表参道「Sevres Cafe」はコーヒーハンターこだわりのコーヒーが楽しめるオトナの空間
2024年5月、表参道にオープンした「Sevres Cafe(せーぶる かふぇ)」は、都会の喧騒を忘れてゆったりくつろげる大人の空間。コーヒーハンターの川島良彰さんが手がけるブランド「ミカフェート」のコーヒーや、軽食にぴったりの自家製スコーンが味わえます。
オトナのための“隠れ家”的カフェがオープン
東京メトロ表参道駅A2出口から徒歩約2分、路地を1本入った場所にある「Sevres Cafe」。
通りから見ると半地下風の場所にあり、隠れ家のよう。テラス席はペット連れの利用も可能です。
フランスのカフェをイメージしたという空間には、アンティークのインテリアが置かれ、落ち着いた雰囲気。
ゆったりとしたチェアは座り心地がよく、時間を忘れて優雅なひとときが過ごせそうです。
店名はフランスの老舗磁器ブランド「Sevres(せーぶる)」に由来していて、店内にはオーナーがひと目惚れしたというセーブルのカップ&ソーサーが飾られています。
コーヒーハンターが世界中を旅して出合ったコーヒーが味わえる
こちらで味わえるのは、“コーヒーハンター”として知られる川島良彰さんが、世界中を旅して見つけ出したスペシャルティコーヒー。
まだ市場に出回っていない品種や、独自の栽培、精製方法で作られているコーヒー豆が使われていて、シーズンごとにおすすめの豆を厳選して提供しています。
今回はスタンダードなコーヒー「コーヒーハンターズ」を注文しました。
オーダーごとに豆を挽き、目の前で一杯ずつ丁寧にハンドドリップで入れてくれます。店内に漂うコーヒーの香りにうっとり。
取材時(2024年7月)の豆はグァテマラ産とのことで、チョコレートやナッツのような香り、ほどよい酸味が印象的でした。
店内では川島さんが展開するコーヒーのブランド「ミカフェート」の豆も販売されています。
ワンランク上のコーヒー「プルミエ クリュ カフェ」の豆は、シャンパンボトル入り!店内のドリンクメニュー(1100円)としても扱っているため、気になったらまずは飲んでみるといいかも。
コーヒーと一緒に味わいたいスコーンやプリン
コーヒーと一緒に味わってほしいのが、手作りのスコーンです。
イギリスに滞在していた経験があるオーナーのこだわりの一品で、外側はさっくり、内側はふんわりとした食感に仕上げられています。
スコーンには季節のフルーツで作った自家製ジャムが添えられ、この日はイチゴ、ブルーベリー、夏みかんのなかから夏みかんをセレクトしました。
ほどよい甘さの夏みかんジャムとスコーンの相性は抜群です。
「ミカフェート」のコーヒーを使った「コーヒープリン」もおすすめ。
プリンにはやや濃いめに入れたコーヒーを使用。カラメルソースにもコーヒーが使われていて、ミルクのやさしい甘さのなかにほんのり苦味が利いています。数量限定なので、お早めにどうぞ。
このほかフードメニューには、「あんバタースコーン」、「生ハムとクリームチーズ」「ブラウニー」各500円がラインアップ。どれも小腹を満たすのにちょうどいいボリュームです。
今回は、表参道の「Sevres Cafe」をご紹介しました。プリンなど一部のメニューを除いて、テイクアウトも可能です。
これからの季節は、コーヒーをトニックウォーターで割り、ライムを加えた「コーヒートニック」880円などもおすすめですよ。
■Sevres Cafe(せーぶる かふぇ)
住所:東京都渋谷区神宮前4-11-2 高野ビル B1F
TEL:080-3600-8360
営業時間:11~18時
定休日:月曜
アクセス:東京メトロ表参道駅から徒歩2分
Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)
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