食・グルメ
2024.07.14
超人気ベーカリーカフェの姉妹店が神戸・北野異人館に2024年6月オープン！「パンとエスプレッソと異人館」【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】
東京・表参道から始まり、今や日本全国に店を構えるベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」。カフェ通ではなくても、その名を耳にしたことがある、あるいは訪れたことがあるという人も多いであろう名店中の名店が、2024年6月30日（日）に初の兵庫店をオープン！ 開店の情報が流れてから約1年、ついにそのときが訪れました。
Summary
北野異人館街に立つ歴史ある洋館で楽しむカフェ時間
場所は、神戸を代表する人気観光エリア・北野異人館街の一画。
新たに建てたわけでも、施設内にオープンしたわけでもなく、神戸市の伝統的建造物にも指定されている「旧ディスレフセン邸（門兆鴻邸）」の歴史を引き継ぐことに。
そうつまり、異人館街に立つ洋館でカフェ時間を楽しめちゃうということなのです！
しかも「パンとエスプレッソと」が手がけたというのだから間違いない。
何が間違いないって、「来てよかった！」と思わせてくれる空間や食と出合えるということ！
踏み入れた瞬間、たちまち心を奪われるクラシカル空間。
ご覧ください、この絵画のような洗練された空間美。
開放感に溢れたクラシカルな店内には、それぞれ異なるタイプのテーブルとチェアがあり、どの席でこの上質な空間を楽しむか考えるところからすでに楽しくて仕方がない...。
すっかり心を奪われちゃいましたね、足を踏み入れた瞬間から。
この日朝一番に訪れたのだけど、日が落ち始める頃にはまた違った空気感に包まれるのでしょうね、きっと。
また、テラス席もあるので、天候に恵まれた日は外で優雅に過ごすのもあり！
店内に配されている調度品のなかには、もともとこちらで利用されてきたものも多いそう。
食欲をくすぐる看板食パンを使ったカフェメニュー
「パンとエスプレッソと」の看板食パンである「ムー」を使用したメニューが多数あるのだけど、なかでも心からリコメンドしたいのが「イングリッシュブレックファースト スチームー」 2500円。
せいろで蒸すことにより、まるで安眠枕のような極上のソフト感を得たムーは、あつあつ、もちもち、しっとりという三拍子揃った理想系。そして何より甘い。驚くほどに甘くて、気づけばあっという間に完食でした。
甘いは甘いでも、しっかりめの甘さをお求めの方は「フレンチトーストプレート」2200円がおすすめ。
何がうれしいって、好きなだけハチミツをプラスすることができるから。
追いがけ用に別添えされることはあるけど、瓶丸ごとってそうそうないですよね。寛大なサービスに甘えて、たっぷりとかけさせていただきました。と言っても、フレンチトーストそのものもしっかりと味わいを楽しめますし、何よりデリも盛りだくさんなので、ハチミツなしでも堪能できます◎
2階にはカフェも楽しめる有料制書店も
ワンオーダー制で、一日中滞在可能。並んでいる書籍は手にとって読むことができ、自分好みの一冊と出会えたらもちろん購入も◎
牛カツサンドや季節のフルーツサンド、ティラミスといった軽食の提供もあるため、カフェ時間に本の存在は欠かすことができないという方は、ぜひ一度訪れてみていただきたい。
訪れる上で唯一気をつけていただきたいことは...。
神戸に新店舗ができるという情報を得てから約1年、ずっと、本当にずっと楽しみにしていた異人館店のグランドオープン。
できたてほやほやでありながら、随所に歴史の面影を残したクラシカル空間で楽しむ非日常的なカフェ時間にすっかり心がほぐれました。
土地の歴史や建造物の特色を「パンとエスプレッソと」らしさと繋げる圧倒的な表現力は、さすがのひと言に尽きますね。
早くも神戸の新名所として大注目を浴びていることにも納得です。
訪れる上で唯一気をつけていただきたいことは、あまりに居心地がいいものだから、ついつい長居しちゃうこと......！
後の予定をあまり詰め込みすぎてしまうと「え！もうこんな時間?!」ってことになりかねないため、スケジュールに余裕を持たせた上で来店しましょう◎
店を出てすぐ左手にはベーカリーもあるため、おうちみやげをお求めの方はそちらも合わせてぜひ。
■パンとエスプレッソと異人館
住所：兵庫県神戸市中央区山本通3-5-19 旧ディスレフセン邸（門兆鴻邸）
TEL：078-940-0035
営業時間：カフェ8〜18時 （17時LO）ベーカリー、9〜18時 ※なくなり次第終了
定休日：不定休
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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