桜新町・チョコレート&焼き菓子専門店「fammy by Miho Sato」のザクッ!ジュワッ!なクイニーアマンは必食!

桜新町・チョコレート&焼き菓子専門店「fammy by Miho Sato」のザクッ!ジュワッ!なクイニーアマンは必食!

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桜新町にある「fammy by Miho Sato(ふぁみー ばい みほ さとう)」は、人気パティシエ&ショコラティエの佐藤美歩さんが開いた焼き菓子とチョコレートのお店。店内には“日常の小さな幸せを作る”がテーマのお菓子がずらり。看板メニューの「クイニーアマン」や「スコーン」をはじめ、佐藤さんの愛情がたっぷり詰まったお菓子を求めて、毎日たくさんの人が訪れます。

Summary

毎日のおやつにも、ギフトにもぴったりなお菓子が勢揃い

東急田園都市線桜新町駅から徒歩で約7分。閑静な住宅街の一角にある「fammy by Miho Sato」。店名の「fammy」とは、Favorite(お気に入り)+Yummy(おいしい)の造語だそうです。
温かみのある木材や、ピンク色の外壁がひときわ目を引きます。

店内にはたくさんのチョコレートや焼き菓子が所狭しと並んでいます。

店主の佐藤さんは、幼いころからお母さんが作るお菓子が大好きで、いつしか自分でもお菓子を作るようになったのだとか。
ホテルやパティスリー、チョコレート専門店などを経て、2023年12月に念願だった自分のお店を構えました。
お店で販売するお菓子は、どれも素材をひとつひとつ丁寧に選び、納得がいくまで何度も試作を重ねたものだそう。

取材時、厨房ではちょうど「スコーン」が焼き上がったところでした。北海道産の小麦粉に、たっぷりのバター、バターミルクを使用した「スコーン」は、一般的なスコーンよりもやや大きめで、大人のこぶしほどのサイズ。外側はサクサク、中はしっとり食感に仕上げるのがこだわりだそう。

定番の「ミルクスコーン」450円のほか、甘ずっぱいキイチゴとホワイトチョコの組み合わせにファンが多い「木苺ホワイトチョコスコーン」450円、プレーンな生地にチョコチップを練り込み、生チョコをトッピングした「生チョコスコーン」550円など、バラエティに富んだスコーンは、朝ごはんやおやつにと、リピーターが多いそうですよ。

見た目にも愛らしい「ボンボンショコラ」各380円は、佐藤さんが得意とするお菓子の一つ。

故郷である北海道剣淵町産のキヌアとアマゾンカカオ、千葉県産のピーナッツを使用した「アマゾンニブ千葉ピーナッツプラリネ」や、ペルー産のカカオに土佐ベルガモットやジンジャーを合わせた「ベルガジンジャー」など、ほかにはない味わいが楽しめるチョコレートはファンが多い1品です。

「ラスティッククッキー」3240円
「ラスティッククッキー」3240円

「千葉ピーナッツのクッキー」、「丸い塩バタークッキー」、「チョコとクルミのクッキー」、「薄いアーモンドのクッキー」の4種類のクッキーを缶に詰め合わせた「ラスティッククッキー」は、手みやげや自分へのご褒美にもぴったり。

看板スイーツは「クイニーアマン」と「チェンマイサンド」

「クイニーアマン」650円
「クイニーアマン」650円

数あるお菓子のなかでもイチオシは、北海道産の小麦粉とフランス産の発酵バターをふんだんに使った「クイニーアマン」。

フランスのブルターニュ地方発祥の伝統的な焼き菓子で、発酵させた生地に繰り返しバターを折り込むことで、中に層が生まれ、軽やかな食感に仕上がります。

表面をキャラメリゼした「クイニーアマン」をほおばれば、外側はザクザクッ、中はジュワッとジューシー。口いっぱいに発酵バターの濃厚な香りが広がります。

「チェンマイサンド」650円
「チェンマイサンド」650円

お花の形が愛らしい「チェンマイサンド」も、お店を代表するお菓子の一つ。タイのBean to Barチョコレートブランド「ガートココア」とのコラボレーションによって生まれた焼き菓子です。
ごく薄いチョコレートクッキーで、チェンマイ産カカオのガナッシュをたっぷりはさみ、さらにチョコレートでコーティングしています。

外側のパリッとしたコーティングと、サクッとしたクッキー、とろ~りなめらかなガナッシュ、チェンマイ産カカオのフルーティな味わい、自家製ラムレーズンの自然な甘ずっぱさ…と、いろいろな食感、味わいが楽しめる満足度の高いスイーツです。

コーヒーや紅茶はもちろん、ワインや日本酒、ウィスキーなどお酒とのペアリングもおすすめですよ。

旬のフルーツを使ったスイーツも要チェック

「小田原産ゴールデンオレンジとピスタチオタルト」550円
「小田原産ゴールデンオレンジとピスタチオタルト」550円

定番のお菓子以外にも、季節のフルーツを使用したスコーンやタルトなど、不定期で限定スイーツが登場します。
取材時(2024年5月)に並んでいたのは、「小田原産ゴールデンオレンジとピスタチオタルト」。
ゴールデンオレンジはゴルフボール大の小さな柑橘で、甘味に加えてさわやかな柑橘の香りや、丸みのあるフルーティーな酸味といった味わいのバランスが絶妙で、皮の苦味が少なく、皮ごと食べられるのも魅力です。
小田原を訪れた際に出合ったゴールデンオレンジにひと目惚れし、お菓子にできないかと考案したのだそう。

香ばしいクッキー生地、北海道産バターを使用したアーモンド生地、オレンジマーマレード、ピスタチオのペーストを重ねた上に、ゴールデンオレンジが敷き詰められています。
ピスタチオのコクのある濃厚な味わいと、ゴールデンオレンジの程よい甘ずっぱさがお互いを引き立て合う逸品です。

「いちごミルク」500円
「いちごミルク」500円

こちらは“飲むスイーツ”として登場した「いちごミルク」。栃木県産の新品種「とちあいか」でジャムを作り、生クリームと牛乳を合わせたもので、フレッシュなイチゴのおいしさがギュッと凝縮されています。

今後はドリンクメニューも充実させるほか、暑くなったらかき氷の販売も計画しているそう。新作スイーツの情報は公式SNSで随時発信しているので、ぜひチェックしてみてください。

Text・Photo:タナカイチカ (vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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