食・グルメ
2024.05.28
【原宿】東急プラザ原宿「ハラカド」にオープンした「TOKYO MEAT酒場」！お手頃価格でランチや、ワイン、特製カクテルとひき肉料理を楽しむ ”TOKYOイタリアン”
2024年4月17日にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」。新たな原宿カルチャーの創造・発信拠点である同ビル内には、感度の高いショップやレストランが集結しています。今回は飲食フロアの「HARAJUKU KITCHEN＆TERRACE」にある「TOKYO MEAT酒場 東急プラザ原宿ハラカド店」をご紹介。気軽に入れて、イタリア小皿料理とワインやカクテルが手軽に楽しめる、ちょっといい感じの酒場です。
Summary
「ハラカド」フードフロアに生まれたイタリアン酒場
2024年4月17日、東京、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点にグランドオープンした、東急プラザ原宿「ハラカド」（以下ハラカド）。三角形や四角形のガラスの多面体で構成された外観は、青空やケヤキ並木がガラス面に映り込み、建物そのものがオブジェのよう。入館する前から、ワクワクします！
このビルの5・6階は「原宿のまちの食堂」として多彩な飲食店が集結。今回は5階にオープンした「TOKYO MEAT酒場 東急プラザ原宿ハラカド店」を訪ねました。
浅草橋を総本店とするカジュアルイタリアン酒場「TOKYO MEAT酒場」の都内6店舗目となるハラカド店。ライブ感あふれるオープンキッチンでカウンター席中心の店内が、カジュアルな雰囲気です。
キッチンのあるカウンター席と細い通路をはさんだところにもS字カンターとテーブル席があり、一人でサクッと、あるいはグループでも利用できる、ゆとりのあるスペース。料理がのるテーブルトップは、温かみのあるテラコッタカラーです。
昼の部はパスタ食堂！ 看板料理の「日本一おいしいミートソース」を味わいたい
まずはランチメニューからご紹介しましょう。
写真は看板メニューのパスタと小鉢やスープがセットになった「日本一おいしいミートソース御膳セット」1800円。
初めてのオーダーなら「あれ？ つけ麺？ ミートソースはどこ？」と思うかもしれませんが、このパスタは「のっけ麺スタイル」で、ソースはあえて下に隠してあります。麺は幅広のリングイネで、乾麺ではなく生パスタ。
「まずは麺だけ召し上がって、小麦の香りを楽しんでください。のどごし、コシ、噛みごたえにこだわり、3種の小麦をオリジナルの配合でブレンドして作っています」とマネージャーの藤井裕太さん。
モチっとした歯ごたえのパスタの上には、九条ネギと白ゴマがトッピングされ、バターやチーズも絡まっています。
この店ではイタリア料理の技法と国産食材・日本の伝統的な調味料などを組み合わせた“東京イタリアン”をコンセプトに掲げて展開。そういえば九条ねぎも白ごまも和の食材。食器も和食器が使われ、お箸でいただくイタリアンです。
パスタだけで味わった後は、下に隠れているミートソースと混ぜ合わせていただきます。
ミートソースは無農薬のマッシュルームを使用し、ひき肉を炒めるときに、ちょっと焦がしているのがポイントだとか。「マッシュルームのうま味と、よく炒めたひき肉との相乗効果。そして、フルボディの有機赤ワインで煮込むことで、濃厚なおいしさになっています」と藤井さん。
辛いのがお好きな方は自家製ハラペーニョソースをかけて、味変するのがおすすめです。
ハラペーニョソースには、リンゴ酢やすりおろし玉ネギが入っていて、ただ辛いだけではありません。うま味の濃い、しっかりした味わいのミートソースを、さっぱりいただくことができます。
ランチの御膳セットに付いているミニサラダは、東京・奥多摩で育てられている無農薬野菜を使用。ホワイトバルサミコを使用したさっぱりとしたドレッシングがかかっています。
御膳セットに付いている小鉢やスープの内容は時期によって変わりますが、取材時は「肉味噌ポテトサラダ」と「芽キャベツとブロッコリーのアラビアータ」、そしてオニオンスープでした。
「日本一おいしいミートソース」は、単品（スープ付）なら1300円。 ランチのパスタはほかに「和風カルボナーラ」、「無添加たらこパスタ」、「挽肉のアラビアータ」など全6種のラインナップです。ぜひ、お試しください。
目にも楽しい!! ひと口サイズのおつまみ系イタリア料理を楽しむ
白ワインやスパークリングワインで始めるなら、ひと口サイズのおつまみが、少しずつ4種類味わえる「旬のおばんざい4種盛り合わせ」（写真は2名分 注文は2名分より）2000円がおすすめ。
写真は右上より時計回りに「ひと口カツレツ」「ガリとトマトのピクルス」「杏とゴルゴンゾーラのブルスケッタ」「カンパチのブレザオラ風」。ブレザオラとは塩漬けした肉製品で、生ハムの一種で、魚のカンパチを、生ハムのように塩漬けにした一品です。 とんかつのソースには、バルサミコ酢に昆布を浸したものが使われていたりと、調味料にも“TOKYOイタリアン”としての創意工夫が感じられます。
「TOKYO MEAT酒場 東急プラザ原宿ハラカド店」では、みんなが大好きな“ひき肉”のメニューに力を入れています。
というわけで次にご紹介するのは「一口おつまみラザニア」900円。
ラザニアといえば、シート状の平らなパスタに、味付けしたひき肉をはさんで、オーブンで焼いた、かなりボリューミーな料理をイメージしますが、「一口おつまみラザニア」は、直径15cmほどの素焼きの器に入った料理。お酒を楽しみながら、ちょこちょこいろいろ食べたい人にぴったりのサイズです。そして平らなパスタではなく、トルテッリという詰め物をしたパスタになっていて、中にラムのひき肉が入っています。味噌でコクを出したというデミグラスソースや、とろりととろけたモッツァレラチーズと一緒にいただきます。
「一口おつまみラザニア」は、お客さんの目の前で、バーナーで表面を炙って仕上げるのがこの店のスタイル。チーズがとろけ、みるみる香ばしい焼き色が付いていくのは、目にもおいしい演出ですね。
次にご紹介するひき肉のおつまみメニューは「こだわりラムつくね」2本680円。
牛脂を加えてジューシーに仕上げたラムつくねは、神奈川県相模原市のブランド卵「昔の味たまご」と自家製の和風醤油の月見ダレにつけていただきます。濃厚たまごの黄身をまとい、パルメジャーノレジャーノのうま味もプラスされたラムつくねは、クセになるおいしさです。
ちょっと個性的なメニューとしては、バルサミコ酢などのビネガーをブレンドしたオリジナルのすし酢を使い、熟成させたカンパチにさっとハーブオイルをまとわせ、炙って仕上げた「ハーブオイルで仕上げる炙り寿司」1100円。
塩麹でマリネした鶏のせせりをソテーし、バターの風味で季節の野菜と合わせた「せせりと塩麹の焦がしバター」900円。白ワインやオレンジワインと合わせたくなる料理です。
厳選のグラスワインと豊富なオリジナルカクテルも楽しめる
イタリア料理にワインは付きもの。「TOKYO MEATTOKYO MEAT酒場 東急プラザ原宿ハラカド店」では、厳選のイタリアワインをグラスで気軽に楽しむことができます。
右からシチリア産赤ワイン「マッジョヴィーニ アモンガエ」グラス1350円、オレンジワインの「アランサット」グラス900円、トスカーナ州産スパークリングワイン「プロセッコ ブリュット センツァ・ソルフィティ」グラス950円、トスカーナ州産「ライローネ グアード アル メロ」グラス1100円。
オリジナルのカクテルやサワーも豊富です。
赤いグラスは焼き梅干のうま味と、自家製ジャムやリンゴ、蜂蜜のサワー「ドライ海リンゴサワー」600円。
青いグラスはアンズのリキュール、アマレットにジンにカルダモンやローズマリーを漬け込んだものとジンを合わせた「イタリアンハイボール」700円。
そして左のグラスは、皮ごとミキサーにかけたレモンと焼酎、ソーダを合わせた「自家製こだわり檸檬サワー」700円。
ほかにもサングリアやチェロなど豊富なラインナップで、何を飲もうか迷ってしまいます。もちろん自家製ジンジャエールなど、ノンアルコールドリンクもありますよ。
お昼はパスタ食堂として、そして夜はお酒のお供になる小さなポーションのおつまみが豊富に揃うイタリアン酒場として、バラエティ豊かな料理を提供。看板料理の「日本一おいしいミートソース」は、夜には単品メニューとしてオーダーすることができ、「土鍋で煮込むデミ煮込みハンバーグ」「お箸で崩れる旨トロ角煮」などメインとなるボリュームたっぷりのものもあります。
イタリアの郷土料理をベースに、和のテイストがプラスされたYOKYOイタリアンは、どれもひとひねりされていて、こだわりがいっぱい。
前菜からメイン、デザートまでしっかりといただくもよし。同じフロアに多数の店舗があるので、ハシゴを楽しむのもいいでしょう。
今日はいろいろ気軽につまみながらお酒を飲みたい。でも和食の気分じゃないというときに、ぜひ利用してみてはいかがでしょう。
■TOKYO MEAT酒場 東急原宿プラザハラカド店（とうきょうみーとさかば とうきゅうはらじゅくぷらざはらかどてん）
住所：東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ「ハラカド」5F
TEL：050-5448-5343
営業時間：平日・祝日翌日 昼の部 11〜17時（フード15時LO）、夜の部 17〜23時（フード22時LO、ドリンク22時30分LO）
土・日曜、祝日、祝前日 昼の部11〜16時、夜の部 16〜23時（フード22時LO、ドリンク 22時30分LO）
定休日：施設に準じる
※料理内容は仕入れ状況により変動する場合があります。
Text＆Photo：YUKO
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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