銀座「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」でカラフルなレインボーラテを楽しむ
2024年1月、東銀座にオープンした「ROAR COFFEE Tokyo Ginza(ろあーこーひー とうきょう ぎんざ)」は、フォトジェニックなレインボーラテで知られる八丁堀の「ROAR COFFEE」の2号店。写真映え抜群のラテはもちろん、自家焙煎のスペシャルティコーヒーが味わえるお店の魅力をご紹介します。
甲冑が鎮座する白い店内が印象的
「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」があるのは、東京メトロ日比谷線東銀座駅から徒歩約2分の好立地。お城の漆喰壁をイメージしたという白い外観が目を引きます。
店名の「ROAR」は、英語でライオンなどの猛獣の「ガオー」という咆哮(ほうこう)を意味していて、その雄たけびのように力強くインパクトのあるコーヒーを味わってほしいとの思いから名付けたのだそう。
真っ白い店内に鎮座する甲冑は、明治時代初期の童具足(子ども用の甲冑)。シンプルかつ洗練されたテーブルや椅子と相まって、なんとも不思議な和洋折衷空間です。
まるでアート!元祖レインボーラテを堪能
「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」で味わえるのは、世界各国から厳選した豆を、八丁堀の自社焙煎場「ロアーコーヒー872焙煎所」で自家焙煎したスペシャルティコーヒー。
「ROAR COFFEE」が日本で初めて提供したというレインボーラテをはじめ、各種エスプレッソドリンクやハンドドリップで抽出するドリップコーヒーなど、ドリンクメニューが充実しています。
さっそく看板メニューの「レインボーラテ」をオーダー。注文の際に、自分好みの豆を選ぶことができるのもうれしいポイントです。
豆は、最も苦味の強い中深煎りの「ロアー ウルフブレンド」をチョイス。「カフェラテ」「ラズベリーホワイトモカ」「はつみつラテ」「塩キャラメルラテ」の4種類から選べるラテは、「ラズベリーホワイトモカ」をセレクトしてみました。茶と白から選べる背景の色は白を選択!
カウンター席なら、ラテアートを施している手元をじっくり観察できます。まるで魔法のように手際よくあざやかに描かれていくレインボーラテアートにうっとり。
白背景を選ぶと、エスプレッソは別添えで用意されます。楽しみ方は自由だそうですが、せっかくなのでまずはそのままひと口。ふわふわでクリーミーなミルクをダイレクトに味わえます。
その後エスプレッソを、ラテアートを崩さないようカップの縁からそっと注入しましたが、もちろん大胆に注ぎ入れてもOK。
「ロアー ウルフブレンド」の苦さと「ラズベリーホワイトモカ」のほのかな甘みがマッチして本当においしい!
全部一気に注ぎ入れず、エスプレッソだけ味わってみるのもおすすめ。「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」ではエスプレッソは常にダブルショットで用意してもらえるため、その香りや苦みをより深く楽しめます。
「レインボーブラックチャコールラテ」は、オーダーの際に豆のみ選ぶことが可能。今回は酸味が最も強い中深煎りの「エチオピア ナチュラル」をチョイスしてみました。
竹炭を使用したラテは、その漆黒さとレインボーラテアートのコントラストが美しく、思わずしばらく眺めてしまうほど。もちろんビジュアルだけでなく、味も抜群です。
違う豆を選んだときの変化も気になるため、何度も通って確かめたくなりますね。
なお、コーヒーが得意でない人向けに、「自家製レモネード」690円や、「抹茶ラテ」630円、各種フラッペ(690円〜)などのドリンクメニューも豊富に用意されています。
自家製スイーツの濃厚プリンやフードメニューも見逃せない
「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」には、さまざまなドリンクとともに楽しめる自家製スイーツも揃っています。
「濃厚なめらかプリン」単品540円は、プリンだけでももちろんOKですが、トッピングにアイスクリームをのせるのがおすすめ。アイスクリームは、その日店内に用意されているフレーバーから選べます。
今回は人気が高いというピスタチオをチョイスしました。
プリンはその名のとおり濃厚で、驚くほどもっちり&むっちり。硬めプリン派歓喜の弾力です。程よい甘さで食べ応えも抜群。
ピスタチオアイスもしっかりとナッツの風味を感じられ、なめらかなプリンとの相性もばっちりです。
アイスクリームは単品でも。フレーバーは「濃厚ミルク」をはじめ、常時7種類ほどがラインアップ。シーズナルフレーバーもあるので、季節ごとに訪れて楽しめそう。
アイスクリームをはさんだ「アイス大福もなか」もぜひ。こちらもアイスのフレーバーが選べます。
ぷにもち食感の求肥で包んだアイスを、さらにクリスピーなもなかでサンドした、これからの季節にぴったりの和洋折衷スイーツです。
「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」は朝8時からオープンしているため、ホットサンドは朝食としても人気だそう。焼きたてで提供してもらえるホットサンドは、「ハムとカマンベール」などのスタンダート系から、「生ハムとトリュフバターと温泉卵」「キューバサンド」各750円などの具だくさん系も揃っているので、もちろんランチにもおすすめです。
店頭ではシングルオリジンのコーヒー豆も販売されています。オリジナルデザインのパッケージがどれもかわいいので、おみやげやちょっとしたギフトにもぴったり。
フォトジェニックなレインボーラテアートを施したラテが楽しめる「ROAR COFFEE Tokyo Ginza」をご紹介しました。
ぜひ訪れて、飲む芸術を堪能してみてください。
Text・Photo:小山亮子(vivace)
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