【神奈川・三浦】みうらレンタサイクルで城ヶ島へ! 絶景撮影ポイントと素敵な島カフェ
よく晴れた日、三崎港から「みうらレンタサイクル」で城ヶ島へ。電動アシスト自転車で、風を感じながら走るルートは気分爽快。城ケ島大橋と県立城ケ島公園では、ゆっくり歩きながらココという絶景撮影ポイントを探してみました。最後は、島内にある「Shima Cafe MAKANA」で島メニューを堪能。城ヶ島への素敵な自転車旅をお届けします。
Summary
三崎港のみうらレンタサイクルで自転車をレンタル
三崎港から城ヶ島へ行く場合、バスという手もありますが、レンタサイクルが便利。海と緑がいっぱいの風景の中を自転車で走るのがなんとも気持ちいいのです。三崎港の「うらりマルシェ」にポートがある「みうらレンタサイクル」なら、電動アシスト自転車なので、途中の上り坂も安心。まずは、自転車をレンタルして城ヶ島へ出発です。
「うらりマルシェ」にあるポート。水中観光船にじいろさかな号発着所の近くにあります。なお「みうらレンタサイクル」は、ほかに三崎口駅、三浦海岸駅などにポートがあり、そこで貸出&返却が可能。当日受付もできますが、自転車がない場合もあるので、公式サイトから事前予約をしておいたほうがベターでしょう。
■みうらレンタサイクル「うらりマルシェ」ポート
住所:神奈川県三浦市三崎5-3-1
TEL:046-881-6721
営業時間:9~17時
定休日:無休
料金:電動アシスト自転車3時間900円、1日1600円
アクセス:京急三崎口駅から京急バス三崎港行きで15分、終点下車、徒歩1分
駐車場:470台(有料)
城ケ島大橋の上から富士山ビュー
自転車で城ヶ島へ向かうときにも海沿いの道を通ります。ポートで、城ヶ島への行き方がよくわかる地図をもらえるので参考にしながら進みましょう。まず、最初の絶景ポイントは城ケ島大橋です。赤い城ケ島大橋はこの街のシンボル的存在。
車も自転車も歩行者も通ることができる城ヶ島大橋は長さ575m。もちろん、自転車に乗って橋を渡ってもいいのですが、ここの景色が絶景。自転車を下りて押しながら橋を渡ってみるのもおすすめです。
橋の左右、眺めはいいのですが安全のために網があります。ただ、少しだけ景色を撮れるポイントもあるので、探してみてください。天気がよければ富士山が望めます。
城ケ島大橋から見た三崎の港町、海南神社、そして遠くの富士山のコントラストがいいですね!
■城ケ島大橋(じょうがしまおおはし)
住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
TEL:046-888-0588(三浦市観光協会)
営業時間・定休日・料金:通行自由
アクセス:京急三崎口駅から京急バス城ヶ島行きで25分、城ヶ島大橋下車、徒歩5分
駐車場:県立城ケ島公園第2駐車場(有料)利用
県立城ケ島公園で絶景撮影ポイントを探して
城ケ島大橋を渡ってすぐに「県立城ケ島公園」の表示があります。急な坂や急カーブもあるので運転にはご注意を。大きな駐車場があり、その奥に公園の門、近くに駐輪場もあるので、そこに自転車を置いて公園散策へ。絶景撮影スポットを探してみましょう。
●公園入口周辺
公園入口の門には、神奈川県の指定天然記念物で例年、秋から冬にかけて城ヶ島へやって来るウミウの像があります。
門を抜けると見事な松林が続きます。公園内の案内図もありますよ。
●うみのね広場からピクニック広場へ
公園最初の絶景ポイントは「うみのね広場」。ここにはキレイな芝生が敷かれ、座ったり寝転んだりできます。この日はテントを張っている人もいました。遠方に宮川公園の風力発電設備などが見える開放的な空間です。第二展望休憩所もあります。
さらに奥へ進むと、伊豆大島まではっきりと見える日もあるという絶景ポイント。一面「海・海・海」という場所です。磯へ下りる階段もあります。
さらに進むと、細い道と緑の向こうに灯台が見えて来ました。
●第一展望休憩所からの絶景
城ヶ島の東端に位置する「安房埼(あわざき)灯台」です。島の西橋には「城ケ島灯台」が対をなすように立っています。公園のシンボル「安房埼灯台」がある「ピクニック広場」では、ぜひ第一展望休憩所へ上がってみてください。広場も灯台も海も空も見渡せる最高の景色を望めます。そして360度見渡せるので、富士山や城ケ島大橋など、さまざまな絶景を満喫できます。
第一展望休憩所は、さきほど渡って来た城ケ島大橋と同じ目線の高さくらいにあります。
島内には北原白秋の歌碑や記念館がありますが「ピクニック広場」には、白秋の弟子・宮柊二の歌碑が立っています。
■県立城ケ島公園(けんりつじょうがしまこうえん)
住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
TEL:046-888-0588(三浦市観光協会)
営業時間・定休日・料金:園内自由
アクセス:京急三崎口駅から京急バス城ヶ島行きで25分、白秋碑前下車、徒歩6分
駐車場:第1駐車場106台、第2駐車場116台(有料)
「Shima Cafe MAKANA」で地産地消の島メニューを
公園散策のあとには島内のカフェへ立ち寄ってみましょう。2023年8月にオープンした“島カフェ”は、城ヶ島・三浦の地産地消にこだわったメニューを提供する店。「MAKANA(マカナ)」という店名は「島の贈り物」という意味です。まずは、こだわりのメニューをいくつかご紹介。
最初は、「三浦 朝採れいちごのクリームあんみつ」(上の写真)。ところてんは城ヶ島の海でとれた天草をオーナーが加工した手作り。なめらかでやさしい口あたりが特徴です。イチゴも三浦産。
ところてん入りのクリームソーダ。すっきりさわやか味です。
三浦姫さまの卵をはさんだホットサンドと、三浦野菜を使ったサラダやピクルスがつきます。食べ応えのあるメニューです。
来島した人の「島にカフェがほしい」という要望にこたえてオープン。「城ヶ島や三浦の食材や島の奥深さを知らせたい」というオーナーご家族の思いから、メニューやグッズ、店内の照明などもなるべく地元のものを使った手作り。ところてんや夏のかき氷など、どれも心がこもったメニューで、やさしい味です。
南国ハワイをイメージした店内は明るい雰囲気。テラス席もあります。
オーナー手作りのかわいいグッズも販売しています。
店内には手作りの城ヶ島案内マップが置いてありました。店が城ヶ島の入り口近くにあるため、城ヶ島をどう楽しむかをたずねる人も多いとのこと。地元民ならではのスポットや楽しみ方がわかるかも。
■Shima Cafe MAKANA(しま かふぇ まかな)
住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島105
TEL:080-2008-4740
営業時間:10時30分~16時
定休日:月曜
アクセス:京急三崎口駅から京急バス城ヶ島行きで25分、白秋碑前下車すぐ
駐車場:県立城ケ島公園第2駐車場(有料)利用
このあと、城ケ島灯台のほうに行ってもいいし(こちらにも見事な海絶景あり!)、三崎港へ戻ってマグロ丼を食べたり、「うらりマルシェ」でおみやげ探しもいいですね。自転車の返却は「うらりマルシェ」で。
Text:佐々木隆(スリーコード)
Photo:スリーコード
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。