早起きして訪れたい!焼きたてパン&モーニングメニューが食べられるカフェ・ベーカリー3選

早起きして訪れたい!焼きたてパン&モーニングメニューが食べられるカフェ・ベーカリー3選

モーニング パン ベーカリー 東京都 るるぶ&more.編集部
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朝ごはんの定番といえばパン。いい匂いがするほかほかの焼きたてパンが食べられれば、それだけで今日1日がいい日になりそうな予感がしませんか?今回は、パンを年間3000個以上食べる生粋のパンマニア・東京パン生活。さん(@tokyo_pan.life)に、朝早くから、焼きたてパン&モーニングメニューが食べられるカフェやベーカリーを3つ紹介してもらいました!

Summary

最高のロケーションでトロットロのエッグベネディクトを堪能!/Le Pain Quotidien 芝公園店

「Le Pain Quotidien(る・ぱん・こてぃでぃあん)」は、世界に250店舗以上展開しているベルギー発祥のベーカリーレストラン。オーガニックの小麦粉、塩、水、自家製の発酵種というシンプルな材料だけを使って作られたパンが味わえます。職人が手を使ってじっくり捏ね上げ、大きな釜で焼き上げる昔ながらのやり方で作られたパンは、食べ応えもバッチリ。

御成門駅から徒歩1分の「東京プリンスホテル」の敷地内にある芝公園店は、「Le Pain Quotidien」日本一号店です。

「焼きたてのパンや新鮮な食材を生かした料理のおいしさを分かち合ってほしい」という願いから、フランス語で「日々の糧」という意味の店名が付けられたこのベーカリー。店内の中心には、それを象徴する大きなコミューナル(=共有)テーブルが置かれています。ひとりで訪れるのはもちろん、大人数でも一緒に食事を楽しめるのもうれしいポイントです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
世界的に広く愛されている「Le Pain Quotidien」は、パン好きとしては外せないベーカリーのひとつ。日本には、六本木ミッドタウン店と東京オペラシティ店と併せて計3店舗ありますが、なかでも芝公園店は東京タワーのすぐ近くにあるという最高のロケーションが魅力です。天気のいい日はテラス席もありますし、店内も客席間隔が広く取られ、開放感にあふれているのもポイント。平日の朝はそんなに混み合わないので、特にのんびりとした朝が過ごせると思います。東京でパンのモーニングを楽しむならまずはここから、という代名詞的な店舗です。

「エッグベネディクト」1pc 1180円/2pc 1750円
「エッグベネディクト」1pc 1180円/2pc 1750円

東京パン生活。さんが食べた「エッグベネディクト」は、「Le Pain Quotidien」のモーニングのなかでも人気が高いメニュー。焼きたてのカリもち食感がたまらないイングリッシュマフィンの上に、アボカドと半熟のポーチドエッグがのった1品です。エッグベネディクトは小ぶりなので、お腹いっぱいに食べたい時には2pc注文するのがおすすめです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
ナイフを入れると、中から黄身があふれてくるビジュアルが最高なエッグベネディクト。トッピングにハムかサーモンを選ぶことができ、個人的おすすめはハム。2pcの場合はそれぞれ1個ずつ選ぶこともできるので、ぜひ食べ比べもしてみてください。お皿いっぱいに流れ出した卵の黄身をつけながら味わって!


ほかにも、クロワッサンかパンオショコラ・オーガニックブレッド・オーガニックバケットなどのたくさんのパンが食べられるうえにドリンクがついたお得なセット「ル・パン・コティディアン ブレックファースト」1180円など、「Le Pain Quotidien」ではモーニングメニューが充実。東京観光や街歩きの最初のスポットとして、訪れてみてはいかがでしょうか?

■Le Pain Quotidien 芝公園店(る・ぱん・こてぃでぃあん しばこうえんてん)
住所:東京都港区芝公園3-3-1
TEL:03-6430-4157
営業時間:7時30分〜21時
定休日:無休

フランスで修業したブーランジェの絶品パンが食べられるモーニングが大人気のカフェ/COMPTOIR

都立大学駅から徒歩1分の場所にある「COMPTOIR(こんとわー)」は、1階にある「Toshi Au Coeur du Pain(としおーくーでゅぱん)」に併設されたカフェ。「Toshi Au Coeur du Pain」はお店の名前にもある「トシ」こと、ブーランジェの川瀬敏綱氏が立ち上げたベーカリーです。

「COMPTOIR」は「アルチザン(職人)なファストフード」、「Toshi Au Coeur du Pain」は「皆さんがもっとパンのある生活を楽しむこと」をコンセプトに、それぞれのおいしさを追求したメニューを展開しています。「COMPTOIR」は平日9時(土日は8時)から、「Toshi Au Coeur du Pain」は、6時30分からオープンしているので、朝活にもぴったり。

「COMPTOIR」には、土日限定のモーニングメニュー2種類が用意されていて、どちらのセットも「Toshi Au Coeur du Pain」のパンが楽しめます。丁寧に焼き上げた絶品パンと自家製スープ、デリの組み合わせは最高です!

(写真上から)「Aセット」、「Bセット」各1500円
(写真上から)「Aセット」、「Bセット」各1500円

Aセットのメニューは、パン類(クロワッサン、バゲット)・付け合わせ(チーズ、バター、コンフィチュール)・ヨーグルト(コンフィチュール付き)・日替わりスープ・本日のコーヒーの全5品。

クロワッサンはじゅわっとバターの風味が広がり、まるでバターロールのような1品。ほかのベーカリーのクロワッサンではなかなか味わえない、サクふわもっちり食感と口いっぱいに広がるバターの味わいがたまりません。

日替わりスープは自家製で、「Toshi Au Coeur du Pain」のサンドイッチや「COMPTOIR」のデリを作る時に出る野菜の皮やヘタを使って出汁を取っているのだとか。どんなスープがいただけるのかは、当日のお楽しみです。

Bセットのメニューは、パン(バゲット、パンオミエル)・付け合わせ(バター、コンフィチュール)・ソーセージ・ゆで卵・サラダ・ヨーグルト(コンフィチュール付き)・本日のコーヒーの全7品。

あまり聞きなじみがない「パンオミエル」とは、ナッツの粉を混ぜたパンのこと。北海道産小麦の石臼引き全粒粉を使いヘーゼルナッツの粉を混ぜて焼き上げており、ナッツの香ばしい香りと味わいが特徴的です。 隠し味に蜂蜜(フランス語でミエル)を入れることで、さらにナッツのうま味が引き立つそう。

「ジャンボンブール」○○円(Toshi Au Coeur du Pain)
「ジャンボンブール」600円(Toshi Au Coeur du Pain)

東京パン生活。さんおすすめの「Toshi Au Coeur du Pain」のパンもご紹介。バゲット(フランスパン)に豚モモ肉のハムとバターを挟んだ「ジャンボンブール」は、1度は食べてみてほしいサンドイッチ。

「ジャンボン」はフランス語で「豚のモモ肉(のハム)」、「ブール」は「バター」のこと。「ジャンボンブール」はパリで一番人気のサンドイッチで、「Toshi Au Coeur du Pain」のバケットはこのサンドイッチを再現するために開発されたものなのだとか。

そんなバゲットに、フランスのバターを思わせるカルピス発酵バターと大きなハムが挟まれています。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
フランスパンといえば、こんがりと焼けたガリガリに硬いパンをイメージしがちですが、「Toshi Au Coeur du Pain」のバゲットは焼き色が浅く、ほかでは見かけないほどに白っぽいのが特徴。フランス産の小麦粉を使用し、パリの味を完全再現したバゲットはここでしか食べられない逸品です。バゲットそのものはもちろん、「ジャンボンブール」をはじめとしたサンドイッチでもそのおいしさを堪能してください。


フランスで修業したブーランジェが焼くパンと自家製デリ、スープがセットになった「COMPTOIR」のモーニングメニュー。休日の朝はパリに旅行した気分で、モーニングを楽しんでみませんか?

■COMPTOIR(こんとわー)
住所:東京都目黒区中根2-13-5 2F
TEL:03-5726-9544
営業時間:9〜16時 (土・日曜、祝日は8〜17時 ※16時LO)
定休日:月・火曜

■Toshi Au Coeur du Pain(としおーくーでゅぱん)
住所:東京都目黒区中根2-13-5 1F
TEL: 03-5726-9545
営業時間:6時30分〜17時
定休日:月・火曜

もっちり食感のパンをお供に朝活ができる都内屈指のベーカリー/ベーカリー&カフェ 沢村 広尾プラザ

「沢村にしかないパンをつくる」をモットーに誕生した、軽井沢発祥の人気ベーカリー「ベーカリー&レストラン 沢村」。

「ベーカリー&レストラン 沢村」のパンの特徴のひとつは、もっちりとした食感。その秘密は、4種の自家製酵母や厳選した素材を使い、長時間低温発酵すること。ひとつひとつ違うパンの個性に合わせ、国内外から厳選した約20種類以上の小麦粉を使い分けて焼き上げるパンは多くの人に愛されており、日本各地にファンを持つ人気ベーカリーです。

軽井沢はもちろん、東京や名古屋など日本各地にレストランや自家焙煎所など合わせ、10店舗展開しています。

「ベーカリー&レストラン 沢村 広尾プラザ」は、広尾駅から徒歩3分のショッピングモール「広尾プラザ」の中にあります。カウンター席もあり、全44席とゆったりめの店内。7時からオープンしているので、出社前のモーニングや一息入れるカフェ利用としての利用もおすすめです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
自家製酵母の風味ともっちりとした生地感が特徴的な軽井沢の人気ベーカリー沢村。「ベーカリー&レストラン 沢村 広尾プラザ」は、7時オープンのイートイン付きベーカリーで、都内でも屈指の早朝モーニングができる店舗なのでおすすめ。壁向きで座れるカウンター席もあり、おひとりさまでも気兼ねなく利用できる席配置も好みです。広尾周辺はベーカリーも比較的多いエリアなので、まずは「ベーカリー&レストラン 沢村 広尾プラザ」を訪れてゆっくりした後、ベーカリー巡りをしてみるというのも楽しいと思います。

「信州ソーセージとスクランブルエッグの厚切りトーストプレート」2310 円
「信州ソーセージとスクランブルエッグの厚切りトーストプレート」2310 円

「ベーカリー&カフェ 沢村 広尾プラザ」では、7〜11時までモーニングメニューを販売中。「信州ソーセージとスクランブルエッグの厚切りトーストプレート」は、毎日ベーカリーに併設された工房で焼かれる食パンを使用した厚切りトーストに、ソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコン、サラダがのったプレートです。セットドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースの中から選べます。

注目はなんといってもふわふわのスクランブルエッグ。ひと口食べれば口の中で溶けていくようなふわっふわのスクランブルエッグは、サクっと焼かれたトーストとの相性も抜群!ぜひトーストの上にのせて食べてみてください。

朝に食べたくなるソーセージは、軽井沢に本店がある「ベーカリー&レストラン 沢村」らしく、信州のものを使用。肉厚で噛むとジュワッと肉汁があふれるソーセージは食べ応えもバッチリです!

「ベーカリー&レストラン 沢村 広尾プラザ」にはほかにも、「信州ベーコンと目玉焼きの厚切りトーストプレート」1650円や「レーズンブレッドのフレンチトースト」1705円などのプレートメニューや、「ホットサンドB.L.T」1045円などモーニングに食べたいメニューが充実。

また、かごいっぱいにパンが盛られた「かご盛りパン」S 660円、L 1650円などのアラカルトメニューもあるので、パンをお腹いっぱい食べたい時には特におすすめです。

「ベーカリー&レストラン 沢村」の自家焙煎所、「沢村ロースタリー 軽井沢」から届くコーヒーと一緒に、焼きたてパンを味わう至福の時間を、ぜひ過ごしてみてください。

■ベーカリー&カフェ 沢村 広尾プラザ(べーかりー&かふぇ さわむら ひろおぷらざ)
住所:東京都渋谷区広尾5-6-6 広尾プラザ 2F
TEL:03-6450-2255
営業時間:7〜21時
定休日:施設に準ずる

今回は、朝早くから、おいしい焼きたてパンが食べられるカフェやベーカリーを3つご紹介しました。早朝からパン活ができたら、より充実した1日になること間違いなし!今度の休日は早起きして、ベーカリー巡りでモーニングを楽しんでみてくださいね。

【監修者プロフィール】
東京パン生活。
Instagram:@tokyo_pan.life
パンやベーグルを年間3000個超食べるパンマニア。食べログ「パンTOKYO百名店」2020~2023年連続コンプリート中。Instagramで都内のパン情報を日々発信している。


Photo:東京パン生活。 /COMPTOIR/増田朱音(vivace)
Text:増田朱音(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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