おでかけ
2024.04.16
今、香港はアートが熱い！世界スケールの美術館からストリートアートまで、最新スポット7選
香港といえば、経済や金融の印象が強いでしょうか？実は今、アートの分野での飛躍がめざましいんです！新しいアジアの文化ハブとして注目されている西九龍文化地区をはじめ、街角で出合えるアートや、近年オープンしたアートスポットを巡りましょう。
Summary
最新のアート＆カルチャーが集結した新名所「西九龍文化地区」
香港西部のウォーターフロントに誕生した、文化と芸術の最新拠点が西九龍文化地区。広東オペラを上演する戯曲センターやビジュアル・カルチャー美術館、香港故宮文化博物館など大注目の文化施設が続々とオープンしているんです。周辺には公園や遊歩道などの屋外のオープンスペース、レストランやカフェもあるので、海を眺めながらのんびり過ごすのにもぴったり！主な3つのみどころをご紹介します。
アジアの芸術が一堂に！世界スケールの美術館「エムプラス」
20世紀以降のアジアの視覚文化芸術をテーマにした美術館。写真映えスポットも豊富です。絵画や彫刻、建築、マルチメディア、インスタレーションなど作品分野は幅広く、展示面積はアジア最大級の規模となります。エムプラスの収蔵品の中心となるのは、スイス人収集家より寄贈されたシグ・コレクションです。
■M＋（エムプラス）
住所：九龍博物館道38號
TEL：2200-0217
営業時間：10～18時（金曜は～22時、入館は閉館時間の30分前まで）
定休日：月曜
料金：HK$120、特別展別途、一部展示は無料で観覧可
最先端の展示施設に、中国の貴重な宝物を展示「香港故宮文化博物館」
北京の故宮博物院から借り受けた約900点の収蔵品をメインに展示。最新の展示設備やデジタル技術を駆使して、中国の歴史や文化に詳しくなくても楽しめる工夫を凝らしています。1階の紫禁一日では、中国の皇帝や王妃が暮らした紫禁城で使われていた18世紀の文物を展示。宮廷での贅沢な日常生活に触れるとともに、身近に感じられる工夫がされています。
◾️香港故宮文化博物館（ほんこんこきゅうぶんかはくぶつかん）
住所：九龍博物館道8號
TEL：2200-0217
営業時間：10～18時（金・土曜は～20時）
定休日：火曜(祝日の場合は開館)
料金：HK$60、特別展別途
本場広東オペラを気軽に観劇しよう「戯曲センター」
広東オペラと中国の伝統的な演劇を上演。約1000席のグランドシアターのほかに、お茶と点心を楽しみながら有名演目のダイジェストを気軽に観劇できる約200席の茶館劇場もあります。
◾️戯曲センター（ぎきょくセンター）
住所：柯士甸道西88號
TEL：2200‐0217
営業時間：10時～22時30分
定休日：なし
料金：公演により異なる
SNS映え抜群の「ストリートアート」に出合える2大スポット
強烈な個性を放って香港の街をカラフルに彩るストリートアート。なかでも中環や西環エリアはその宝庫といわれていて、新たな作品も続々と増殖中。香港イチ推しの映えスポットへ出かけましょう！
西環の注目ストリート「アートレーン」
西營盤駅B3出口を出ると、路上ギャラリーが展開しています。近年、注目を集めている西營盤の皇后大道西と徳輔道西を結ぶ忠正街と奇靈里とよばれる小さな路地一帯は、カラフルに描かれたストリートアートの宝庫。 国内外で活躍している香港のアーティストであるノーブル・ウォンの作品や、アートレーンの中心的アーティストZue Chanの作品など、フォトジェニックな景色が広がっています。
◾️ARTLANE（アートレーン）
住所：西營盤駅B3出口から徒歩1分
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ストリートアートといえばココ！「ソーホー」
国際色豊かな流行発信地として知られ、アーティストのアトリエやギャラリーも多い地区。路地のいたるところにアートが仕掛けられています。香港政府観光局から依頼を受けた香取慎吾氏の作品『大口龍仔』や、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンら伝説のスターが描かれたホテル・マデラ・ハリウッドの外壁など、みどころ満載です。
◾️SOHO（ソーホー）
住所：中環駅D2出口から徒歩10分
テーマも施設も新しい注目のミュージアム
九龍半島と香港島の両方で、アートな施設が次々誕生し、盛り上がりをみせています。 まさにアートシティの様相を呈している香港を、たっぷりと楽しんでみては。
新旧、東西が融合する香港の個性を楽しむ「香港芸術館HKMoA」
香港一古い美術館が開館60年に合わせ、大規模改修。絵画、書、骨董、19世紀の貿易、香港のコンテンポラリーアートの4つを扱い、1万8000以上の美術品を所有しています。工夫を凝らした展示で、地元の若い人が集まる人気スポットとなっているんですよ。ヴィクトリア・ハーバーのプロムナードという絶好の立地にあり、観光の途中で気軽に立ち寄ることができます。併設されているカフェでは、アフタヌーンティー（土・日曜、祝日限定）が人気！
◾️Hong Kong Museum of Art（香港芸術館HKMoA）
住所：梳士巴利道10號
TEL：2721-0116
営業時間：10〜18時（土・日曜、祝日は〜19時）
定休日：木曜（祝日の場合は開館）
料金：2023年中無料、2024年以降は未定、特別展別途
工場をモダンにリノベーション「CHAT」
紡績工場の建物をリノベーションした複合施設、ザ・ミルズ内のアートセンター。実際に製造に使われていた場所で、20世紀に香港の隆盛の礎となった繊維産業の歴史を伝えるとともに、現代アートやデザインの特別展示を開催しています。独特のセレクトがされた品が揃うCHATショップも必見！ザ・ミルズ前の各所にあるウォール・アートも併せて楽しみましょう。
◾️Centre for Heritage Arts & Textile（CHAT）
住所：白田壩街45號 南豐紗廠（ザ・ミルズ）2F
TEL：3979-2301
営業時間：11〜19時
定休日：火曜
料金：無料
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Text：るるぶ情報版（海外）編集部
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