【京都・伏見】参道の新名物は和菓子×フルーツ!「果菓 伊藤軒 伏見稲荷店」へ
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社参道には、新旧さまざまな食べ歩きグルメが目白押し!そんななか今話題なのは、フルーツと和菓子を串に刺した「くだもの串和菓子」。見た目もかわいくて、伝統も詰まった、老舗京菓子店が展開する新たな参道名物をご紹介します。
1864年創業の老舗がプロデュースするモダンな菓子処
「果菓 伊藤軒 伏見稲荷店(かか いとうけん ふしみいなりみせ)」があるのは、京阪伏見稲荷駅から参道に入ってすぐの場所。元治元年(1864)に京都で創業し、時代に合わせた多彩な和菓子ショップやカフェを展開する「伊藤軒」の新業態です。
店内には、おかきやどらやき、飴など、「伊藤軒」オリジナルのお菓子がズラリ。伝統的なお菓子ながらかわいらしいデザインの包装のものが多く、思わず手に取ってしまいます。
ショップスペースの奥は和モダンなイートインスペースになっていて、店内のフードカウンターで販売している生和菓子やパイ、フード、ドリンクメニューをゆっくり味わうことができます。
ポップでカラフルな和スイーツ「くだもの串和菓子」が一番人気!
イートイン&テイクアウトメニューでユニークなのが“串和菓子”のシリーズです。イチゴや職人手作りの色とりどりの季節の和菓子を串に刺したもので、串団子のように食べやすいスタイルが特徴。カラフルな愛らしい見た目で、参道を通る人の注目を集めているイチオシメニューです。
一番人気は、イチゴが付く「くだもの串和菓子」。上からフレッシュなイチゴ、餡と小麦粉を混ぜて蒸す、季節の花の形をしたこなし、伏見稲荷大社のキツネを模ったこし餡の饅頭(上用饅頭)が刺さっています。和とポップが融合したような雰囲気で、思わず写真を撮影したくなるかわいさ!
「くだもの串和菓子」には“菓子みくじ”も付いています。開運和菓子として、伝統的なお菓子のイラストが入ったおみくじです。運試しができる楽しさも魅力ですね。
こちらは4種の和菓子をカジュアルに楽しめる「季節の串和菓子」。上から季節の花の形をしたこなし、桜葉入りの寒天菓子・錦玉(きんぎょく)、羊かん(白餡)、こし餡の饅頭(上用饅頭)です。季節をモチーフにした形のお菓子が登場するので、シーズンごとに楽しめますよ。参道の雰囲気にもマッチ♪
伏見稲荷大社をモチーフにしたユニークなメニューもチェック
フードカウンターで販売しているメニューは、串和菓子以外にもいろいろ。
お稲荷さんにお仕えするキツネをモチーフにしたマシュマロ入りのドリンクや、お供えものとして知られる油揚げを使った軽食など、伏見稲荷大社に関連するものをかわいく取り入れた商品がラインナップ。
白いキツネのマシュマロがぷかぷかと浮かんだココア&コーヒーが、ドリンクではイチオシ。マシュマロの中にはチョコレートが入っています。パクリと食べるもよし、溶かして味変しながら楽しむもよしな、楽しい一杯です。
ゆで卵をまるっと油揚げで包んだ「きつねのたまご」もユニーク!甘めに味付けされた油揚げと、とろりとした半熟卵がマッチ。おうちで真似したくなる組み合わせ。サクっと食べられるので、参拝前後の小腹が空いた時などにもおすすめですよ。
伏見稲荷大社境内の雰囲気にマッチしたメニューの数々は、新たな参道名物!お気に入りを片手に参道散策のメモリアルフォトを撮影してみてください。
■果菓 伊藤軒 伏見稲荷店(かか いとうけん ふしみいなりみせ)
住所:京都府京都市伏見区深草稲荷御前町82-2
TEL:0120-929-110(代表)
営業時間:10~18時(イートイン17時30分LO)
定休日:不定休
アクセス:京阪本線伏見稲荷駅から徒歩5分
Text:フジタイコ
Photo:小川康貴
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