原宿に「小杉湯原宿」がオープン!高円寺の老舗銭湯の2号店が東急プラザ原宿「ハラカド」に登場

原宿に「小杉湯原宿」がオープン!高円寺の老舗銭湯の2号店が東急プラザ原宿「ハラカド」に登場

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2024年4月に誕生した原宿の新たなランドマーク、東急プラザ原宿「ハラカド」で話題となっているのが銭湯「小杉湯原宿(こすぎゆはらじゅく)」。さまざまなパートナーとともに銭湯を中心とした街のようなフロアを作り上げています。テーマは“素”。肩の力を抜いて過ごせる原宿の新しい空間に出合ってみませんか?

Summary

原宿の真ん中に生まれた“街の銭湯”

昭和8年(1933)に高円寺で創業し、街に根ざした人気の銭湯「小杉湯」。“ケの日のハレ”の存在として、日常のなかの小さなことに幸せを感じられる時間を提供し、“街の銭湯”であり続けています。

東急プラザ原宿「ハラカド」でも、原宿の街に住む人、働く人の“街の銭湯”として「小杉湯原宿」が誕生しました。入浴料は520円。

男湯と女湯はほぼ同じ大きさと形です。浴槽は3つ、初代から受け継がれてきた「小杉湯」の名物・ミルク風呂のほか、熱湯と水風呂があり、熱湯と水風呂に交互に入る温冷交互浴は原宿でも楽しむことができます。洗い場は9つで、2・3人座れる内気浴スペースもあります。

真っ白いタイルも高円寺と同じ。「きれいで、清潔で、きもちのいい」をモットーに、毎日営業前に3時間、営業後に2時間かけてすみずみまで掃除をし、お客さんを迎えているそうです。

壁一面に描かれた富士山のペンキ絵は、今では日本に2人しかいないという銭湯絵師の一人・中島盛夫氏によるもの。8mほどの高い位置に描かれることが多い銭湯絵ですが、こちらは3.2mとすぐ近くで見られるのが特徴です。

下駄箱や脱衣所に使っているのはヒノキ材。木の温もりに包まれるだけでなく、香りや床の足触りも気持ちがいい癒やしの空間になっています。

タオル●●円、入浴剤●●円
「小杉湯原宿オープン記念タオル」550円、入浴剤「小杉湯のミルク風呂」450円

フェイスタオル100円とバスタオル200円のレンタルもあるので、ふらりと銭湯に立ち寄ることもできます。ロゴが入ったフェイスタオルや自宅でミルク風呂を楽しめる入浴剤も売っているので、おみやげにもいいですね。

銭湯を中心とした街「チカイチ」

写真提供:東急プラザ「ハラカド」
写真提供:東急不動産

「小杉湯原宿」は地下1階のフロア全体をひとつの街と見立て、銭湯から広がる日常をプロデュース。銭湯は洋服も身分も肩書きも年齢も脱いで、誰もがありのままになれる場所のため、フロアのコンセプトは“素のまま、そのまま”。多くの意味やメッセージがあふれている時代、場所だからこそ、“素”に出会える場所、“そのまま”でいられる場所という思いが込められています。「チカイチ」という名称も、地下1階“そのまま”に付けられたそうです。

一緒に「チカイチ」を盛り上げるパートナー企業、ブランドとして「花王」「MYTREX」「アンダーアーマー」「サッポロビール」が参加。「小杉湯原宿」の「湯」のほかにも「清」「技」「快」「星」とそれぞれの大切にしている価値や思いを表した漢字一字が各ブースに掲げられています。

パートナーの“素”に浸かれる場所

「清」を掲げる「花王」は、清潔・清浄を軸に体験価値を発信。浴室ではソープ、シャンプー類、脱衣所ではスキンケア商品が置かれ、自由に使えます。シーズンごとの新商品を試すこともできますよ。

ブースでは「きれい」をテーマにした企画も開催。取材時には明治23年(1890)に登場した花王石鹸(現:花王ホワイト)や当時の看板などを展示していました。当時石鹸といえば、高価な舶来物と廉価だけれど品質の劣る国産のみ。そんな状況を変えたいと作られたのが外国産に負けない高品質の花王石鹸だそうです。

「花王ホワイト」150円
「花王ホワイト」150円

「小杉湯原宿」では、初代のデザインを再現した包装紙に包まれた「花王ホワイト」も販売しています。

「MYREX」の漢字は「技」。美顔器やヘッドスパ、ハンディガンなどの美容健康家電を番台で無料レンタルできます。

銭湯でシャンプーをしながらヘッドスパ、お風呂上がりに脱衣所で美顔器、ランニング後にマッサージガンで全身をほぐす……など、さまざまなシーンで製品を試せます。洗い場には最新のシャワーヘッドも2台設置されていますよ。

「アンダーアーマー」は「快」。誰でも利用できるランステーションとストレッチスペースを用意し、スポーツのある日常を提案。支払いは番台で行い、脱衣所で着替えて荷物をロッカーに預けたらランニングへ、原宿周辺を走った後は大きな浴槽に使ってリフレッシュ。

ランニングシューズやウェアもそれぞれ300円/回でレンタルをしているので、手ぶらで行くことができますよ。

「星」を掲げる「サッポロビール」は、ピールスタンドで「黒ラベル」の生ビール体験を提供。本来の味と香りを楽しめる最適の冷たさ、さわやかな味わいのクリアなビールが注げる清潔なグラス、そして、きめ細やかで口当たりのよいクリーミーな泡になる7:3の黄金比で「黒ラベル」を飲めるのは生ビールならではです。

「黒ラベル」生ビール●●円
「黒ラベル」生ビール800円

ビールスタンドでは風呂上がりの一杯はもちろん、銭湯に入らず生ビールだけを楽しむことも可能。お酒を提供するお店が比較的早く閉店する原宿で23時まで開いているので、忙しかった一日の終わりにふらりと立ち寄ることもできます。

「ハラカド」でのショッピング帰りに銭湯に入る、銭湯に入ってから食事に行く、銭湯に入らずに「チカイチ」を満喫するなど、思い思いに楽しめるのも「チカイチ」の魅力。新スポットで今までなかった原宿の過ごし方を取り入れてみるのはいかがですか?

※上記の営業スケジュールは7月末までを予定しています。


Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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