【日光】天然氷の一大産地・日光で堪能!天然氷を使った絶品かき氷3選

【日光】天然氷の一大産地・日光で堪能!天然氷を使った絶品かき氷3選

栃木県 食・グルメ かき氷 スイーツ ひんやりスイーツ るるぶ情報版(国内)編集部
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全国でも数件しかない天然氷の氷室(製造所)が、日光市内に3カ所(松月氷室・四代目徳次郎・三ツ星氷室)もあります。日光は天然氷を使ったかき氷の激戦区ともいわれ、氷の削り方やシロップ、トッピングなどにこだわった店がたくさん。今回は日光市の氷室の一つ、松月氷室の氷を楽しめる店を3軒ピックアップしました!

Summary

写真映え間違いなし!老舗氷室のバラエティ豊かなかき氷「松月氷室」

2024年春にリニューアルオープンを予定 ※写真はリニューアル前のもの
2024年春にリニューアルオープンを予定 ※写真はリニューアル前のもの

明治27年(1894)創業。日光をはじめ各地のかき氷店に天然氷を卸す老舗蔵元です。店舗ではふわふわやさしい口どけのかき氷を一年中食べることができ、行列ができる日も少なくありません。

魅力の一つは、バリエーションに富んだ豪華なシロップ。人気ナンバーワンの「生いちごプレミアム」1430円は通年販売。とろっとしたジャムのようなシロップは、地元産のイチゴのみを使用。生クリームや自家製ミルクシロップの甘みとイチゴの酸味のバランスが絶妙です。

イチゴジャムのような真っ赤なシロップが映える「生いちごプレミアム」
イチゴジャムのような真っ赤なシロップが映える「生いちごプレミアム」

「ピスタチオベリー」1430円は店の自信作。香ばしいピスタチオのシロップをかけた氷に、たっぷりの生クリーム、ラズベリーやブルーベリーの果肉をのせた見た目もかわいらしい一品で、こちらも通年販売。中に甘酸っぱいラズベリーシロップが入っているので、食べ進めながら味わいの変化も楽しめます。

「ピスタチオベリー」は2023年にリニューアルした人気メニュー
「ピスタチオベリー」は2023年にリニューアルした人気メニュー

ほかにも、高級メロンを半玉使った「メロメロメロン」1000円~(4~10月限定)や、宇都宮の洋菓子店のレシピを踏襲したという「モンブラン」1650円(10~5月限定 ※2024年春の提供については要確認)、紫色のシロップがインパクト大な「紫いも」1430円(10~3月限定)など旬の素材を使ったかき氷も好評。当主・吉新昌夫さんをはじめ、スタッフの創作意欲が光る斬新なメニューばかりです。

2024年春には、店舗のイートインスペースを増やしてリニューアルオープン予定(2024年春まで改修工事のため休業中)。変わらぬ老舗の天然氷と、個性豊かなシロップのコラボレーションをぜひ味わって。


シンプルな手作りシロップで、天然氷のおいしさを実感「日光茶屋」

松月氷室の天然氷を使用したかき氷を提供する
松月氷室の天然氷を使用したかき氷を提供する

東武日光駅前で観光客を出迎える甘味処。古民家のような趣のある店内で、おしるこやお雑煮など甘味・軽食を提供しています。かき氷には松月氷室の天然氷を使用。通年で食べることができます。

空気を含みながら優しく盛り付け、ふわふわの口どけに
空気を含みながら優しく盛り付け、ふわふわの口どけに

「日光茶屋」のかき氷はとにかくふわっふわ! 気温や湿度によって削り方を変え、押し固めることなくふんわり盛り付け。透明な器で、真っ白な氷が運ばれてきます。

ボリューミーな真っ白な氷。ちょこんとのったイチゴが可愛らしい
ボリューミーな真っ白な氷。ちょこんとのったイチゴが可愛らしい

まずは一口、何もかけずに食べるのがおすすめ。綿菓子のようにスッと溶ける口当たりと、氷そのもののおいしさに驚くはず。シロップを一度にかけると重みで崩れてしまうので、少しずつかけて食べ進めます。

優しい色合いの手作りシロップをかけると、白い氷がほんのり色づく ※写真はイメージ
優しい色合いの手作りシロップをかけると、白い氷がほんのり色づく ※写真はイメージ

シロップは店で丁寧に手作り。「おとめイチゴ」1200円のシロップは、季節に合わせて取り寄せた地元産イチゴと、砂糖だけを漬けて発酵させたもの。自然な甘みと酸味で、飽きのこない味わいです。かき氷の上にはフレッシュなイチゴをトッピング。中に漬け込んだ果肉も入っています。

メニューはほかに抹茶や白桃など。ツウの方に人気というのが「手作り甘露」1000円。氷砂糖を煮詰めただけのシンプルなシロップが、氷そのものの味をなによりも引き立たせるのだそう。雑味のない日光の天然氷ならではの、ぜいたくな味わい方です。

■日光茶屋(にっこうちゃや)
住所:栃木県日光市松原町253
TEL:0288-53-2207
営業時間:10~16時
定休日:不定休

ねっとり甘い焼き芋をトッピングしたふわとろ食感のかき氷「味の隠れ家cafe 千両茶屋」

東武日光駅と日光山内の入口にあたる神橋の中間に位置
東武日光駅と日光山内の入口にあたる神橋の中間に位置

日光のメインストリート・日光街道沿いに立つ、創業50年以上の呉服店。その1階にあるのが「味の隠れ家cafe 千両茶屋」です。2016年にカフェが併設されました。

看板メニューは、千葉県香取市の石田農園オリジナルのサツマイモ「金蜜芋(きんみついも)」を使った焼き芋。熟成したサツマイモを2時間ほどかけて焼き上げ、ねっとり濃厚な甘さに仕上げています。

焼き芋1本650円~。例年11月下旬から9月頃まで販売
「焼き芋」1本650円~。例年11月下旬から9月頃まで販売

例年5月から10月には、松月氷室の天然氷を使ったかき氷も提供しています。氷を粉雪のようにきめ細かく削り、舌触りなめらかなふわとろ食感に。メニューは、「とちおとめミルク」900円、「食べるミルクティー」800円など、7~8種類ほど。

和風黒蜜きなこかき氷。中にも黒蜜ときなこがたっぷり入っている
「和風黒蜜きなこかき氷」。中にも黒蜜ときなこがたっぷり入っている

なかでもおすすめは、自家製の濃厚な黒蜜と挽きたての香ばしいきな粉がたっぷりかかった「和風黒蜜きなこかき氷」800円。このかき氷には、なんと金蜜芋の焼き芋がトッピングされているんです。天然氷と金蜜芋を一度に楽しめるのはうれしいですね!

現在、かき氷も焼き芋もテイクアウトのみですが、店の裏手にあるベンチで食べることができます。2階ではレンタル着物サービス3800円~(要予約)を実施。ひと息ついたあとに、着物に着替えて日光の街を歩いてみるのもいいですね。

■味の隠れ家cafe 千両茶屋(あじのかくれがかふぇ せんりょうちゃや)
住所:栃木県日光市御幸町601-3 きものつゞれ屋内
TEL:0288-53-2208
営業時間:11~16時
定休日:不定休

同じ松月氷室の天然氷を使っていても店によって、食感や味わいはさまざま。ぜひ食べ比べてお気に入りの一杯を探してみてください!

日光のおでかけ情報は『るるぶ』をチェック★


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Text:小室茉穂(MOVE)
Photo:宮地工・泉田真人

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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