【京都】おひとりさまが心ゆくまで贅沢できる場所「Le café de BenoÎt」【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】
「今日は贅沢するぞ!」と、頑張る自分にご褒美をあげることはとても大切。さて、どうしよう。前々から欲しかったものを思い切って買っちゃうのもいいし、旅行に行くのもいい。人によっては豪華なものを食べたいなって人もいると思う。かくいうぼくもそのうちの一人です。ただ、こと食となると、一人でリッチなものを食べに行くには少しハードルが高かったりもする。たとえば、高級フレンチやラグジュアリーホテル。ドレスコードだってあるし、何より一人だと気まずさもあって。"どこかいいお店ないかな"とお探しの方に激推ししたいカフェを京都・三条でみつけました。
Summary
横幅約105cmのおひとりさまだけが楽しめる小空間。
混雑した街を抜け、鴨川を横目に三条大橋を渡り、北へ数分歩けば、今回の目的地であるカフェ「Le café de BenoÎt(る かふぇ ど ぶのわ」に到着。
家屋の玄関を改装したという横幅約105cmほどの小空間には、おひとりさま専用のテーブルが4席並びます。
それぞれが前を向いているため、居合わせた方の視線を気にすることなく、自分だけの特別な時間を過ごすことができますよ◎お会計は現金のみなので、現金の用意をお忘れなく。
記憶をたどる限り、今まで訪れてきたカフェのなかでもっとも小さなお店なのだけど、"なぜこの場所に?"と伺ってみたら、「ここしかないと直感したんです」と店主さん。直感でこの場所をカフェにしちゃおうと思えたその感性、すごすぎませんか...!
肩肘張らずに贅沢をしたいときにぴったりなカフェセット。
この店だからこそ楽しめるカフェセットがこちら。
トーストはフランスらしいもちっとした食感が特徴。まろやかな口当たりが心地いいチーズはオーストリアのエメンタール。
フルーツはイチゴや金柑、アメリカザクロなどずらり。フルーツの内容は日によって変わります。
卵は裂け目に沿ってぱかっと割ってからスプーンでいただきます。
バタートースト、フルーツ、ナッツ、チーズ、たまご、コーヒーがセットになったフランス・パリのホテルで供される朝食さながらのスタイルで、器はもちろん、カトラリーも「クリストフル」など超が付くほど高級なフランス製のものを使用。まさに贅沢したいときにぴったりなメニューですよね!
フルーツのてんこ盛り感もたまらないし、特にたまごの上部を殻ごとぱかっと割ってスプーンで食べる機会なんて日本ではそうそうないから、とても新鮮でした。
ちょっとずつがうれしいオードブルはオプションで。
こちらはプラス880円でオーダーできるオードブル。
プレートには、チーズや甘みの強いナッツ、オリーブ、レーズン、ハムなどがバランスよくずらり。
ヨーロッパのホームパーティーでサーブされるオードブルの理想的な形なのだそう。
たしかにもしぼくだったら、ハムが5割を占めるプレートになっちゃいそうな気がします...。
もしホームパーティーでこの形を再現できれば、人としての魅力度がぐんっとアップしそうなので、これを機に覚えておこう。
一度は頼んでみたい“究極”のフルセット。
Parisのカフェセットに、先述のオードブルをはじめ、ブリーチーズ、ブルーチーズ、ハム、ミニパフェ、フランス産の高級ジュースである「アラン・ミリア」といったオプションで頼めるすべてのメニューをプラスすることで揃う究極のフルセットは、いつか頼んでみたい憧れの存在。※フルセットの内容・価格は日によって異なります。
特に「アラン・ミリア」はオールドバカラの希少なグラスに注いでもらえるため、この上なきと言っても過言ではないほど、ひとりでご褒美デーを楽しみたい方にもぴったり◎
金額にすると1万円をゆうに超えるものだけど、毎月通われる方や新幹線に乗って駆けつける方もいるほど、大人気なのだとか。
この機会に行ってみようかな、次のご褒美デーに。
■Le café de BenoÎt(る かふぇ ど ぶのわ)
住所:京都市左京区川端通二条下る孫橋町31−14
TEL:なし
営業時間:9〜14時LO
定休日:日・月曜、祝日、不定休
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。