【埼玉】新一万円札の顔!渋沢栄一ゆかりの地・深谷を巡る
2024年7月から新一万円札の顔となる渋沢栄一。「近代日本経済の父」と称され、ドラマの主人公にもなった偉人の生まれ故郷が、埼玉の深谷にあります。青春期を過ごしたゆかりの地を巡り、渋沢栄一の歴史に触れてみましょう!
JR深谷駅
ゆかりの地巡りのスタートはJR深谷駅から!深谷産のレンガを使用し、現在もその一部が残る東京駅をモチーフに、レンガタイルを使用して造られた駅舎です。その美しさは「関東の駅百選」にも選ばれるほど!
■JR深谷駅(じぇいあーるふかやえき)
住所:深谷市西島町3-1-8
日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設
次に訪れたのは、渋沢栄一を中心に成立された、日本初の機械式煉瓦製造工場。良質な粘土が採れることから、栄一の実家近くの村を工場の建設地として推薦したそう。国の重要文化財に指定されている4つの施設が現存しています。
現在、各施設は保存修理中のため見学は不可となっていますが、東京駅のレンガも焼成した貴重な窯であるホフマン輪窯6号窯は、2024年7月頃に一部公開予定です。
■日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設(にほんれんがせいぞうかぶしきがいしゃ きゅうれんがせいぞうしせつ)
住所:深谷市上敷免28-10
TEL:048-577-4501
駐車場:10台
誠之堂・清風亭
「誠之堂」は、渋沢栄一が初代頭取を務めた第一銀行の行員たちによる、渋沢栄一の喜寿を祝う記念建築です。隣接する「清風亭」は、当時の第一銀行の頭取・佐々木勇之助の古希を祝う記念建築。美しい装飾が見学できます。
渋沢栄一記念館
ゆかりの地巡りで外せないのが、渋沢栄一記念館。渋沢栄一の祥月命日である1995年11月11日に開館しました。幼少期からの生涯を展示する資料室のほかに、生前の姿そっくりのアンドロイドによる講義は外せません(2日前までに要予約)!
渋沢栄一は、明治維新後の日本の近代化や、日本経済の発展に大きく貢献した人物です。主な功績として
・世界遺産に登録されている富岡製糸場(群馬県)の設立に尽力
・生涯で設立などに関わった会社は500を超える
・600もの社会福祉事業と教育・福祉支援・国際親善に取り組む
があげられます。日本の近代化に多大な影響を与えた功績を、展示品から学びましょう。
■渋沢栄一記念館(しぶさわえいいちきねんかん)
住所:深谷市下手計1204
TEL:048-587-1100
開館時間:9~17時(アンドロイドの最終講義は15時30分~)、見学は2日前までの予約制
休館日:無休(臨時休館日あり)
駐車場:173台
旧渋沢邸「中の家」
渋沢家の住宅等として使われてきた通称「中の家」。渋沢栄一の生誕地に立つ現在の主屋は、栄一の妹夫妻により上棟されました。手前に見えるのは渋沢栄一の像です。
帰郷した渋沢栄一が晩年を過ごしたという上座敷には、80歳頃の渋沢栄一を再現したアンドロイドが。映像とともに、仲間との思い出などを聞くことができます。
■旧渋沢邸「中の家」(きゅうしぶさわていなかんち)
住所:深谷市血洗島247-1
TEL:048-587-1100
営業時間:9~17時(最終入場は16時30分)
定休日:無休
駐車場:47台
道の駅おかべ
ゆかりの地巡りの最後は、おみやげにぴったりの渋沢栄一グッズや、深谷の特産品を豊富に取り揃える道の駅へ。道の駅内にある「そば蔵岡部店」では、深谷名物の煮ぼうとうを味わえます!
煮ぼうとうは、渋沢栄一も愛したと言われる深谷の郷土料理。深谷産の深谷ねぎと、とろみのついたつゆ、幅広の麺がよく絡んだ、ほっとする味が特徴です。
こちらは、深谷ねぎ一本を炭火焼したカルソッツと、名物の煮ぼうとうが同時に味わえる贅沢な一品。ねぎの甘みがたまりません!
深谷巡りのおみやげに、かわいい貯金箱はいかが?500円玉で貯金すれば、10万円貯まるそう!
■道の駅おかべ(みちのえきおかべ)
住所:深谷市岡688-1
TEL:048-585-5001
営業時間:8~19時(施設により異なる)
定休日:無休
駐車場:282台
新一万円札の顔となる渋沢栄一。ゆかりの地を巡ることで、その志に触れることができます。みどころいっぱいの深谷へ、是非足を運んでみてください!
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