【虎ノ門ヒルズステーションタワー】「T-MARKET」でチェックしたい! 東京で注目のテイクアウト専門店
虎ノ門ヒルズステーションタワー地下2階に広がる大人のためのフードスペース「T-MARKET」。虎ノ門ヒルズ駅の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結し、アートとグリーンに囲まれた900坪の空間には、レストランやテイクアウト専門店が27店舗揃います。今回は、話題のスイーツやパンのテイクアウト専門店4店舗をご紹介します!
Summary
AM STRAM GRAM/宝石のようなタルトに心躍る
素材にこだわる、恵比寿の人気タルト専門店が虎ノ門ヒルズに登場。店名は、フランスの子どもの数え歌「AM STRAM GRAM(どれにしようかな?)Pic!(決~めた!)」が由来だそう。ショーケースには宝石のようにきらめくタルトが並び、まさに「どれにしようかな?」と悩んでしまいます。
販売しているのは、直径7cmの小さなタルトと直径25cmのホールタルト。自分へのちょっとしたご褒美や、大切な人のバースデーなど、さまざまなシーンに寄り添うタルトが揃います。その他、クッキーなどの焼き菓子も販売しています。
「アム ストラム グラムpic!」960円は、イチジク、キウイ、ふじりんご、バナナ、アメリカンチェリー、ブルーベリー、フランボワーズ、赤肉メロンの9種類のフルーツがのった贅沢なタルト。
小さなブリゼット生地のタルトに、色とりどりのフルーツがこんもりと盛り付けられています。フルーツはその季節によって旬のものへ変更されます。
虎ノ門ヒルズ限定の「ピーナッツバタークリームのタルト」630円は、ピーナッツを思う存分に楽しめるスイーツ。
刻んだピーナッツ入りのブリゼット生地の上に、粉砕したピーナッツのキャラメリゼを入れたホワイトチョコのブラウニーを敷き、ピーナッツバター入りの生クリーム、ピーナッツバター入りのクッキーをトッピングしています。
ピーナッツ尽くしの、ビジュアルも愛らしいタルトです。
こちらも虎ノ門ヒルズ限定の「フレッシュラムレーズンクリームのタルト」630円。
レーズンバターサンドから着想を得ており、カスタードはクリームチーズとサワークリーム、ラムレーズン入りの特別仕様。季節によって品種が変わるブドウはみずみずしく、口の中で果汁が弾けます。
タルト部分はココア&プレーンのクッキー生地を使用し、虎ノ門にちなんで“トラ”をイメージしたストライプ模様。虎ノ門ヒルズみやげとして喜ばれそうですね!
■AM STRAM GRAM(あむ すとらむ ぐらむ)
TEL:03-3528-8715
営業時間:11~20時
定休日:施設に準ずる
DOLCE TACUBO CAFFE/人気レストランの特別なドルチェを
代官山にお店を構える、予約困難な人気イタリアンレストラン「TACUBO」が手がけるパティスリー。厳選された素材を使用し、その素材の良さを最大限に引き出すレシピで生み出されたドルチェを提供します。
こちらの店舗では、フィナンシェなどの焼き菓子やソフトクリームなどのテイクアウトメニュー、虎ノ門限定のプティフール盛り合わせをイートインで楽しめるほか、共通席の「T-MARKET PUBLIC TABLE」では焼き菓子などがオーダーできます。
こだわりの「ソフトクリーム(ミルク)」800円は、一般的なソフトクリームとは異なる、ひらひらと花が広がるようなビジュアルにうっとり。
ミルクの濃厚さがありつつも、なめらかな舌触りとさっぱりとした後味が特徴。“ソフトクリームサーバー界のフェラーリ”ともいわれるイタリア・カルピジャーニ社のマシンを使っているため、空気を多く含みふわふわとした食感が楽しめます。
「カスタードシュークリーム」700円は、カスタードに埼玉県深谷市にある田中牧場のブランド卵「宝玉卵(ほうぎょくらん)」と搾りたての生乳を使用したオーム乳業の生クリーム、マダガスカル産バニラビーンズを使用することで、コク深く上品な甘さを表現。とろりとしたクリームが、心地良く舌に馴染みます。
虎ノ門限定の「ティラミスシュークリーム」700円は、マスカルポーネとカスタードの重厚な甘さ、コーヒーのほろ苦さが絶妙にマッチした大人な味。シュークリームはその場でクリームを詰めてくれるため、カリっと焼き上げたシュー生地の食感も楽しめますよ。
■DOLCE TACUBO CAFFE(どるちぇ たくぼ かふぇ)
TEL:03-6807-3990
営業時間:11~20時、イートインは11〜23時(22時LO)、日・祝11〜22時(21時LO)
定休日:施設に準ずる
赤坂おぎ乃 和甘/和と洋が調和する新感覚のスイーツ
開業初年度にミシュラン一つ星を獲得した割烹料理店「赤坂おぎ乃」監修の和スイーツ専門店。赤坂おぎ乃で食後に提供している季節の和のジェラートをはじめ、生クリームをたっぷりと使用した生どらやきなど、和と洋が調和した新感覚のスイーツを提供しています。
「生どら焼きあずきマスカルポーネ」529円は、生クリームとマスカルポーネ、小豆を合わせた餡が入ったどら焼き。メレンゲを入れて焼き上げる生地は、頬張るたびに幸せな気分になるふわふわ食感。
店頭で毎朝一枚一枚、丁寧に焼き上げられているため、ここでしか食べられないという特別感も味わえます。
食後のデザートとして赤坂おぎ乃で供される「和ジェラート」も見逃せません。和三盆や酒粕、椰子など、日本ならではの甘みを体感できる8種類のフレーバーが揃います。
今回オーダーしたのは、「和三盆」と「宇治抹茶」の2種盛り626円。和三盆はやさしい甘みと香りでなんとも上品な味わい。宇治抹茶は、苦味や渋みも持ちつつ、まろやかな味わいです。
口の中でふわっと香り、すっと溶けていくジェラート。あっさりしているので、ランチやディナー後にいただきたいデザートです!
■赤坂おぎ乃 和甘(あかさかおぎの わかん)
TEL:03-6205-8611
営業時間:11~20時
定休日:施設に準ずる
BEAVER BREAD BROTHERS/ハイセンスなおしゃれベーカリー
東日本橋で注目を集めるベーカリー「BEAVER BREAD」の姉妹店。T-MARKETの入口付近に位置し、朝8時からオープンしているため、忙しい朝を過ごすサラリーマンや虎ノ門ヒルズで買い物帰りのお客さんなど、さまざまな人のライフスタイルに寄り添う“街のパン屋さん”を目指しています。
クロワッサンやメロンパンなどの定番どころから、初めて見る珍しいパンまで、種類豊富なパンが店内にずらりと並びます。
お店のオープンから現在まで、販売するパンの種類はどんどん増え続けているのだとか。カウンターの奥に広がるキッチンでは、次々とパンを焼き上げる職人たちの姿を見ることができます。オーブンから立ち昇る小麦粉の香りに釣られて、ついいくつもトレーにのせてしまいそうです。
「マカダミアナッツ」280円は、ゴロゴロと入ったナッツの食感がポイント。マカダミアナッツは栄養や美容にうれしい効果を持つそうで、女性客に人気なのだとか。食べた後もお腹が重くならないような食事パンを目指して作ったのだそう。軽く小腹が空いたときにもピッタリですね。
「ハラペーニョとチーズ」380円は、生地にハラペーニョを混ぜ、バターを包んで焼き上げたパン。まろやかなチーズがハラペーニョの辛さを抑えて、絶妙にマッチしています。三角形のかたちは、日本人のソウルフードであるおにぎりをイメージしたのだとか。
虎ノ門ヒルズには海外からの観光客も多く訪れます。そこで外国のお客さんにも受け入れてもらいやすく、日本人にも馴染み深いパンとして販売しているのが「ミルクフランス」330円。牛乳と生クリームを合わせて炊いて作られた、コクのあるミルククリームを、食べ切りサイズのフランスパンに挟みます。
実は「BEAVER BREAD BROTHERS」は、夜になるとバーの営業もしているんです。ずらりとパンが並ぶ台がバーカウンターへと変わり、一気におしゃれなバーの空間に。バーテンダーから供されるワインやウイスキーを片手に、おつまみパンやオーブン料理をいただけます。
■BEAVER BREAD BROTHER(びーばー ぶれっど ぶらざーず)
TEL:03-6268-8712
営業時間:8~19時、19時30分~24時(フード23時LO、ドリンク23時30分LO)、祝日8~19時、19時30分~23時(フード22時LO、ドリンク22時30分LO)※8~19時はイートインスペースなし。19時30分~はバー営業のみ
定休日:日曜
手土産やちょっとしたご褒美スイーツを探すのにもぴったりな虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「T-MARKET」。ショッピングやランチのついでに立ち寄ってみては?
■T-MARKET(てぃーまーけっと)
住所:東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B2F
TEL:03-6406-6192(虎ノ門ヒルズインフォメーション 受付時間10時~18時)
営業時間:8~23時、日・祝日8~22時
定休日:不定休
Text&Photo:武藤美稀(ミニマル)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。