新大久保「OKUDO大久堂」で、韓国の定番おやつ「ソボロパン」を楽しもう!
2014年1月にオープンした「OKUDO大久堂(おくだん)」は、済州島スタイルのベーカリーカフェ。韓国で大人気の「ソボロパン」やカラフルなドーナツ「クァベギ」をはじめ、済州島のシンボル「トルハルバン」をモチーフにしたドリンクやスイーツも楽しめます。
自然に豊かな済州島をイメージしたベーカリーカフェ
「OKUDO大久堂」があるのは、新大久保駅から徒歩約3分、つつじ通りを1本裏に入った路地。
“韓国のハワイ”ともよばれる済州島(ちぇじゅとう)をイメージしたという店内は、ナチュラルな雰囲気。古民家を改装していて、地下1階~地上3階までの4フロアで構成されています。
まずは1階でメニューを選びましょう。ガラスケースには名物の「ソボロパン」や、韓国風ツイストドーナツ「クァベギ」などがずらり。
メニューはどれも、韓国人のパティシエが日本のさまざまなお店を食べ歩きながら、日本で愛される見た目や味わいの研究・開発に取り組んでいるそう。
すべてテイクアウト可能なので、店内で食べるメニューとは別に、持ち帰り用のメニューを選ぶ人の姿も見られました。
イートインで楽しむなら、おすすめは2階席。晴れた日は大きな窓からたっぷり陽が差し込んで気持ちいい!
屋根裏部屋にあたる3階席では、靴を脱いでのんびりくつろぐこともできます。
済州島ならではの岩をモチーフにした「ソボロパン」と「ハルバンラテ」に夢中!
「OKUDO大久堂」を代表するメニューといえば、「ソボロパン」と「ハルバンラテ」。
「ソボロパン」とは、おかずのそぼろがのっているパンではなく、ふわふわのパン生地に、そぼろ状のクッキー生地をのせて焼いたパンのこと。
韓国では茶色いものがおなじみですが、こちらは真っ黒!済州島でよく見られるゴツゴツとした岩をイメージしているのだそう。
取材時(2024年2月)は、中からチーズが溶け出す「ブラックココア/チーズ」500円や、カスタードクリームが詰まった「チョコカスタード」500円、「ブラックココア/紫芋生クリーム」550円など全10種類の中から、スタッフさんイチ押しの「ブラックココア/コーヒー生クリーム」を注文しました。
香ばしいココア風味の生地に香り高いコーヒーで風味づけをしたクリームがよく合います。表面にまぶしたクッキー生地のザクザクとした食感も楽しい!
「ハルバンラテ」は、済州島の石像“トルハルバン”型のアイスをミルクで溶かしながら味わう、ちょっとシュールなドリンクです。
今回注文したのは、トルハルバン型のコーヒーとミルクを組み合わせた「オリジナル」。
まるでトルハルバンがミルクのお風呂に浸かっているみたい!
甘みがついていないのでコーヒーの香りやほろ苦さ、まろやかなミルクの甘みが際立ち、ソボロパンとの相性も抜群です。
甘いドリンクがお好みの人は、「オリジナル」にキャラメルソースを合わせた「キャラメル」800円や、チョコアイスのトルハルバンにミルクを注ぐ「チョコ」800円がおすすめですよ。
カラフルなドーナツ「クァベギ」もおすすめ
「クァベギ」はシンプルに生地のおいしさを楽しむ「オリジナル」350円や「シナモン」400円をはじめ全12種類がラインアップ。
もち米粉を加えた生地を揚げているから、ふわっ、モチッとした食感が楽しめます。
ミントの香りがさわやかな「ミントチョコ」、イチゴチョコがミルキーな「ストロベリーアイス」は、思わず写真に撮りたくなるかわいさです。
今回は、新大久保のベーカリーカフェ「OKUDO大久堂」をご紹介しました。中にチーズやクリームがたっぷり詰まった「ソボロパン」は韓国でも珍しいのだとか。
現在も新メニューの開発に力を入れていて、近々トルハルバン型のフィナンシェも発売予定とのこと。今後の展開も楽しみです!
■OKUDO大久堂(おくだん)
住所:東京都新宿区百人町2-2-9
TEL:03-6694-4712
営業時間:11~22時
定休日:不定休
Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)
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