場所に桃源郷のようなホテルがあるのをご存知でしょうか。香港を拠点とするラグジュアリーホテル「シャングリ・ラ 東京(しゃんぐり・ら とうきょう)」は、エントランスのドアをくぐった瞬間から、エキゾチックな香りと洗練されたインテリアが日常の喧騒を忘れさせ、優雅でくつろいだ気持ちにさせてくれる別世界。ぜいたくな空間にこだわりのサービスをこまやかに配しているため、東京での旅の拠点として利用する人へはもちろん、東京周辺に住む人へも、非日常の心満たされる時間を過ごすのにおすすめしたい特別な場所です。

Summary

すぐそばにある東京駅の賑わいを忘れる別天地

香港に拠点を置く「シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ」のラグジュアリーブランド「シャングリ・ラ」は、中国本土を筆頭に、アジアの国々や中東、ヨーロッパ、北米、オセアニアにまで全83施設を展開。日本で唯一となる「シャングリ・ラ 東京」の開業は2009年、今年で15年目を迎えます。

「シャングリ・ラ 東京」は、東京駅と隣接する丸の内トラストタワー本館にあるラグジュアリーホテル。ビル名には「丸の内」とありますが、東京駅の八重洲側、最寄りの出口は日本橋口です。

ビルが林立し、エントランスは少し見つけづらいかもしれませんが、丸の内トラストタワー本館ビルの北側にあります。知る人ぞ知る場所、そんな特別な気持ちが感じられるほど、奥ゆかしく控えめなたたずまいです。

一つ目のドアと次のドアの間にある空間、この上部に飾られた中国の風景画に注目です。これは中国の詩人・白居易(はくきょい)の『琵琶行』という詩の中に出てくる揚子江の風景を描いたアート作品で、下界から別世界への入り口をイメージしているそう。

ホテル名の「シャングリ・ラ」はイギリスの作家、ジェームス・ヒルトンの小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称。このドアをくぐると現実から桃源郷へと誘われる、そんな物語を表現しているそうです。

エントランスへ足を踏み入れると、アジアンティックな甘い香りに包まれます。この香りは「エッセンス・オブ・シャングリラ」という名のフレグランス。世界中のシャングリ・ラ ホテルで使用されていて、どのホテルへ行っても同じ香りで出迎えてくれるそう。こういった香りのもてなしが異国らしいセンス!

ひときわ目を引くのが、天井から下がる大きなシャンデリア。一枚一枚、ハンドメイドで作られたクリスタルガラスでできており、東京都の木・イチョウの葉がモチーフ。「シャングリ・ラ 東京」のために作られた特別な作品だそうです。

シャンデリアの下には、円形の高級感漂うソファ。豪華な雰囲気にすっかり夢見心地です。

チェックイン前に荷物を預けたい場合は、1階のエントランスにあるカウンターでお願いできます。ベルスタッフは、ゴールドのラインが入った黒い帽子とラッキーカラーの赤いジャケットを身に付けていて、一流ホテルのスタッフらしい上品な装い。

スタッフの国籍はさまざまですが、みなさん日本語で対応可能です。ゲストへの接し方にもアジア拠点のホテルらしい優しさがあり、心からの笑顔にほっと安心感を覚えます。

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エントランスにあるショップで「エッセンス・オブ・シャングリラ」のディフューザーやルームスプレーが購入できます。リゾート地に咲く花を思わせる優雅な香りをお持ち帰りしてみては。

©︎シャングリ・ラ 東京
©︎シャングリ・ラ 東京

遠方から訪れる場合、ホテルへのアクセスが不安な人は新幹線ホームでのお出迎えも可能だそう。事前に車両番号を伝えておくと、ホテル名の入ったプレートを持ったベルスタッフが待っていてくれます。東京駅に隣接するホテルならではのサービスですね。

美術館のような館内と都心とは思えない広々とした客室

レセプションやレストラン、客室はビル最上部の27〜37階に位置するため、エントランスからはエレベーターを利用します。28階のロビーは、エントランスの豪奢さに比べると落ち着いた印象。エレベーター正面に飾られた6幅の刺繍は、中国の伝統的な工芸品である蘇州刺繍によって作られたもので、こまやかな手作業が見事な大作です。

チェックインを行うレセプションにも、初めて目にする豪華なアート作品があります。北宋時代に張沢端(ちょうたくたん)が描いた「清明上河圓」を元にした彫刻作品で、漆を重ねて金箔で仕上げてあるそう。

ホテル内にはおよそ2000ものアート作品が飾られていて、その充実ぶりは美術館さながら。シャンデリアにもこだわりがあり、先述したエントランスやレセプション、ロビーラウンジ、吹き抜けの階段のほか、すべてのエレベーター内にもシャンデリアが設置されているんですよ。

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館内のアート作品を紹介する小冊子”アートガイド”が無料で用意されています。冊子を片手に鑑賞するのもおすすめの過ごし方です。

©︎アトリエshiRo
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チェックインを終え、いよいよ客室へ。客室階の廊下やエレベーター内に敷かれた毛足の長い絨毯のふかふかさを感じながら進むにつれて、どんなお部屋に泊まれるのかと期待が高まっていきます。

今回宿泊のプランは、スタンダードなデラックスルーム利用の朝食付きフレキシブルレート一室11万円(税込、宿泊税とサービス料別。時期による料金の変動あり)です。ツインのお部屋はデラックスルームの中でも数が限られているそうなので、予約時にツインルームを希望と伝えましょう。

こちらが宿泊するデラックスルームです。部屋に入った最初の印象は「広い!」。なんと50㎡もあります。10畳のお部屋が18㎡なので、その約3倍。スイートではないスタンダードな客室でこの広さに驚きます。ダブルサイズのベッド2台とカウチソファ、デスクセットが置かれてもまだ人がすれ違えるほどゆとりがあります。

全体的にはモダンななかに格調の高いヨーロピアンな雰囲気を感じるインテリアですが、えんじ色が利いているのかどこか和のテイストも感じられます。

こちらは窓側から。左のベッドの隣はバスルームで、圧迫感がないようガラス張りになっています。デスクには革張りのワーキングチェア、サイドには通信関係のポートが用意されているので、ワーケーション利用の際も便利です。

広いお部屋の中でもさらにゆとりを感じるのが、この豪華なバスルーム。大理石の大きな洗面台は、アメニティ類が引き出しに収められているから、持ってきた化粧品を広げるスペースもたっぷり。洗面台が広い分、鏡までやや距離があるので、近くに拡大鏡があってお化粧がしやすいです。

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大きな鏡の横には、テレビと時計を設置。テレビはもちろん日本の地上波も見られます。朝の身支度の時、簡単に情報を得られるテレビと時計があるのは大助かりです。

©︎アトリエshiRo
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感動ポイントはこちら。このスツールは、座面を取り外すと中に使ったタオルが入れられるようになっています。せっかくのすてきな客室に、行き場のない使用済みタオルが散乱しているのはちょっと残念だから、ちゃんと片付けるところが用意されているのはありがたい。

さらに、この手すりにかかったクロスはなんだと思いますか?これはタオルとは別に用意された、洗面台を拭くためのもの。水を使った後に洗面台をサッと拭いておけば、次に使う時に気持ちよく使えます。キレイを保つためのちょっとした工夫がうれしいですね。

バスルームにちゃんと洗い場が設けられているのが日本スタイル!外資系のホテルだと、バスタブの中ですべてを済ませないといけない造りのバスルームもあり、日本人は慣れていないので困りますが、これなら安心。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーが設置されています。

使用時にはベッド側のガラス窓のブラインドを下げて、プライバシーを確保できます。

©︎アトリエshiRo
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デラックスルームのアメニティは「L’OCCITANE」のJASMIN&BERGAMOTEの香り。ホテル専用の商品でシャングリ・ラ 東京」ではこの香りと使用感にこだわって用意されているそうです!

©︎アトリエshiRo
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バスタブにはボディウォッシュボールと、ハンドタオル、オリジナルのジャスミンの香りのバスソルトが用意されています。さらになんとタオル地のバスピローもあります。たっぷりのお湯を満たしたバスタブに浸かり、ジャスミンの香りに癒やされながら、バスピローに頭を預けてウトウト、想像するだけでバスタイムが待ちきれない!

©︎アトリエshiRo
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タオルは、バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオルの3種類を用意。細かい糸をたっぷりと打ち込んだホテル仕様のタオルは、キメが細かく肌触りもなめらか。手洗いや歯磨きの後に、指先や口元をちょっと拭くウォッシュタオルがあるのが便利でした。

©︎アトリエshiRo
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洋服は、扉3つ分の広々クローゼットに収められます。バスローブやスリッパ、予備の毛布、アイロン、アイロン台など、一般的に用意されていそうなものだけでなく、ヨガマットと傘まで。お願いすれば借りられそうだけど、電話してお願いするほどでも…、そんなものが客室にあればとても使いやすいですね。

©︎アトリエshiRo
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クローゼット以外にも、ジャケットやパンツをかけるラックと荷物を置く台があるので、すぐに荷物を取り出したい人はここに置いておくのもありです。

ミニバーは、御膳風のトレーの上に南部鉄器のティーポットと湯飲みが2客。煎茶は京都「一保堂茶舗」のティーバッグです。コーヒーはもちろんネスプレッソ。

キャビネットの扉を開けると引き出しがあって、ブラックティー、カモミールティーのほか、茉莉花茶や桂花茶、碧螺春(へきらしゅん)などの本格中国茶のティーバッグが揃っているところに香港拠点のホテルらしさを感じます。コーヒーカップやグラスのほか、ワイングラスもあります。

荷ほどきが済んだら、茉莉花茶を入れてほっとひと息。大きな窓からは都内の景色を一望できます。地上150m超からの眺めは、タワー級の見晴らしです。昼間のすがすがしい眺めもいいし、夜景も楽しみ。

東京駅からは日本橋や銀座も徒歩やタクシーで数分圏内。気軽にショッピングや食事に出かけられます。

心地よい眠りを実現するこまやかなサービス

©︎シャングリ・ラ 東京
©︎シャングリ・ラ 東京

おでかけからホテルに戻って客室へ帰る前に、28階にあるバータイムの「ザ ・ロビーラウンジ」で一杯。こちらのシャンデリアもエントランスと同じようにイチョウの葉のモチーフ。星くずのようなきらめきがバーカウンターを華やかに照らすことで、窓際のテーブル席のしっとりと落ち着いたムードが際立つようです。

シグニチャーカクテルから「シャングリ・ラ マティーニ」(左)2860円と、「メロンミモザ」(右)2750円をオーダー。「シャングリ・ラ マティーニ」は、紅茶のジン、日本酒の大吟醸、貴腐ワインのソーテルヌにバニラの香りを加えた、甘美な香りの辛口カクテル。メロンミモザは、通常シャンパンとオレンジジュースで作るミモザを、シャンパンとメロンジュースで作ったオリジナルです。

「シャングリ・ラ 東京」は、高級フルーツのマスクメロンを惜しげもなく使った夏季限定の「メロンのかき氷」が有名で、“「シャングリ・ラ 東京」といえばメロン”というイメージがある人はスイーツ通!メロンのカクテルもぜひ飲んでみましょう。

©︎アトリエshiRo
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いい気分でお部屋に帰ったら、夕方に使ったティーセットは片付けられ、ベッドを整えて眠るための準備がされていました。和風旅館のもてなしを思わせるサービスです。厚みのあるふかふかのスリッパに履き替えてリラックス。

©︎アトリエshiRo
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お風呂上がりに着たいバスローブのほか、なめらかな肌触りのコットンパジャマと和風の浴衣も用意されています。

©︎アトリエshiRo
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ベッドには程よい弾力の枕が2つ用意されています。1日の中で睡眠の時間を重要視している「シャングリ・ラ 東京」では、この枕が合わない場合に枕メニューから好みのものを選ぶこともできるんです!うつ伏せ寝におすすめのコントアー枕、形状記憶のテンピュール枕のほか、そばがら枕やラベンダーのポプリが入った枕などが選べます。

©︎アトリエshiRo
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寝る前にやっておきたいとっておきのサービスがもう一点。クローゼットにある専用のバスケットに靴をいれてドアの前に置いておくと(置いておくのが心配な人は電話で取りに来てくれます)、靴を磨いておいてくれるんですよ(シューシャインサービス)!しかも、英国の紳士靴ブランド「ジョンロブ」のトレーニングを受けたスタッフがシューケア。身だしなみは足元から、翌朝届くピカピカの靴が楽しみです。

「シャングリ・ラ 東京」オリジナルメニューがいっぱいのモーニング

©︎アトリエshiRo
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深い睡眠ができたので、朝の目覚めも抜群です。心が晴れ晴れとするように広がる関東平野を眺めながら、ヨガマットを広げて少し体を動かしてみます。今日も一日、充実した時間が過ごせそう!

ドアの前には磨かれた靴が戻ってきていました。履き慣れた靴なのに、まるで新しい靴が届いたような幸福な気分です。

©︎アトリエshiRo
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お楽しみのモーニングは「ザ ・ロビーラウンジ」にて。早朝のため、写真ではやや外が暗いですが、徐々に目覚めていく東京の朝を眺めながらゆったりと食事できます。

©︎アトリエshiRo
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席に着くと、スタッフがメニューを持ってきてくれました。このメニューからメインを1品選び、さらにブッフェから好きなものを選ぶことができるハーフブッフェのスタイルです。

メインは、カウンターの中の「シェフズ ライブ ステージ」で作る各種卵料理以外に、エッグベネディクトのメニューが4種類もあります。クラシックな「1894年オリジナルレシピ」のほか、サーモンとほうれん草をのせたもの、プラス1870円で豪華にオマール海老とキャビアがのったもの(!)などの中から、和風に仕上げた「茄子の揚げ浸しエッグベネディクト 白味噌のオランデーズ ショウガとネギ カツオ節」をセレクト。和風のエッグベネディクトはどんな味なんでしょう。

そのほか、4種類のパンケーキやオーソドックスな和朝食、中華風茶わん蒸しなどのアジアン セレクション、アサイーボウルなどのヘルシーメニューもあります。

©︎アトリエshiRo
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ブッフェボードでは、新鮮なサラダやフルーツ、グラノーラ、焼きたてのクロワッサンやデニッシュ、プチデザートまで好きなものが選べます。ハムやチーズに至るまで、ひとつひとつの品質が高く、さすがはラグジュアリーホテルのクオリティです。

©︎アトリエshiRo
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香港拠点のホテルらしいメニューといえば、この中華粥。鶏ガラベースのスープで作ったシンプルな味付けで、揚げパンの油条やザーサイ、ピーナツなどのたくさんのトッピングが本格的。好きなものをいっぱいのせていただきます。

©︎アトリエshiRo
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フレッシュジュースのコーナーに「シャングリ・ラ 東京」ならではのメロンジュースを発見しましたよ。朝からぜいたくに高級フルーツのジュースが飲めるなんて幸せ。グレープフルーツとオレンジのジュースも用意されています。

©︎アトリエshiRo
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ブッフェボードからあれこれ選んで席に戻ると、メインの「茄子の揚げ浸しエッグベネディクト 白味噌のオランデーズ ショウガとネギ カツオ節」が運ばれてきました。たっぷりのかつお節が温かい卵の上で踊ります。

©︎アトリエshiRo
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卵を割ると、黄身がトロリ!エッグベネディクトの醍醐味です。ナスの揚げ浸しからダシがジュワッと染み出し、白味噌のオランディーズソースと相まって、濃厚なうま味が口いっぱいに広がります。黄身とソースをマフィンに絡めて頬張れば、至福の時です。

©︎アトリエshiRo
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ちなみにこちらはアジアン セレクションの中から選んだ「自家製ワンタンヌードルスープ」です。上湯スープを使ったあっさりとした味付けの料理ですが、中華麺とワンタンなので食べ応えはしっかり。ブッフェボードからも中華粥と蒸したての焼売を選んで、中華風メニューでまとめてみました。

こちらは料理の一例で、最初にも説明をしたようにメインは1品です。何を食べようか、うれしい悩みですね!

©︎アトリエshiRo
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メインをひと通り食べ終えたら、2ターン目のブッフェに。ヨーグルトにフルーツやシリアルをトッピングしたり、プチデザートとコーヒーを締めにしてみたり。

ブッフェで選んでいる間に、使った器は下げて、ナプキンやカトラリーを新しいものに変えてくれているのも、ハイクラスのホテルならでは。また一からの気分でたっぷり食べられそう。

©︎アトリエshiRo
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眼下の東京駅にはひっきりなしに電車が発着し、通りを歩く人の数も増えてきました。でも、高層階にあるため、駅の賑わいはまったく感じません。ゆったりとモーニングの時間を満喫しましょう。

チェックアウトは12時なので、朝食後の時間も充分にあります。観光スポットへのお出かけもいいですが、ホテル滞在を満喫したい人におすすめなのがこのプール!東京の大絶景を眺められるプールでひと泳ぎしましょう。プールサイドのベッドで水辺の心地よさを感じながら過ごす時間は、ほかではなかなか味わえないラグジュアリーな気分です。

宿泊者は無料でプールが利用できますが、時間制のため客室から電話で予約が必要です。客室からは水着を着て、バスローブでプールまで移動してもいいし、プール&ジム兼用のジャクジー付き更衣室もあるのでそちらで着替えてもOK。プールで泳ぐ場合は、スイムキャップが必要です。タオル類はすべてプールサイドで借りられます。

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ジャクジーだけでなく女性用はスチームサウナ、男性用はサウナも付いたプール&ジム用の更衣室もぜひ利用してみて。ここのシャワーブースにあるアメニティは、スイートルームに用意されている英国の高級ブランド「MOLTON BROWN」です。

ちなみにライトアップされた夜のプールもすてきなんですよ!泳がなくても、プールサイドでゆっくりと夜景を眺めているだけで、東京ならではのアーバンな時間に浸れそうです。

©︎アトリエshiRo
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チェックアウト後に時間があれば、「アフタヌーンティー」7480円もおすすめ。ストロベリーやバレンタインなど、テーマを季節ごとに変えて、美しいスイーツやセイボリー、あたたかいマフィンなどを3段のアフタヌーンティースタンドで。ティーバッグではなく、茶葉で入れた紅茶をシルバーのティーポットでサービスする、イギリス式の本格スタイルです。

アフタヌーンティーは平日は14時30分~、土・日曜が13時~17時30分です。

ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

ホテルは東京駅からすぐなので、JRの各路線はもちろん複数の地下鉄駅も近くにあって、どこへ出かけるにも便利。東京駅構内に東西連絡通路があり、丸の内側へのアクセスも簡単です。ショッピングスポットの日本橋や銀座は徒歩やタクシーでわずかの距離。どんな目的の滞在にもおすすめしたいホテルです。

【ホテルから徒歩10分】丸の内仲通り

石畳や街路樹が美しい丸の内仲通りは、世界有数のブランドショップや複合ショッピング施設が建ち並ぶ丸の内のメインストリート。通り沿いには、ハイセンスなレストランやカフェ、アートなオブジェなどもあり、おしゃれなビジネスマンも颯爽と行き交う。時期により、イルミネーションなどの季節のイベントが催される。

【ホテルから徒歩10分】東京中央郵便局

東京駅の目の前、旧東京中央郵便局敷地に建設された超高層ビル「JPタワー」の低層階商業施設「KITTE」内にある郵便局。日本の郵便局の中枢であるとともに、郵便にまつわるさまざまなグッズを手に入れることができます。レアな切手やポストカードに加え、アニメとのコラボグッズから、東京駅のイラストが入ったレトロで可愛い文房具まで、ユニークなグッズはおみやげにもぴったり。「KITTE」4階には旧東京中央郵便局長室が再現されているので見学を。

【ホテルから徒歩15分】三菱一号館美術館

赤煉瓦の建物は、三菱が明治27年(1894)に建設した丸の内初のオフィスビル「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。平成22年(2010)4月、東京・丸の内に開館。19世紀近代美術を中心とする企画展を年3回開催しています。コレクションは建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン作品等を収蔵。館内には明治期に銀行営業室として利用された二層の吹き抜けの開放的な空間を生かしたミュージアムカフェ・バー「Cafe 1894」、美術館オリジナルの洗練された商品がバリエーション豊かに並ぶミュージアムショップ「Store 1894」、三菱一号館復元や丸の内の歴史を伝える「歴史資料室」を併設しています。

©︎シャングリ・ラ 東京
©︎シャングリ・ラ 東京

すぐそばに東京駅がありながら、その賑わいを忘れるほどのくつろぎを備えた「シャングリ・ラ 東京」。ホテル内にはスパやレストランなど、まだまだ紹介しきれない施設がたくさんあります。行き届いたサービスに感動の連続で、一度体験すればホテルのトリコに!「シャングリ・ラ 東京」で優雅なホテルステイを楽しんでみてください。

リアルなおすすめタイムスケジュール

今回、ホテルを満喫するステイプランはこちら。外出の用事は1日目にまとめて、2日目はお昼までゆっくりホテル内で過ごしましょう。

【1日目】
11:00 東京駅に到着。1階のエントランスで荷物を預けてランチへ
15:00 チェックイン後、荷物を収納してミニバーの中国茶で小休憩
16:00 皇居までお散歩。東京駅周辺でショッピング
19:00 銀座でディナー
22:00 ホテルに戻り、ザ・ロビーラウンジでカクテルタイム
夜 ゆったりお風呂に浸かって就寝準備。シューシャインの依頼を忘れずに!

【2日目】
7:00 起床後、ヨガマットで軽く体をほぐしてから身支度
7:30 「ザ・ロビーラウンジ」でゆっくり朝食
9:00  プールサイドやジャングジーでのんびり過ごす
11:00 部屋に戻ってパッキング
12:00 チェックアウト後、28階レセプションで荷物を預けて観光
夕方以降 帰りの交通機関の時間に合わせて、1階のエントランスで荷物受け取り

■シャングリ・ラ東京(しゃんぐり・らとうきょう)
住所:東京都千代田区丸の内1丁目8−3 丸の内トラストタワー 本館
TEL:03-6739-7888
チェックイン/アウト:15時/12時
料金:1泊1室朝食付11万円(税込、宿泊税とサービス料別)時期によって料金は変動します
アクセス:JR東京駅からすぐ


Text:山下あつこ(アトリエshiRo)
photo:小松正樹/シャングリ・ラ 東京/アトリエshiRo

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。


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