Cafe Kanoa

【沖縄】竹富島の集落内にひっそりとたたずむ穏やかな時間が流れるカフェ「Cafe Kanoa」

るるぶ&more.編集部 沖縄県 スイーツ カフェ ケーキ
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沖縄・八重山諸島の観光拠点である石垣島から高速船で約10分というアクセスの良さで人気のある竹富島。2023年9月、 その島内にオシャレなカフェ「Cafe Kanoa(かふぇ かのあ)」がオープンしました。店主のこだわりが随所に散りばめられた空間で、沖縄の食材を使ったスイーツやドリンク、軽食などが楽しめます。

Summary

絵本のページから抜け出してきたような店内の装飾にときめく

Cafe Kanoa(カフェ カノア)
Cafe Kanoa(カフェ カノア)

竹富島の美しい町並みの中にひっそりとたたずむ「Cafe Kanoa」は、店主のこだわりが詰まった小さなカフェです。昔ながらの石積みの塀の先に設置された小さな看板が目印です。竹富島は、徒歩でもゆっくりと観光を楽しむことができる小さな島ですが、ビーチや3つある集落を巡るには、自転車がオススメ。こちらのカフェは、竹富港から徒歩20分、自転車で10分のところにあります。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

中庭の緑の植物が「Cafe Kanoa」の窓ガラスに反射して見える様子は、まるで木の窓枠に入った一枚の絵のようです。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

店内の家具や照明、小物などの装飾品に至る全てに店主の「好き」が詰まった店内は 、一歩足を踏み入れた瞬間別世界が広がります。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

カウンター席の奥がオープンキッチンになっているので、店主の三木さんとゆっくりおしゃべりをするのを楽しみに来店されるお客さまもいるそうです。カウンターの上には、アンティークのコーヒーミルや島で採れたパッションフルーツの実などが並んでいました。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

店内の照明は、1つずつ三木さんが気に入ったものを時間をかけて揃えてきたとのこと。どこを切り取っても絵本のページをめくっているような雰囲気です。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

窓からは、お料理やスイーツなどのトッピングに使用するハーブやお花が見えます。

沖縄産の食材を使ったスイーツとドリンクが人気

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

注文は、入り口近くに置かれたチョークボードのメニュー から。ドリンクメニューには、コーヒーや紅茶、スムージーなどのほか、ワインやビールといったアルコールドリンクもあり、食事と一緒に楽しむ事ができるのも嬉しいポイントです。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

「Cafe Kanoa」で1番人気の「紅芋チーズケーキ」650円は、サクサクのクッキーの下地の上になめらかな紅芋チーズの生地が絶妙なバランスの一皿です。添えられたフルーツの酸味と甘すぎない生クリームで最後まで飽きのこない味わいを楽しめます。色鮮やかなハイビスカスティー600円と共に。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

星砂が散りばめられた器は、竹富島の青い海や天の川が見える夜空のイメージと重なると三木さんは話します。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

「長命草の抹茶バスチー」650円と「黒糖オレ」700円も人気のメニューです。長命草とは、沖縄で多く分布するセリ科に属する多年草です。「一株食べると一日長生きする」とも言われているように栄養価が高く、昔から伝統的な島野菜として地元の人々に食されてきました。黒糖には多くのミネラルが含まれています。長命草と黒糖の力で旅の疲れを癒してみてはいかがでしょう。

大人から子どもまでみんな大好き自家製タコライス

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

「温玉のせタコライス」1250円には、スパイスを一から配合して調理されたお肉のうま味がギュッと詰まった自家製のタコスミートソースが使用されています。トッピングには、季節の新鮮な葉野菜と温玉のほか、サクサクとした食感が楽しめるチップスや、さっぱりとした酸味がおいしい自家製のゴーヤピクルスが使用されています。お口直しのハイビスカスティーとシークワーサーのもずく酢がセットになっているのも嬉しいポイントです。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

注文時に一言添えることで、スパイシーなタコスサルサのトッピングを別にすることも可能です。小さな子どもでも安心してみんなと一緒に食事が楽しめます。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

「長命草のマルゲリータピザ(ミニマンゴージュースと黒糖チョコレート添え)」1300円には、お庭で採れた長命草がトッピングされています。

Cafe Kanoa(カフェ カノア)

「カノアとは、ハワイの言葉で『自由』という意味で、カフェに来ていただいたお客さまにそれぞれ自由にくつろいでいただけたらいいなという思いでつけました。ぼんやりしたり、うとうとしたり、読書したり、自由にのびのびとくつろげる空間でありたいと思っています」(Cafe Kanoa 店主三木つかささん)

竹富島のどこか懐かしさを感じる美しい町並みの中に、ひっそりとたたずむオアシスのような場所「Cafe Kanoa」、そこには穏やかで自由な時間が流れています。

■Cafe Kanoa (かふぇ かのあ)
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富602
TEL:なし
営業時間:11~16時
定休日:月・火曜


Text&Photo:水野 暁子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。

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