おでかけ
2024.05.03
【大阪】初心者・おひとりさまでも気軽に楽しめる！「flowershop花龍」でお花のレッスンにトライ！
「お花選びのコツを知りたい」「お花は好きだけど、レッスンはしたことがない…」そんな人におすすめなのが、大阪「flowershop花龍（ふらわーしょっぷかりゅう）」の「お花のレッスン」。ひとり、もしくは少人数でのレッスンなので、花についてしっかり学べます。ブーケをオーダーするコツや、おうちでの花の楽しみ方も合わせて伝授してくれますよ。
古民家を改装したおしゃれな花屋さん
JR福島駅から徒歩15分の住宅街にたたずむ「flowershop花龍」。2024年10月にはオープン20周年を迎える、芸能関係者への贈呈やレストランなどでも引っ張りだこの人気の花屋さんです。2023年6月、今の場所に移転し、より広いお店になりました。古民家を改装した店内は、スモーキーピンクの壁がおしゃれ！木の温かみがあり、ひとりで訪れても気負いなく、入りやすい雰囲気です。
古い机を利用した台の上には、店主・森田綾さんが一日おきに仕入れる、色とりどりの花が常時約50種飾られています。
「flowershop花龍」の特徴の一つが、森田さんの仕入れる花のセンス！個性的な形や色の植物が多く、リピーターの心をギュッとつかんでいます。
手ぶらでOK。“お花のレッスン”にトライ！
「お花のレッスン」5500円は、毎月1回、内容を変えて開催される単発の教室。月の初めにInstagramでその月の内容が発表されます。スポンジ入りの器に生けるアレンジメントや花束、リースなどがあり、「お庭みたい」「ふわふわ」「秋の夜長を楽しむ」など、テーマはその都度変更。先生は笑顔が素敵な店主の森田さん！
レッスンはひとり、もしくは少人数で。ひとりの場合は、周りを気にせず先生を独占して教えてもらえます。日によってほかの方と同席になる場合もあるので、知らない人と組むのが苦手な人は遠慮せずに相談してみてくださいね。
花、容器、スポンジは料金に含まれ、すべて先生が用意してくれます。今回はバラ、ラナンキュラス、ガーベラ、スイトピー、ユーカリ、ドラセナ、アストランティア、アセビの8種。ハサミも無料で借りることができるので、手ぶらでOKなのもうれしい。
まずはグリーンのメインとなるドラセナを。「茎の長さがアレンジメント全体の大きさ、形になります」と先生。好みの長さに切ったら、スポンジに挿します。真ん中を外して挿すとバランスが取りやすいそう。取り外した下の葉も後で使います。
アレンジメントのポイントの一つは、「カットする場所」。先生いわく、「どこでカットすると植物がたくさん使えるか、またカットしたように見えない場所を選んでカットするのが大事」とのこと。
「大きなグリーン→小さなグリーン→大きな花→小さな花」と挿してゆき、その間を埋めるようにさらに小さなグリーンを挿していきます。段々ボリュームも出てきました。わからないときも、的確なアドバイスがもらえるので安心です。
先生に助けられながら、完成！今回の「お花のレッスン」のテーマは「春を楽しむ」。充実した濃い時間を過ごすことができ、さらに当日容器ごと家へ持ち帰って、約1～2週間楽しむことができました。
■お花のレッスン
開催時間：営業時間内で要相談（10～19時、平日の祝日は～17時）
休み：日曜、7・8月
料金：5500円
所要：約1時間～1時間30分
予約方法：メールか電話で3日前までに要予約（メールアドレスは公式WEBサイトに掲載。Instagramのダイレクトメッセージは不可）
素敵なブーケをオーダーするコツを聞きました
大切な人に贈ったり、時に自分へのご褒美にしたり。ブーケをオーダーする時のコツも先生に聞いてみました。
「例えばピンクのブーケといっても、パステルカラーでかわいい、濃くて大人っぽい、くすんでアンティークっぽいなど、さまざま。“色”と“雰囲気”を伝えると、作る側もイメージしやすいです。あとは性別、シチュエーション、重さ、香りの有無など、細かめに伝えるのがおすすめです」。
「flowershop花龍」のブーケは、ほかの店ではなかなか出合えない、センスあふれる美しい色合いが特徴です。温かで遊び心があり、思わず魅入ってしまうほど。リピーターが多いのも納得です。ラッピングペーパーやリボンと花との組み合わせも素敵で、たくさん揃っています。
店内には花を家に飾るヒントがいっぱい
店内では大小さまざまな花瓶や花用のハサミ、観葉植物も販売しています。家で花を生けるときは、「どこに飾るか」「どんな花瓶に生けるか」を想像しながら花を選ぶとよいそう。
店内でさりげなく生けられている小さな花にも注目を。家で生けるときの参考になりそうです。
花を活けている途中に話がはずみ、先生のストーリーも伺うことができました。「お花屋さんを目指したのは、高校生のときに母にガーベラのブーケをプレゼントし、喜んでくれたのがきっかけ」「花は特に色が好き。カタチがおもしろい花もたまらない！」「目指すのは子どもが買いに来てくれるような、敷居の低い町のお花屋さんですね」など、花への愛や、花にまつわるご自身のエピソードなど“胸アツ”な話ばかりでアッという間に時間が過ぎました。
花が好きで興味がある人は、Instagram（@karyu_flower）をのぞき、気に入った回の教室をぜひ予約してみて。花への好奇心が満たされ、充実したよい時間が過ごせること間違いなし。そのほか素敵なブーケをオーダーしたり、部屋に1輪の花を飾ったり。花へのさまざまなアプローチで日々の暮らしを彩ってみてはいかがでしょうか。
■flowershop花龍（ふらわーしょっぷかりゅう）
住所：大阪府大阪市北区大淀中4-2-10
TEL：06-6454-0514
営業時間：10～19時（平日の祝日は～17時）
定休日：日曜
アクセス：JR福島駅から徒歩15分
Text：こばやしみもざ
Photo：大﨑俊典
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