池袋の生ドーナツ専門店「OLD」の“ふわ軽”ドーナツは何個でも食べられそうなおいしさ!
2023年12月のオープン以来、行列が絶えない池袋の生ドーナツ専門店「OLD(おーるど)」。シンプルな「プレーン」からユニークな「チョコミント」まで、全40種類以上のラインアップを誇ります。今回は「これまでに食べたことがないくらい軽い!」と評判の、ふわふわドーナツの秘密を探ってきました!
元郵便局の跡地にオープンしたドーナツ専門店
JR池袋駅東口から徒歩約5分、かつて南池袋郵便局があった場所にあるドーナツ専門店「OLD」。
ドーナツを被った!? キュートなキャラクター“Dキャシー”が描かれたタペストリーが目印です。
店名の「OLD」は、映画『華麗なるギャツビー』で、主演のレオナルド・ディカプリオが口癖のように繰り返していた言葉「Old sport」を略したもので、日本語で「友よ」という意味があるそう。
古くからこの街に住む人も、初めて池袋に訪れる人も、誰でも気軽に来てほしいという思いが込められているのだとか。
アメリカのカフェやダイナーをイメージした店内は明るく、ポップな雰囲気です。カラフルなチェアとブルーの壁のコントラストが映えますね。
全40種類以上あるというラインアップのなかから、毎日20種類前後のドーナツがお店に並びます。
生地にコーンスターチを加えることで“ふわ軽”食感を実現
カラフルなドーナツも気になりますが、初めて訪れたなら、まずはやっぱり「プレーン」!四角い形もユニークですね。
ひと口頬張ると、驚くほどフワッと軽い食感。小麦粉に保水性の高いコーンスターチを混ぜることで、歯切れと口溶けのよいドーナツに仕上げているそう。
ドーナツの生地は作り置きをせずにその日の分だけ仕込み、揚げ油も定期的に交換するなど、常にフレッシュな“生ドーナツ”を提供することにこだわっているのだとか。
取材時(2024年4月)は、シンプル系ドーナツとして、プレーンの生地に農薬栽培の国産竹炭を混ぜ込んだ「竹炭」、ほろ苦いブラックココアを練り込んだ「チョコ」、抹茶の風味が豊かな「抹茶」が並んでいました。どれも甘すぎず、どこか素朴でやさしい味わいです。
オーナーのイチオシは、プレーンの生地に自家製カスタードクリームをたっぷり詰めた「カスタードクリーム」。ふわふわの生地と濃厚なクリームは相性抜群で、止まらないおいしさです!
オリジナルグレーズで味わうカラフルドーナツに、クロワッサンも!
フォトジェニックな「チョコミント」は、アイスクリームのチョコミント味を彷彿とさせる味わい。コクのあるチョコレート生地に、たっぷりかけられたミントのグレーズがさわやかに香ります。
フルーツ好きには、フレッシュなイチゴをはさみ、甘酸っぱいクランベリーのグレーズをかけた「ベリベリベリー」や、カスタードクリーム×チョコ×バナナのコンビネーションが絶品の「チョコバナナ」がおすすめ。
オーナーがベーカリーでも修行していたことから、「クロワッサン」や「あんぱん」270円などが並ぶこともあります。
ドーナツは単品のほか、お好みのドーナツ2個にドリンクが付く「DDD MEAL」1300円、ドーナツ3個とドリンクのセット「D4 MEAL」1600円も用意されています。
写真のドリンクは竹炭を加えることで、すっきりとした味わいに仕上げた「ブラックラテ」。セットのドリンクはこのほか、「コーヒー」や「カプチーノ」など8種類前後から選べますよ。
イートインはもちろん、テイクアウトしてお店のすぐ近くにある南池袋公園で、ドーナツ片手にピクニックを楽しむのもおすすめです。
晴れた日は、レジャーシートを持参してお出かけしてみては。
Text・Photo:タナカイチカ (vivace)
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