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【京都】鼻を抜ける香りとしびれる辛さが人気の麻婆豆腐専門店「かかん京都店」のもう一つのとっておきは、絶品パフェ

【京都】鼻を抜ける香りとしびれる辛さが人気の麻婆豆腐専門店「かかん京都店」のもう一つのとっておきは、絶品パフェ

京都府 食・グルメ ランチ 麻婆豆腐 パフェ シメパフェ
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麻婆豆腐専門店として、鎌倉にブームを巻き起こした「かかん」。関西出店第1号は、2024年2月に京都市左京区の銀閣寺道界隈に新規オープンした「かかん 京都店(かかん きょうとてん)」です。関東の「かかん」にも負けない京都店の魅力をお伝えします。

Summary

鎌倉・東京の有名店が、2024年京都・銀閣寺道に出店

鎌倉にある本店はもちろん、全国各地でイベントを行えば、ファンが行列をなす人気店「かかん」。その「かかん」が京都進出で選んだのは意外な場所でした。京都の中心地からは車で20分ほど。今出川北白川の交差点から白川の疏水べりを3分くらい西に歩いた場所です。近くに創業60余年の有名ラーメン店「ますたに 北白川本店」がありますが、飲食店が密集するエリアではなく、他府県の人気店が出店に選ぶのは珍しいエリア。

ただ、この「かかん 京都店」の立地、「かかん」第1号店のある鎌倉・梶原エリアと同じように、界隈の抜け感がよく、ただ散歩するだけでも気持ちのいいエリアなのです。1階と2階がテナントになっているビルの階段を上って2階へ。

階段を上がると、虎と龍のアートが描かれたピンク色の壁がお出迎えしてくれます。

広々として、スッキリとした店内。白いタイルを全面に貼ったカウンター席がスタイリッシュですが、全体的に作り込みすぎない感じも「抜け感」につながっているような気がします。

不思議な組み合わせが、この上なくハマる「かかん」のエキゾチックなパフェ

「山椒香る杏仁と柑橘のパフェ」1300円、ドリンクとセットで1700円
「山椒香る杏仁と柑橘のパフェ」1300円、ドリンクとセットで1700円

さて、今回とくにご紹介したいのが14時からのカフェタイムに登場する「山椒香る杏仁と柑橘のパフェ」。

柑橘の種類は時期によっていろいろで、この日の柑橘は河内晩柑。きれいに房をむかれた実は、粒のひとつひとつにまで甘みと水分を蓄えて、みずみずしさではちきれそう。真ん中のアイスはゆずと杏仁。花椒をパラパラとトッピングされて、さらにエキゾチックです。

グラスの中はといえば、チーズクリーム、レモンカート、クランブル、キャラメリゼナッツのムラング、春巻の皮、ハーブティーのゼリーと盛りだくさん。食感の違いをつけるのに揚げた春巻の皮まで入っているところが驚きです。洋菓子の発想ではできないような、不思議にすっきりとした味わい。

花椒がピリリと利いた最初のひと口から、グラスの奥底のハーブティーのゼリーまで、甘さにも強弱があって、最後のひと口まで「おいしい」と思いながらいただきました。個人的にも大好きな味。

「杏仁ブランマンジュ」600円 ドリンクとセットで1000円
「杏仁ブランマンジュ」600円 ドリンクとセットで1000円

定番は「杏仁ブランマンジュ」。中華スイーツにフランスの香りをしのばせたおしゃれスイーツ。定食にもひと口サイズがついていますが、もっともっと食べたいとの声からカフェタイムではフルサイズが提供されています。

看板商品はやはりコレ、麻婆豆腐は外せない

「かかんの本格四川風麻婆豆腐定食」1200円(大盛り1500円、ご飯のおかわり自由)
「かかんの本格四川風麻婆豆腐定食」1200円(大盛り1500円、ご飯のおかわり自由)

そして「かかん」といえば、何はさておき麻婆豆腐。写真は昼のメニューから「かかんの本格四川風麻婆豆腐定食」。

ピリ辛くてうまみたっぷりの麻婆は、秘伝の合わせ醬(じゃん)がなせる技。辛さはありますが、老若男女誰もが食べやすい味わい。刺激が欲しい人は、テーブルに備え付けられた4つスパイスで調味します。麻婆におすすめは花椒。赤い粒は赤花椒。柑橘のようなさわやかな刺激が加わります。青い粒は青花椒。成熟前に摘んだ実を使っているので、もっとシビレが欲しい人に。あとの2つは粉山椒と一味唐辛子です。

ピリっとしたシビレとやわらかい豆腐が美味。花椒を加える前は、まろやかな辛さです。

「かかん京都」の知られざる3つの魅力

人気店「かかん」なので、味はもちろん太鼓判。ですから、京都店だけの魅力を3つご紹介。まずはこのロケーション。大きな窓から見えるのは桜の木。春になると一面が薄ピンク色に染まります。

靴を脱ぐ小上がり席もあり、まるで家のようにゆったりとくつろげます。

2つ目は窓から見える場所にある豆腐屋さん。この地元の豆腐屋さんが作りたての豆腐を運んでくれるから、「かかん 京都店」の麻婆豆腐は、いつもふるふるのやわらかさ。

そして、もうひとつは入り口側の窓からくっきりと五山送り火の大文字が見えること。京都ならではの風景です。

“おいしい”を家にもお持ち帰り「おうちでかかん」

看板商品の「おうちで作れるかかんの麻婆ソース(2食分)」1200円
看板商品の「おうちで作れるかかんの麻婆ソース(2食分)」1200円

おうちで簡単、おうちでかかんのコーナーでは、鎌倉にある「みやげ屋かかん」で扱う商品のほとんどを取り扱っています。

「かかん」では、麻婆豆腐の作り方のミュージックビデオを配信しているので、オリジナル麻婆ソースさえあれば、お店の味を家でも再現できます。向かいで豆腐を買って帰ればなおさらホンモノに近くなりそう。

中華の調味料はもちろん、Tシャツやバッグなどのアパレルグッズも取り扱いあり。

「かかん」を知っている人も知らなかった人も、鎌倉の常連さんも。「かかん 京都店」はとっても素敵なお店です。ぜひ!

■かかん京都店(かかんきょうとてん)
住所:京都府京都市左京区北白川久保田町28-1 2F
TEL:なし
営業時間:ランチ11~14時(LO)、喫茶:14時~15時30分(LO)、ディナー : 17時30分~19時(LO)、月曜11時~15時30分(LO)、金曜11~14時(LO)
定休日:火曜
アクセス:市バス銀閣寺道から徒歩3分


Photo:photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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