春夏の北陸3県でSNS映えスポットを巡る旅♪福井・石川・富山の最旬スポット8選【北陸フォト&リール動画コンテストも開催】

【和歌山】魂をリセット!? 世界遺産・熊野古道や絶景、温泉を巡る! 田辺市でデジタルスタンプラリーを7月1日から開催

おでかけ 神社 パワースポット おみやげ 絶景 世界遺産
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

私、小鳥遊しほが今回訪れたのは、東京から飛行機・バス・電車で約2時間、大阪からも電車で約2時間20分の和歌山県田辺市! 世界遺産である熊野古道をはじめ、自然が織りなす絶景スポットや日本三美人の湯である龍神温泉、名産物を使った絶品料理など、さまざまな魅力がいっぱいのエリアです! そんな田辺市では市内のスポットを巡るデジタルスタンプラリーを2024年7月1日(月)~2025年2月28日(金)まで開催! 自然のパワーあふれる癒やしの地を訪れ、田辺市の魅力を肌で感じてみませんか?

Summary

【世界文化遺産にも登録された参詣道を歩く|熊野古道】

「熊野古道」とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社と那智山青岸渡寺の総称)の霊場を結ぶ参詣道で、昔から多くの人がその道を歩いてきました。2004年7月には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録。そんな熊野古道の魅力・パワー・伝説をお伝えします!

熊野古道は海からスタート!? “潮垢離”を体験「扇ヶ浜」

名前のとおり、扇を広げたような砂浜が広がる扇ヶ浜。写真左に見えるのが砂浜なのですが、私のいる石の堤防も素敵!足を汚すことなく海のそばまで行けるのは結構うれしい。さて、ここを訪れた目的は……

こちらの「潮垢離場(しおごりば)」です。昔の人々が熊野詣の際に行っていた、海水で穢れを払う儀式「潮垢離(しおごり)」。こちらでくみ上げられた海水で体験できる……はずだったのですが、訪れた日はくみ上げを中止していました!残念(笑)!でもせっかくなら、ということで直接海まで行って海水に触れてから熊野古道の旅を始めるのもおすすめです!

■扇ヶ浜(おうぎがはま)
住所:和歌山県田辺市扇ヶ浜
TEL:0739-26-9929(田辺市観光振興課)
営業時間・定休日・料金:散策自由

さて、きれいな海を見たら扇ヶ浜から徒歩10分ほどの場所にある田辺の街をお散歩してみて。熊野古道といえば山中の神秘的な景色を思い浮かべるかもしれませんが、扇ヶ浜に面する田辺の街は、古くから水陸交通の要衝として栄え、熊野の玄関口ともよばれる場所。多くの人々や文化が行き交ってきたこの街では、歴史的なみどころだけでなく、地元の人が暮らす素敵な風景に出合えます。レトロな建物を楽しみながら歩いていると何やらよい香りが……。

(写真左から)「たま子せんべい うめ塩味」、「パンダ煎餅」各30円
(写真左から)「たま子せんべい うめ塩味」、「パンダせんべい」各30円

香りに吸い込まれていくと、昔ながらの量り売りスタイルのお菓子屋さんを発見!手焼きのおせんべいがとってもかわいい!1枚30円という安さも魅力的です。

■ともゑ堂(ともえどう)
住所:和歌山県田辺市南新町47
TEL:0739-22-1260
営業時間:10~17時
定休日:日曜

私の隣に写っているのは「道分け石」。熊野古道の中辺路(なかへち)と大辺路(おおへち)の分岐にある道しるべです。和歌山方面から見ると「左くまの道」と書かれていて、その下には小さく「すくハ大へち」とあります。「すくハ」は「まっすぐ進むと」という意味で、左に進めば中辺路、まっすぐ進めば大辺路に行くということを指しています。中辺路方面から見ると「右きみい寺」と書かれていて、和歌山方面に進むということを指していることが分かります。石には「安政四年」と彫られていて、熊野詣や西国三十三所巡礼で栄えた歴史を感じられる貴重な場所です。

いざ神秘の世界へ!聖域の入り口「滝尻王子」

紀伊田辺駅から中辺路を熊野本宮大社方面へ進んだ先にある「滝尻王子」は、熊野三山の聖域の入り口とされる場所。訪れたら分かります。とても神秘的な空気が漂っています…!

いざ…!
いざ…!

この階段から登っていきますが、登り出して早々になかなか険しい道が待っているので、心折れない準備をしていくことが大切です(笑)。昔から多くの人が歩いてきた道を進んでいくと何だか歴史と一体になったような、神聖な気持ちになれます。

道中に現れるこちらは「胎内くぐり」というスポット。この岩と岩の暗い隙間の部分を通り抜けると、安産祈願のご利益があるという場所です。入ってみるとなかなかに狭い…!でも距離は短く、すぐ斜め上に登るようなかたちで潜り抜けられるので、ぜひ汚れてもよい服装で行って挑戦してください!(汚れるくらいには狭いです(笑))

こちらは「乳岩」という、出産にまつわる伝説が残る岩。奥州の武将・藤原秀衡夫妻が熊野詣の途中、妻が急に産気づきここで出産し、夢で聞いた熊野権現のお告げを受けて赤子をこの岩に残して熊野に向かいました。戻ってみると、赤子は岩から滴る乳を飲み、オオカミに守られて無事だったと伝えられています。

■滝尻王子(たきじりおうじ)
住所:和歌山県田辺市中辺路町栗栖川1226
TEL:0739ー64ー1470(熊野古道館)
営業時間・定休日・料金:散策自由

滝尻王子から約4km進むと雄大な自然が広がる高原(たかはら)地区に。山々に棚田……長い道乗りを超えるとこんな絶景が!熊野は昔から身分なども関係なく、老若男女すべての人を受け入れてきたそうですが、その寛容さがこの広大な景色に現れているような、そんな圧巻の自然美でした。運がいいと雲海にも出合えるのだそうです。

熊野古道のアイドル“牛馬童子像”を見て、グルメを満喫!「道の駅熊野古道中辺路」

入り口ではビッグサイズの牛馬童子像がお出迎え!
入り口ではビッグサイズの牛馬童子像がお出迎え!

「道の駅熊野古道中辺路」は熊野古道と国道の接点にあり、熊野古道ハイカーだけでなくドライバーにも人気のスポット。こちらで名物料理をいただきます!

「めはり入セット」400円。写真は「めはり寿司」2個と「前さんのサバずし」1個のセット
「めはり入セット」400円。写真は「めはり寿司」2個と「前さんのサバずし」1個のセット

こちらは郷土食の「めはり寿司」。高菜の浅漬けの葉で大きなおにぎりを包んだものです。

中のおにぎりの味は作り手によりけりらしいですが、こちらのめはり寿司はほんのりおかか味で小さく刻んだ野菜なども入っていてやさしいおいしさでした。

「鮎ひつまぶし丼」880円
「鮎ひつまぶし丼」880円

そしてこちらは「鮎ひつまぶし丼」。地元でとれた天然の鮎とタレの味が染み込んだご飯がおいしい~!田辺市名産の大きな紀州の梅干しが付いてくるのもうれしいポイント。

天気のよい日には外の席で食べることもできて最高!大自然を感じながら食べるご飯は本当においしい。古道歩きの際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

■道の駅熊野古道中辺路(みちのえきくまのこどうなかへち)
住所:和歌山県田辺市中辺路町近露2474-1
TEL:0739-65-0671
営業時間:9~17時(喫茶は~14時30分)
定休日:12~2月の木曜

牛馬童子像/田辺市観光協会
牛馬童子像/写真提供:田辺市観光振興課

「道の駅熊野古道中辺路」から800mほど進んだ先にある牛馬童子像。花山法皇の熊野詣の様子を表していて、熊野古道中辺路のシンボル的な存在です。「道の駅熊野古道中辺路」にはビッグサイズの牛馬童子像がありましたが、実は本物は高さ約50㎝と小さく愛らしい姿をしているんです。

■牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)
住所:和歌山県田辺市中辺路町近露
TEL::0739-64-1470(熊野古道館)
営業時間・定休日・料金:見学自由

熊野神社の総本宮!熊野三山の一つ「熊野本宮大社」

熊野速玉大社、熊野那智大社とともに全国に約4700社以上あるといわれる熊野神社の総本宮「熊野本宮大社」。創建は紀元前33年といわれています。中辺路のほかにもいろいろなルートのある熊野古道ですが、すべてこの地へ繋がっているというのがかっこいい……。

本殿に行くにはこちらの158の石段を上っていきます。

自然に囲まれた熊野は、古くから「浄土」と信じられていて、熊野詣をすると「死を経て再び生まれ変わることができる」という信仰が広まったそう。魂のリセットをして心身ともにリフレッシュできるのです!「心を入れ替えるのでどうか幸せになれますように!」と神様にお願いしようと思います(笑)。

重要文化財である檜皮葺き(ひわだぶき)の社殿が一列に並んでいます。

主祭神である樹木の神を祭る中央の証誠殿から順に5つの社を参拝するのが決まりということで、順に回っていきます。案内図に回る順番が書かれているので要チェックです。お賽銭の準備もお忘れなく~!

■熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
住所: 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
TEL: 0735-42-0009
営業時間:8~17時
定休日:無休
料金: 境内無料(宝物殿は現在閉館中)

熊野本宮大社から徒歩で約10分の「大斎原(おおゆのはら)」も併せて訪れたい聖地です。高さ約34m、幅約42mの日本一大きな大鳥居がそびえ立つ景色は圧巻。(写真を拡大して見ていただきたい…!鳥居の下に小~さく写っている人の姿を見ると鳥居の大きさにびっくりするはず…!)

鳥居の先には熊野本宮大社の旧社地が。明治22年(1889)に大水害が起きるまで、熊野川・音無川・岩田川が合流するこの中洲に社殿がありました。この場所には小さな石造りの祠(ほこら)が残っており、神秘的な雰囲気です。

田んぼの奥の堤防まで行くとこんな感じの写真も撮れますよ~!田辺市はどこに行ってもとにかく自然が綺麗で撮影が楽しい!

■大斎原(おおゆのはら)
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1
TEL: 0735-42-0009(熊野本宮大社)
営業時間・定休日・料金:散策自由

【山々がもたらす恵みを堪能|龍神温泉】

龍神温泉は高野龍神国定公園、日高川沿いに位置する温泉郷。島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならび、日本三美人の湯として有名です!ゆったり温泉に浸かって身も心も綺麗になっちゃいましょう~!

ふらっと立ち寄れる!日本三美人の湯で癒やされよう「龍神温泉元湯」

こちらの「龍神温泉元湯」は龍神温泉にある日帰り入浴施設です。ほかのお宿に泊まったとしても、ぜひ「元湯」を味わいにこちらへも足を運びたいですね~!

露天風呂/龍神温泉元湯
露天風呂/写真提供:龍神温泉元湯

浴槽は、木風呂と岩風呂の内湯と露天風呂があり、露天風呂からは雄大な山々を一望できます。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で、「化粧水いらず」と書かれることもあるほど美肌効果たっぷりです。

■龍神温泉元湯(りゅうじんおんせんもとゆ)
住所:田辺市龍神村龍神37
TEL:0739-79-0726
営業時間:7~21時(最終受付20時40分)
定休日:無休
料金:800円

温泉街周辺の景色も最高です。今回の旅の最中、私が何度も感動したのが「田辺市はとにかく川が綺麗」ということ。どこの川も透明度がすごいんです。至る所に橋がありますが、見下ろしては「きれい!きれい!」と喚いていました(笑)。

温泉街の入り口には大きな龍のモニュメントも。地元の神社にあった樹齢約300年のスギを彫って作られたものだそう。かっこいいのでぜひ見に行ってください!

名物シイタケグルメを味わおう!「道の駅 水の郷日高川 龍游」

「龍神温泉元湯」から車で25分ほどの場所にあるのが、おみやげを買ったり食事をしたりといろいろ楽しめる「道の駅 水の郷日高川 龍游」。まずは「つぐみ食堂」で名物のシイタケグルメを味わいます!

「しいたけバーガーセット」(皮付きポテト、ドリンク付き)1200円。ドリンクは、コーヒー、コーラ、オレンジジュース、ノンアルコールビールから選べる。+250円で梅または柚子ソーダも注文可能
「しいたけバーガーセット」(皮付きポテト、ドリンク付き)1200円。ドリンクは、コーヒー、コーラ、オレンジジュース、ノンアルコールビールから選べる。+250円で梅ソーダまたは柚子ソーダに変更も可能

ジャーン!こちらはパティの代わりにシイタケのフライが挟まった名物の「しいたけバーガー」です!

このバーガー、シイタケを使用しているという点で変わっているだけでなく、とっても大きいんです!! テーブルに到着したときに思わず驚きの声が出ました。シイタケ嫌いの人でも食べられると噂の一風変わったバーガーですがお味はいかに…!?

顔くらい大きなシイタケが丸々フライに。少しピリ辛でさっぱりしたサルサソースがフライとの相性抜群!レタス、ベーコン、タマネギと合わさって、新発見のおいしさです!

セットで頼んだのは名産の梅を使った梅ソーダ。さわやかな甘さの梅シロップを炭酸に注げば暑い時期にぴったりのシュワシュワドリンクの完成!

「龍游館」では地元の食材やおみやげを販売しています。梅干し&梅系調味料に目がない私、本当に真剣に悩みました!どれもおいしそうで困る~!

「龍神マッシュの生しいたけ」※サイズにより価格は異なる
「龍神マッシュの生しいたけ」※サイズにより価格は異なる

ここでぜひ購入したいのが名物のシイタケ!プレミア和歌山大賞受賞の「龍神マッシュの生しいたけ」です。先ほどのバーガーに使用されているような巨大なシイタケを家でも食べられるなんて、どう調理しようか楽しみ~!

そして、地元の方のおすすめで購入必須と知ったのが、こちらの「味工房 梅樹庵」の「南高梅ドレッシング」880円。横浜でフレンチのシェフをしていた方が梅ドレッシングを作りたくて全国でよい梅を探した結果、たどり着いたのが田辺市の梅だったそう。そうしてできあがった無添加の「めちゃくちゃうまい」と称されるドレッシング。すぐに売り切れてしまうそうなので見つけたら買うべしです!

「つぐみ食堂」と「龍游館」がある建物の隣には、手工芸のぬくもりに癒やされる「G.WORKS」が。地元の紀州材を主に使用した家具や木彫り製品が並ぶ温かいお店です。

「紀州スギのコシイス」6万6000円に座ってみる。座り心地を確かめてみると、なるほどこれは欲しくなる…!
「紀州スギのコシイス」6万6000円に座ってみる。座り心地を確かめてみると、なるほどこれは欲しくなる……!

店舗の裏には工房も併設されており、お店の方に言えば見学もできます!細かい手作業の工程を見て職人さんの技術と愛を感じると、さらに買いたくなること間違いなし。

余談ですが、工房の裏手の川にはカモがいて、餌(小袋で売ってます!1袋50円)をあげられるのがとてもよかったです。手からでも食べてくれる人懐っこいカモちゃんたち、かわいすぎました。

■道の駅 水の郷日高川 龍游(みちのえき みずのさとひだかがわ りゅうゆう)
住所:和歌山県田辺市龍神村福井511
TEL:0739-77-0380
営業時間:龍游館(おみやげ)9~17時、つぐみ食堂11時~14時30分、G.WORKS 10~17時
定休日:龍游館(おみやげ)・つぐみ食堂は火曜(祝日の場合は営業)、G.WORKSは水曜

名湯と地域食材のバイキングで大満足!「季楽里龍神」

季楽里龍神
写真提供:季楽里龍神

今回泊まったのは温泉宿「季楽里龍神(きらりりゅうじん)」。全室から龍神の大自然の眺望を楽しめるお宿です。和室と洋室があり、ベッド派の人も安心。

夕食、朝食ともにバイキング形式。地元の食材を使ったお料理もたくさんでテンション上がりまくりです。

アルコールなどの飲み物も別料金で注文可。お部屋付で後払いなのでお財布を持たずに来てOKです!たくさん歩いた体にビールが染み渡ります!

もちろん名産の梅を味わうべく梅酒も!写真は左からロックとソーダ割り。お昼の梅ソーダもそうだけど、ベタベタ甘い感じがなくてスッキリした甘さが本当においしい。

季楽里龍神
写真提供:季楽里龍神

肝心の温泉はというと、少しとろっとしていて入った瞬間お肌がすべすべになる感覚になりました。さすが「化粧水いらず」の美人の湯。夜に2回、朝1回と3回入るのがおすすめだとか。

■季楽里龍神(きらりりゅうじん)
住所:和歌山県田辺市龍神村龍神 189
TEL:0739-79-0331
チェックイン:15時~
チェックアウト:~10時
料金:本館和室1万6100円~(1泊2名利用時の1名あたり)

 

【絶景巡りを楽しむ|自然満喫スポット】

田辺市には、自然がおりなすさまざまな絶景スポットも。山々の豊かな緑から、美しい水が作り出す景色まで、あらゆる自然の魅力を感じられます。

市街地近くで豊かな自然と絶景を堪能できる!「ひき岩群」

市街地から5kmほど離れた丘陵地に、奇怪な形の岩山が並んでいる「ひき岩群」。自然観察路が整備されているので、ハイキングを楽しむことができます。こちらは展望台に上ると眺めることができる景色。360度のパノラマが写真では伝えられないのが悔しいのでぜひ登ってみてください!

展望台から下り、稲成川沿いの上方に立つ大岩「蟾蜍岩(ひきいわ)」もぜひ見てほしいスポット。昭和3年(1928)に和歌山県の天然記念物に指定されました。下から見上げると、大きなヒキガエルが天を仰いでいるように見えます。自然の作りだす奇跡は無限ですねー!

■ひき岩群(ひきいわぐん)
住所:和歌山県田辺市稲成町1629 ふるさと自然公園センター
TEL:0739-25-7252 (ふるさと自然公園センター)
営業時間・定休日・料金:散策自由

“和歌山のウユニ塩湖”!「天神崎」

田辺市観光協会
写真提供:田辺市観光振興課

「天神崎(てんじんざき)」は、紀伊半島のなかほどに位置する田辺湾の北側に突き出た小さな岬。 紀伊田辺駅から約3.1㎞、車で10分ほどの場所に位置し、森、磯、海が一体となった自然豊かな場所です。“和歌山のウユニ塩湖”と話題で、条件がそろえば美しいリフレクション写真を撮影することができると人気のスポットです。

夕焼けの時間もまた美しい/田辺市観光協会
夕焼けの時間もまた美しい/写真提供:田辺市観光振興課

残念なことにこの日は撮影できず…!潮の満ち引きや天候によって条件が揃ってないと撮れないリフレクション写真、チャレンジしてみてください~!

■天神崎(てんじんざき)
住所:和歌山県田辺市目良19-7(天神崎元島第一駐車場)
TEL:0739-26-9929 (田辺観光協会)
営業時間・定休日・料金:見学自由

フォトジェニックな渓谷美とトレッキングを楽しむ「百間山渓谷」

田辺市観光協会
写真提供:田辺市観光振興課

田辺市の中心地から車で1時間ほどの百間山渓谷。大自然の中で、滝と渓谷のパノラマを満喫できるスポットです。奇岩や甌穴、大小の滝が連なります。川沿いに整備された全長約3kmの登山道ではトレッキングを楽しんで!約100mごとに繰り広げられる自然美の競演が圧巻です。

田辺市観光協会
写真提供:田辺市観光振興課

数ある滝のなかでも特に美しく人気の「雨乞いの滝(あまごいのたき」。日照りが続くと、ここで神楽をあげて雨乞いをしていたと伝わっています。田辺市にはほかにも滝の名スポットがいくつかあるので滝巡りをするのもおすすめです!

■百間山渓谷(ひゃっけんざんけいこく)
住所:和歌山県田辺市熊野
TEL:0739-48-0301(大塔観光協会)
営業時間・定休日・料金:散策自由


熊野古道など田辺市のスポットを巡るデジタルスタンプラリー開催!

今回ご紹介した和歌山県田辺市では、世界遺産登録20周年を記念して2024年7月1日(月)~2025年2月28日(金)の期間、デジタルスタンプラリーを開催!王道の熊野を巡る「熊野古道プラン」、偉人ゆかりの地を巡る「街なかプラン」、絶景・秘境を巡る「自然満喫プラン」の3つのツアーに分かれていて、全9つのモデルコースがあります。デジタルスタンプラリー参加者全員がもらえるプレゼントもあるので要チェックです!


■デジタルスタンプラリー「一度参れば二度、三度。何度も行きたい熊野参詣inたなべ2024」概要

<開催日時>
2024年7月1日(月)~2025年2月28日(金)

<参加方法―デジタルスタンプの集め方―>
1. スマートフォンでSpotTourアプリをダウンロード
2. SpotTourアプリを開き、画面右上の検索窓をタップ ※ツアーコードは「61866」「26599」「08468」です
3. ツアー名「伝統を体感する王道の熊野ツアー」「偉人と旅する口熊野ツアー」「神を感じる絶景・秘境ツアー」を選択してデジタルスタンプラリーの参加スタート
4. 画面にラリーポイントとなる施設一覧が表示されます。デジタルスタンプの獲得ポイントは「MAP」画面のピンの周辺です。アプリを立ち上げた状態でポイントを通過することでスタンプがGETできます。
5. 参加後、アンケートに答えてアイテムプレゼントに応募!

写真左上から時計回りに)オリジナルマルシェバッグ、スツール 、皆地笠+産品詰め合わせ 、梅酒+産品詰め合わせ
※写真は賞品のイメージです

<賞品>
条件を達成した方に、田辺市のオリジナルアイテムをプレゼント!
◆参加賞:オリジナルマルシェバッグ
3つあるツアーのいずれかに参加し、それぞれのツアーの規定数のスタンプを獲得するともらえる!(指定場所で引き換え)
◆3ツアー参詣賞:以下の賞品を抽選で各5名様に
・スツール
・皆地笠+産品詰め合わせ
・梅酒+産品詰め合わせ
3ツアーすべてに参加し、それぞれのツアーの規定数のスタンプを獲得すれば、抽選で各5名様に当たる!
※お好きな賞品を選んでアンケート回答いただくと、抽選で各5名様に当たります

各ツアーの規定スタンプ数
【A】伝統を体感する王道の熊野ツアー:デジタルスタンプ10個
【B】偉人と旅する口熊野ツアー:デジタルスタンプ5個
【C】神を感じる絶景・秘境ツアー:デジタルスタンプ5個

<対象スポット>
【A】伝説を体験する王道の熊野ツアー
COURSE1 扇ヶ浜潮垢離場~滝尻王子
COURSE2 滝尻王子~継桜王子
COURSE3 継桜王子~熊野本宮大社
COURSE4 本宮周遊
【B】偉人と旅する口熊野ツアー
COURSE5 南方熊楠ゆかりの地
COURSE6 植芝盛平ゆかりの地
COURSE7 弁慶ゆかりの地
【C】神を感じる絶景・秘境ツアー
COURSE8 絶景巡り
COURSE9 日本三美人の湯、龍神温泉

<問い合わせ先>
田辺市観光振興課
TEL:0739-26-9929


自然豊かで心身ともに整う、熊野古道をはじめとする歴史深い田辺市の数々の聖地。一度訪れたらきっとその魅力に惹き込まれるはずです。山も川も海も楽しめて、ご飯もおいしく温泉も名湯。和歌山県田辺市、本当にステキな街です。ぜひ一度、訪れてみてくださいね。

Text:小鳥遊しほ
Photo:小松正樹

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Sponsored:田辺市

るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください