【日光】霧降高原に誕生したオールインクルーシブの温泉リゾートホテル「TAOYA日光霧降」でおこもりステイ!
2023年4月、日光・霧降高原に「TAOYA日光霧降」がオープンしました。「TAOYA(たおや)」は大江戸温泉物語が手がける温泉リゾートホテルブランド。宿泊料金に食事やドリンク、アクティビティ(一部を除く)の料金が含まれるオールインクルーシブの宿で、おこもりステイにぴったりなんです。霧降高原の豊かな自然に癒やされ、日常を忘れて心身ともにリフレッシュできますよ。
Summary
到着後から利用できるサービスがたくさん
「TAOYA日光霧降」は赤薙山(あかなぎさん)の中腹、標高約1000mに位置しています。東武日光駅から車で10分ほど、JR日光駅と東武日光駅からはホテルまで定時運行のシャトルバスが出ています。
ホテルのエントランスに到着。入口から左手側のフロントで、まずチェックインを。客室の利用は15時からですが、チェックインは14時から可能です。
15時まで客室は利用できませんが、館内のいくつかのサービスは利用できます。チェックインを済ませたら、フロントとは反対側、入口を入って右側のウェルカムラウンジへ。
コーヒーやソフトドリンクなどのウェルカムドリンクを飲みながら、ソファで少し休憩。オールインクルーシブスタイルなので、もちろんラウンジのドリンクを何種類でも何杯でも追加料金なしで飲むことができます。
1階の暖炉ラウンジも14時から利用可能です。石材風の建材を使った暖炉を囲むように椅子が配されています。
ラウンジによって少しずつラインアップが異なり、暖炉ラウンジではコーヒーやソフトドリンクのほか、北海道ソフトクリームやナッツ、アルコール(14~23時のみ)も楽しめます。自動演奏ピアノの音色も心地よく、チェックイン早々まったりモードに。
2階のエレベーター近くには、24時間利用できるマッサージチェアが5台あります。客室を利用できるまでの間に利用できるサービスが充実しているので、駅発のシャトルバスは13・14時台を利用する人が多いんだそう。
ニーズに合わせて選べる全17タイプの客室
チェックインの際にカギをすでに受け取っているので、15時になったらラウンジからそのまま客室へ向かいます。館内はどこでも作務衣とスリッパで過ごすことができます。作務衣は3階のエレベーター前に置いてあるので、サイズを選んで持っていきましょう。
客室はツインルーム、和室、和洋室、露天風呂付きなど17タイプ全98室あり、家族旅行、グループ旅行、ひとり旅など、ニーズや好みに合わせて選べます。すべて東側に窓があり、霧降高原の自然と昇る太陽・月を見ることができます。
作務衣に着替えて、備え付けのかごバッグに部屋のカギを入れて、さっそく大浴場へ。客室内にバスタオルとフェイスタオルがありますが、大浴場の前にもタオルが置いてあり、わざわざ持参する必要がないので荷物が少なく済んで楽ちんです。
眼下に霧降高原が広がるインフィニティ風呂
男女ともに大浴場は6階。露天風呂、内湯、サウナ、水風呂が1つずつあります。利用は15~24時、5時~9時30分(サウナは朝6時~)。ここの露天風呂は、自然と一体化しているかのような気分を味わえるインフィニティ風呂なんです。
日中、夕焼け、満天の星、朝焼け…。目の間に広がる自然とともに、刻々と変わりゆく空の色を眺めながら湯あみを楽しめます。露天風呂は無色透明で、サラッとした優しい肌触りの霧降高原温泉。
内湯は温泉ではありませんが、お湯に浸かりながら窓越しに霧降高原の自然を楽しめます。洗い場の一部に、「ミラブル」「ReFa(リファ)」のシャワーヘッドも設置。
さらに女性脱衣所には、大風量の「Dyson(ダイソン)」のドライヤーもあります。人気の美容家電・グッズが試せるのはうれしいですね!
大浴場と同じフロアにある湯上りラウンジは、ソフトドリンク、アルコール(15~23時のみ)、アイスキャンディーと、ほてった体を冷ますのにちょうどいいラインアップ。
夕朝食はバイキング!夜食の提供も
食事は全長約35mのライブキッチンを備える1階のレストランで、夕朝食ともにバイキング(90分制)。メニューは季節替わりで、季節を感じる食材、地元の素材を使った料理が並びます。
夕食は和食、イタリアン、中華料理など種類豊富で、ライブキッチンでは焼きたてのピザ、ステーキを提供。湯波料理や宇都宮餃子といった栃木・日光ならではのグルメも揃っています。
アルコールも飲み放題。ビール、ワイン、焼酎、日光の地酒、果実酒など充実しています。料理に合わせてドリンクを選んでみるのもいいですね。
朝食の人気メニューは海鮮のっけ丼。ご飯をよそって、好きなネタを好きなだけ乗せて、自分だけの海鮮丼を作れます。ライブキッチンで提供している焼きたてのフレンチトーストも見逃せません。
暖炉ラウンジでは毎日21~23時に夜食の湯波うどんを提供しています(メニューは変更の場合あり)。お腹いっぱいに夕食を食べたあとでも入るくらいの程よい量。鰹出汁の優しい味わいに、ほっこり癒やされます。
自然とふれ合えるネイチャーアクティビティ
「TAOYA日光霧降」のお楽しみはインフィニティ風呂とバイキングだけではありません。霧降高原にあるという立地を生かしたアクティビティも多彩に揃っています。各アクティビティの開催時間はHPで事前に確認できるほか、当日チェックインした際にもらえる案内用紙にも書かれています。
アクティビティの受付・予約は1階の森のコンシェルジュデスクで。要予約のアクティビティは定員に達し次第受付終了となるので、参加したいものが決まっている人は早めの予約がおすすめです。
「星空ツアー」(無料/要予約/定員15名/所要約60分)は20時スタート。陽が沈んでから、月が昇るまでの星が一番見やすい時間に実施されます。集合場所は3階のフロント。
ホテルスタッフのガイドのもと、街灯のない開けた広場まで移動し、夜空いっぱいに広がる星を観察します。肉眼では一つにしか見えない星が、望遠鏡を通して見ると実は二つの星であることがわかるなど、今まで気づかなかった新しい発見ができます。
無料ツアーとは別に、星に詳しい星空コンシェルジュが同行する「星空ツアー プレミアム」(200円/要予約/定員30名/所要約75分)も定期的に開催。集合時間や場所は通常の星空ツアーと同じですが、本格的な天体望遠鏡を覗けるなど、星や天体に関してより深く学ぶことができます。プレミアムツアーの開催日は無料の星空ツアーはお休み。
午前中の人気アクティビティは「自然観察ツアー」(無料/要予約/定員15名/所要約45分)。9時~、10時~の1日2回開催。集合場所は森のコンシェルジュデスクになります。1階の散策路入口から森へ出て、ガイドの説明を聞きながら散策路を歩きます。
ほかに「思い出クラフト サシェ作り」(110円/予約不要/所要約10分~)や「さえずりごっこ バードコール作り」(無料・持ち帰り200円/予約不要/所要約10分~)など館内で体験できるアクティビティもあります。どちらも森のコンシェルジュデスクの営業時間内であれば好きなときに体験することができます。
チェックアウト後も売店で買い物をしたり、一部のアクティビティを体験できたり、最後の最後までお楽しみがたくさん。誰と一緒に訪れても、大満足の滞在になりますよ。
■TAOYA日光霧降(たおやにっこうきりふり)
住所:栃木県日光市所野1535-1
TEL:050-3538-5735(受付時間 9〜19時)
チェックイン:15時~
チェックアウト:~10時
料金:1泊2万5500円~(2名1室利用時の1名料金)
Text:下坂真由美(MOVE)
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