香港の新しいランドマーク!ビジュアル・カルチャー美術館「M+」の魅力を徹底レポート

香港の新しいランドマーク!ビジュアル・カルチャー美術館「M+」の魅力を徹底レポート

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香港といえば、夜景に飲茶、寺院…など魅力がいっぱい。でも今、香港では“アート”がアツいってご存じですか?近年、大規模な美術館やギャラリーが急増しており、国内外のアート好きから注目されているんです。なかでもアジア初のビジュアル・カルチャー美術館、「M+」は話題性抜群!香港の最新アート事情とともに「M+」の魅力を徹底レポートします。

Summary

世界中のアートファンが熱狂!?「M+」ってどういうところ?

西九龍文化区、ビクトリア・ハーバーのウォーターフロントに位置する「M+」はアジア初の世界的なビジュアル・カルチャー美術館。20~21世紀のアジアの美術、デザイン、建築の歴史を、アートに興味がない人にもわかりやすく、映像などを使用して紹介しているのが「M+」の特徴です。2021年のオープン以来、香港の新しいランドマークとして注目されています。

提供:香港政府観光局
提供:香港政府観光局

敷地面積はなんと6万5000平米、東京ドーム約1.4個分の大きさなんです!アジア最大級の文化施設で、33の展示室に加えてミュージアムショップや図書館、レストラン、ビクトリア・ハーバーを一望できる屋上庭園などが備わっています。「M+」の由来は「美術館や建物だけにとどまらない」ミュージアム・プラスという意味なんだそう。その言葉の通り、ここに1日滞在してゆったり過ごす…なんていうのもいいですね!

日本人が思わず“懐かしい~”と口ずさむ!? イーストギャラリー

イーストギャラリーにはアジアの視覚文化を中心とした展示品が並んでいます。その中には日本の展示が多くみられるのですが、これは20世紀において「日本文化は重要な意味を持つ」と位置付けているからなんだそう。

入ってすぐにあるのは絵文字の展示。動画でその変遷が表現されている作品です。

その隣には今やEMOJIとして世界的に普及している絵文字の、ドコモによる初代デザインがパネルで並んでいます。パネルにはひとつひとつ説明が書かれているのでぜひ読んでみてください。

こちらはたまごっちの展示。見つけた瞬間に思わず「わあ!」と声が出てしまいました。懐かしい…実際に遊んでいたものが「展示品」として並んでいるのは不思議な気持ちですね。

そしてイーストギャラリーの目玉に到着!こちらは80年代に新橋にあった寿司店「きよ友」を「M+」が丸ごと買い取り、解体して香港で組み直したのだそう。お店の外観、内観そのものが収蔵作品として展示されています。暖簾をくぐって中に入れるのでぜひ中を覗いてみてください。

タイなどで日常的に使用されるトゥクトゥクの元祖は、1972年まで生産していたダイハツの三輪自動車ミゼットなんだそう。そのミゼットもここ「M+」に展示されています。日本の文化ってすごいな~と感慨深く、そして誇らしくなりました。

たくさんの美術作品にふれて圧倒されてしまったので、息抜きに外へ出てみることに。2階から外に出るとこんなに開放的な景色が…!風が涼しくて気持ちよい!夕暮れ時に来ても素敵な景色が見られそうです。

「The M+ Shop」でココでしか買えないおみやげをGETしよう♪

美術館に行ったら、やっぱりミュージアムショップに立ち寄らずにはいられないですよね!1階にある「The M+ Shop」には美術関連の書籍のほか、おみやげにもぴったりなグッズがたくさん揃っているんです。

こちらには「M+」限定の色鮮やかな鉛筆やノートが並んでいます。この文具を使って作業したら素敵なアイディアが生み出せちゃうかも!?

「トートバック」 各68HK$
「トートバック」 各68HK$

カラフルなトートバックはA4サイズでおでかけにもちょうどいい!シンプルなものからかわいいイラストが描いてあるものなど種類も豊富です。どれも絵柄がかわいくてどれを買おうか迷っちゃう…。

「The M+ Shop」は入場料を払わずに誰でも入ることができるので、近くに立ち寄った際はぜひ訪れてみてください!きっと素敵な商品に出合えるはず。

「M+」はアジア初の視覚芸術をメインする美術館として、世界のトップ5に入ることを目標に掲げているとのことで、今後も大注目の最新アートスポットでした!ぜひ香港に旅行に行く際は目的地の一つにしてみてはいかがでしょうか?

■M+(エムプラス)
住所:九龍博物館道38號
TEL:2200-0217
営業時間:10~18時(金曜は~22時、入館は閉館時間の30分前まで)
定休日:月曜
料金:HK$120、特別展別途、一部展示は無料で観覧可
URL:https://www.mplus.org.hk/en/

Text&Photo:香港政府観光局、るるぶ&more.(海外)編集部
取材協力:香港政府観光局
URL:www.DiscoverHongKong.com

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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