食・グルメ
2024.03.16
沖縄のネオ居酒屋「末廣ブルース」で味わうオリジナルもつ料理
那覇市のメインストリートである国際通りや、第一牧志公設市場の近くにある「末廣ブルース(すえひろぶるーす)」は、沖縄ひとり旅や女子旅にぴったりの“ネオ居酒屋”。15時オープンなので、観光中“サクッと一杯”飲みたい時や、飲み歩きをしたい時にもぴったりの一軒です。
「末廣ブルース」ってこんなところ
(画像提供:末廣ブルース)
「レトロ」と「現代」が融合したネオ居酒屋は「ひとりで入るのはちょっとハードルが高くて」という若い女性でも気軽に入れて“ちょい飲み”ができることもあって、最近話題になっています。ローカルな酒場の風情と程よいレトロ感を残しつつ、同時にモダンな雰囲気も味わえる末廣ブルース。地元の常連客が集まる人気店ですが、最近では20〜30代の女性からも注目を集めています。
老舗和菓子店「御菓子処 末廣」を引き継ぎ、リニューアルオープンしました。手がけたのは、飲み屋街・栄町の大人気店「新小屋(あらこや)」のオーナー松川英樹さんと「大衆酒場 八六(たいしゅうさかば はちろく)」のオーナー上原良太さんです。
堂々と構える入口の看板は、存在感抜群。あたりが暗くなると緑のネオンカラーが輝き、遠くからでも目にとまります。
2019年のオープン以来、地元の常連客はもちろん、観光客で連日賑わっているお店です。
風情が残るレトロな店内
昭和の風情が残るレトロな店内には、広い厨房を囲むようにカウンター席が配置されています。店内にはカウンター席(一部立ち飲み)のほかにもテーブル席があり、外にもテーブルが設置されているので、様々なシーンで利用できそうです。
こちらでいただけるのは、ビールやハイボール、泡盛などが進む居酒屋メニュー。
(画像提供:末廣ブルース)
名物の豚もつ焼きや旬の食材を使った料理が特に人気ですが、どのメニューもリーズナブルな価格設定で間違いのないおいしさ。全メニュー“ハーフサイズ”でのオーダーも可能なので、おひとり様さまでもご安心を。
オリジナリティーあふれる豚もつ料理
何をオーダーするか迷った時には、創業時からの名物「豚モツと生牡蠣のタルタル」がオススメ。
低温調理したレアに近いハツに、大きめにカットした生牡蠣をたっぷりとのせ、その上からクレソンをトッピングした一皿で、味付けは青唐辛子を漬け込んだ酢醤油と、横には自家製マヨネーズも添えられます。
ひと口食べると口の中にブワッと広がるのは、牡蠣の芳醇な磯の香り。程よく弾力がある軟らかな食感のハツのうま味をさらに引き立てます。
こちらは、見た目も味も“酢もつ”の常識をくつがえす「スペシャル酢もつ」。S(1〜2人前)、M(2〜3人前)、L(3名以上)の3サイズあり、タン、ハツ、ハチノス、ミミガー、テッポウ、ギアラ、ヒレの中から数種類がいただけます。
タンとハツ、ヒレは低温調理でしっとりなめらかに。ハチノスとミミガー、テッポウ、ギアラは多めの油でサッと揚げ焼きにし、パリッとした食感が楽しめるように仕上がっています。
1時間半ボイルしてやわらかくなったミミガーに、青唐辛子醤油をたっぷりとかけて海ぶどうをトッピングした「ミミガー青唐辛子醤油」はオリオンビールとの相性抜群。プリッとした弾力と程よいコリコリ感がクセになり、食べる手が止まりません。
そのほかにも「鴨の旨煮と島らっきょう」「田芋のポテトフライ」「そうめんちゃんぷるー」など沖縄食材を使ったメニューに加えて、月替わりのメニューも豊富に揃っています。
沖縄旅行の最終日「飛行機までまだ時間がある」というとき、最後の思い出作りにふさわしい一軒です。次回の沖縄旅で、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
◾️末廣ブルース(すえひろぶるーす)住所:沖縄県那覇市松尾2-7-20
TEL:098-943-4020
営業時間:15〜24時(23時LO)
定休日:不定休(公式SNSで確認を)
Photo&text:舘幸子
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