【台湾現地レポ】台北の隠れ家バー!?「覓到酒吧」でナイトタイムを満喫♪
台北の小高い丘の上に凛々しく聳え立ち、多くの国賓が宿泊することでも有名な圓山大飯店。その地下に位置する「覓到酒吧(ミーダオジョウバー)」は、2022年12月にオープンしたまったりとお酒を楽しめる空間です。
50年ほどの歴史を刻む東密道を探索しよう!
中国宮殿式建築の老舗ホテル、「圓山大飯店」のエントランスから右奥へ進み、階段を下ると地下1階の「覓到酒吧」に到着します。バーの入場料には、東密道への探索が含まれていますので、お酒を飲む前にまずは散策してみてください。
バーの入り口左手側、重厚感のある扉から続くのが東密道。中へ進むほど少し肌寒く空気感が変わってくるのが、ひしひしと感じられます。
曲がりくねった密道は、全長67m、84段の階段、照明や壁は当時のまま現存しています。所要時間は、写真と撮りながらゆっくり歩くと片道5分ほど。途中一部急なところがあるので注意しながら秘密の花園まで行くことができます。(東密道の開放時間は、18時〜21時30分)
台湾人デザイナーが設計した空間
席は個室と半個室、テーブル席に分かれ、上質な家具や店内デザインは台湾人のインテリアデザイナーが手掛けています。国内外30〜40代前後の宿泊客がお酒を楽しめる場所としてオープンしたバーですが、20代の若年層が誕生日や記念日などのお祝いに利用するなど、幅広い年齢層から人気のある場所となりました。
平日もですが、週末は特に要予約! ジャズやリラクシングミュージックの流れる空間はおしゃれで、とても居心地よく過ごせます。
ヴィジュアル鮮やかな白酒を使用したカクテル
「紅房子(ホンファンズ)」NT$600は、圓山飯店のメインカラーの紅をイメージ。ビーツ・リンゴ・紅ドラゴンフルーツ・ザクロなどと52度の白酒を使用した甘酸っぱく飲みやすいカクテルです。トップにはパティシエお手製甘さ控えめのパイがのっていて、カクテルとスイーツを一気に味わうことができます。
「圓山冰茶(ユェンシャンビンチャー)」NT$580。こちらも52度の白酒を使ったさわやかなテイストのカクテル。まずは上層を飲み、下層の青リンゴゼリーをティースプーンですくって交互にいただきます。カクテルのほか、日本の方にはハイボールも人気なんだとか。
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自信を持っておすすめするアペタイザー
ピータン豆腐と聞くと少し眉をひそめる方もいるかもしれませんが、こちらの「皮蛋豆腐(ピーダンドウフ)」NT$320は、台南産有機豆腐を使い、サクサクとした食べ応えの肉鬆(ローソン)をトッピング。クセがなくとても食べやすい一品。
「油悶蘑菇(ヨウモンモーグー)」2つでNT$460は、マッシュポテトの上にひと口サイズのきのこをのせたさっぱり味のタルト。バレンタインデーの時期は、いちばん人気のメニューになるそう。
中央の白貝殻皿は、見た目はオイリーですが食感はとてもあっさりしている「滬式烤麩(フーシーカオフー)」NT$320。中華民国初代総統の蒋介石や夫人が好んで食べたアペタイザーを再現したものです。優雅な雰囲気のバーなので、大切なお友達や同僚などと是非訪れてみてください。
最低注文金額はNT$500+サービス料10% ※飲食料金にはサービス料10%がかかる
■覓到酒吧 MEET
住所:台北市中山區中山北路四段1號圓山大飯店BF
TEL:02-2886-1818 #1998
営業時間:18時〜翌1時
定休日:無休
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Text:内海陽子
Photo:張哲倫
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