【おとなのソロ部】「ノードリウム・東京」でインテリアにしっくりなじむグリーン探しを! 丁寧な暮らし、はじめよう。
毎日忙しいからこそ憧れるのが「丁寧な暮らし」。とはいえ、何から始めよう?という人におすすめなのが、観葉植物を育てるということ。水やりなどのお世話を通じて自分に向き合うことができ、インテリアとして取り入れることで癒やしの空間を作ることができます。そこで訪れたのが、インテリアショップ「アクタス」が手掛けるオリジナルインテリアグリーンブランド「NODERIUM(のーどりうむ)」の旗艦店「ノードリウム・東京(のーどりうむ とうきょう)」。こちらで取り扱うグリーンは、インテリア視点で選ばれているものばかり。だからこそ、空間にしっくりなじむものを選ぶことができるのです。
インテリアを起点に植物が選べる工夫が満載
「ノードリウム・東京」は、東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営地下鉄・新宿線の新宿三丁目駅のC8出口から出てすぐに位置する「アクタス・新宿店」の1階にあります。2022年に1店舗目が京都にオープンし、2024年3月に2店舗目としてオープンしました。
こちらが「アクタス・新宿店」店内側の入り口。大きいものから小さいものまで、たくさんのグリーンが所狭しと並んでいます。
ボリュームのあるグリーンは一人暮らしには少しハードルが高い……と、つい、小さな鉢のコーナーに行ってしまいがち。ですが、一人暮らしでも大きめのグリーンを育てることはもちろん可能です。「ノードリウム・東京」ならスタッフにいろいろと相談ができるので、欲しいグリーンのイメージを具体的にもっておきましょう。
家具に合うグリーンを探しにくる人だけでなく、グリーンを選んでから併設のショップでそれに合う家具を探す人もいるそう。
インテリアと一緒に置いたときのイメージがしやすいように、店内にはダイニングテーブルやソファなども置かれています。スタッフに部屋の写真を見せながらどんなグリーンが合うのかを相談するのもいいですね。
家でのリラックスタイムはソファに座っていることが多いはず。そこでソファに座ったときの目線でグリーンがどう見えるかをチェックできるように、ソファも置いてあります。広い店舗内で見るとそこまで大きく見えないグリーンでも、部屋に置いたらかなり大きい……という失敗も。だからこそ家具と一緒に並んでいると、イメージしやすい!
セレクトされているのは、園芸店やホームセンターなどで見られるグリーンとはまた少し違ったタイプのものだとか。緑が青々しているというよりは、「アクタス」で扱う家具に合う、線が細くてグレイッシュな洗練された雰囲気のものが多いそうです。
また同じ品種であっても、家具との調和や部屋の中に置かれたときに美しく見える樹形に重きを置いてセレクトされているのも特徴です。
スタッフのアドバイスをもとにじっくり選べる
「ノードリウム・東京」のいいところは、スタッフがマンツーマンで一緒にグリーンを選んでくれるところ。
「大きさやどこに置くかのイメージは、より具体的にもっておくといいと思います。『育てやすい植物はどれですか?』とよく聞かれますが、ライフスタイルによっても水やりできる頻度が違うもの。だからこそ会話しながら、お客さんに合ったものを提案していきます」とのこと。
選ぶ際に一番大切なのは「見た目が好きなグリーンを選ぶ」ことだそう。初めてグリーンを育てるのはなにかと不安がつきものですが、気に入った見た目のものを選ぶと、やはり大切にできるそうです。
スタッフと話すうちに、自分がどんな風にグリーンを楽しみたいかの具体的なイメージがどんどん湧いています。置きたい家具の近くに実際に置いてくれるので、部屋に飾ったときの雰囲気もつかめます。
「ソファは家具のなかでも幅が広いため、近くに置くグリーンが華奢すぎると、対比的によりコンパクトに見えてしまってさみしい印象になってしまう場合も。ソファ近くに置くには、ある程度幅が広がってる樹形だと、バランスがよくなります」
選んだグリーンが映える置き場所のアドバイスももらえます。
「この植物の特徴である葉っぱの模様を見えやすくするには、どう置くかが大切です。とはいえ置きたい場所もあると思うので、希望の位置にどう置くか、どんな鉢に入れるかも併せて提案します」
2つ置きたい場合のバランス感なども、インテリア目線で提案してもらえます。確かにただ並べるよりも、少し段違いになるように置くと、より華やか!
また、グリーンは成長すると葉の広がりが変わってくるので、それに対してのアドバイスも。
「成長するうちに下のほうに葉のボリュームがつきやすい品種をソファに置くと、実際に腰かけたときに足元に当たってしまったりして、じゃまになってしまいます。そういったものを避けてご提案もしています」
セレクトの際も「生活がしやすい」という視点で選ばれた樹形を選んでいるそうです。
鉢の種類も多く扱っているのが、インテリアショップならでは。シンプルで合わせやすいものから、ヴィンテージなどの一点ものもあります。価格も良心的!
グリーンを買うと「どう持ち帰ろう?」という問題がありますが、ご心配なく。持ち帰りしやすいようにしっかりと梱包してもらえるので、手持ちできるサイズ感の場合は早速その日から自宅で愛でることができますよ。
虫の心配もなく水やりの頻度も可視化できる
「ノードリウム・東京」で力を入れているのが、ハイドロカルチャーで育てられるグリーン。グリーンは水をあげるタイミングが難しくて、あえなく枯らしてしまうことも……。その点、ハイドロカルチャーは粘土を焼き付けて粒状にしている人工の土「ハイドロボール」で鉢底の水を吸い上げるため、水やりの頻度が少なく育てることができます。
「ノードリウム・東京」で取り扱われているハイドロカルチャーには、こちらの水位計がついており、メモリの上下で水をあげるタイミングをチェックすることができます。
中が浮きになっていて、溜まってくる水で浮いてくる仕組み。感覚ではなく目で見て水やりのタイミングが分かるため、枯らしてしまうリスクを圧倒的に減らせます。この水位計の取り扱いは、国内では「ノードリウム・東京」だけだそう。
また、鉢が二層になっているのも特徴。内側にたくさんの穴が空いておりそこから水はけができる構造になっています。外側の鉢には土がつきづらく、いろいろな鉢を汚さずに楽しめるのはうれしい!
こちらはすべて、ハイドロカルチャーで育てられるグリーン。育てる際に気になるのが虫ですが、ハイドロカルチャーは完全無菌。虫やカビ、雑菌がつきにくく清潔なのも、家で育てるのにうれしいメリット! 養分がおさえられているため成長しにくいという唯一のデメリットがありますが、裏を返せば、成長が緩やかであるゆえに樹形が変わりにくいため、部屋の大きさが限られている空間にとってはこちらもメリットなんです。
ビジュアルも育てやすさも、存分に納得したひとつを購入できるのが「ノードリウム・東京」。これからの家でのひとり時間がより充実するものになりそうです。育てていてなにか困ったことがあったら相談するとメンテナンスに対応してくれるのもうれしいポイント。お気に入りの植物を自宅に迎えて、丁寧な暮らしのスタートを切ってみては?
■おすすめの利用シーン:丁寧な暮らしをはじめたいとき、家にグリーンを置いてよりひとり時間を充実させたいとき
Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平
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