食・グルメ
2024.05.07
【大阪】「ao coffee&gallery」でアートに囲まれながら絶品イチゴスイーツを頬張る
コーヒーとスイーツの専門店「ao coffee&gallery（あお こーひーあんどぎゃらりー）」。壁に飾られたアートを眺めながら、ゆったりとおやつ時間が楽しめます。とくに人気なのが、季節ごとに新作がお目見えするパフェやミルフィーユ。華やかなおいしさをたっぷり満喫しませんか？
心地よい空間でコーヒーやスイーツがいただける
「ao coffee&gallery」があるのは、Osaka Metro南森町駅から北へ徒歩約6分のエリア。住宅やオフィスビルなどが並ぶ、ほどよく静かで落ち着いた場所です。「日常的な飲み物であるコーヒーを、ちょっと特別感のある空間で楽しんでもらいたい」との思いで立ち上げました。
店名の「ao」は、ハワイ語で光や雲、世界などの意味があるそう。「たくさんの人が集まる光のような場所にしたくて、この名前をつけました」とオーナーの初田梨沙さんは話します。
店名のやさしい雰囲気と同じく、店内もとっても穏やか。ヴィンテージスピーカーからジャズが流れ、座って聴いているだけで日々を忘れてくつろげます。
落ち着けるテーブルの配置やインテリア、清潔感に気を配りつつ、「お客様はもちろん、スタッフにとっても心地よい空間でありたい」と風通しのよいコミュニケーションも大切に、丁寧に運営されています。
壁に飾られた絵は、オーナーと親交のあるバーのマスターのコレクション。ひとつひとつに味わいがあり、シンプルな空間のほどよいアクセントになっています。購入希望の場合は相談してみてください。
ワイングラスに閉じ込めた、月替わりのパフェ
そんな「ao coffee&gallery」で大人気なのが、季節のおいしさをぎゅっと詰め込んだ月替わりのパフェ。月初に新作1つがお目見えし、木・金・土・日曜限定で提供されます。
パフェといっても、デセールをワイングラスで表現したような繊細な仕立てが特徴的です。
取材時の4月のパフェは、「オレンジ＆ピスタチオ ティーパフェ」2300円。フレッシュなネーブルオレンジをベースに、アールグレイのジュレや白ワインのグラニテ、チーズ入りクランブル、オレンジのチュイールなど、多彩なスイーツが入っています。
「ボリュームはありながら、“また食べたい”と思っていただけるようなさっぱり感やワクワク感を意識して作っています」とパティシエさん。オレンジにピスタチオを合わせる意外性や、リンゴの角切りで異なる食感を演出するなど、食べ進めるごとにうれしい驚きと口いっぱいに広がるおいしさとでついニンマリします。
季節ごとのミルフィーユやドリンクも人気
自家製パイ生地の作りたてミルフィーユも評判です。こちらもパフェと同じく月ごとに新しい味わいが楽しめ、4月は写真の「いちごのミルフィーユ」2100円がお目見え。たっぷりのピスタチオクリームとともにいただきます。なお、5月は「宇治抹茶と苺大福のミルフィーユ」を予定しています。
何よりおいしいのが、このパイ生地！ 作りたてで提供されるためパイ1枚1枚がこれでもかというほどサクサクで、噛み締めるごとにバターの香りがふんわり漂います。国産イチゴの甘酸っぱさと、ピスタチオクリームのコク深い風味も堪能しつつ、あっという間にペロリです。
4月いっぱいまで提供されていた「極いちごオレ」890円は、自家製のイチゴコンフィチュールと低温殺菌牛乳で作るスペシャルドリンク。フレッシュなイチゴをはじめ、バニラビーンズ入りのアイスクリームやマスカルポーネクリームをトッピングし、まるでデザートのような満足感です。
そのほか定番焼き菓子としてキャロットケーキやクッキーなどもスタンバイ。定番メニューは持ち帰りもできるので、手みやげにもよさそうです。
「どんな味なんだろう」と想像させる魅力的な外見と、食べたときの意外なおいしさ。ひとつひとつこだわり抜いて仕上げられた手作りのスイーツを、ぜひゆっくり楽しんでくださいね。
■ao coffee&gallery（あおこーひーぎゃらりー）
住所：大阪市北区南扇町1-10 F梅田ビル
TEL：06-6355-4470
営業時間：12～17時 ※土・日曜、祝日は18時まで
定休日：不定休
Text&Photo：木村桂子（ウエストプラン）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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