【静岡・熱海】「熱海さとり本店」で味わう、オリジナルブレンド抹茶を使った贅沢なお濃茶スイーツ
茶産業が盛んで、お茶スイーツ専門店が数多くある静岡県。そのなかでも話題になっているのが、人気観光地・熱海銀座商店街にある「熱海さとり本店(あたみさとりほんてん)」です。抹茶をたっぷり使ったクレープからおみやげまで、抹茶づくしのメニューをご紹介します。
2023年に熱海にオープンした、お濃茶スイーツ専門店
「熱海さとり本店」は、明治40年(1907)創業の製茶問屋・丸七製茶が監修したオリジナルブレンド抹茶・さとりを贅沢に使った抹茶スイーツが味わえる専門店です。
さとりは、抹茶の色・香り・うま味を最大限に引き出すために、焙煎時間・焙煎温度・産地にこだわってブレンドした特製の抹茶。抹茶本来の甘みと、後から深い苦みを感じる奥深い味わいです。
通常の2倍量の抹茶を贅沢に使うお茶を「お濃茶」とよび、さとりを使ったお濃茶スイーツが楽しめるのが「熱海さとり本店」です。
JR熱海駅から徒歩15分ほどの場所にある「熱海さとり本店」は、テイクアウト専門店。店内の飲食スペースでいただくほか、熱海銀座商店街を食べ歩きするのもおすすめ。お店の周辺には「熱海さとり本店」以外にも食べ歩きグルメが充実していて、いろいろなお店の味を満喫できるのも熱海旅行の醍醐味です。
抹茶の香りとうま味をダイレクトに感じるお濃茶スイーツ
10種類以上あるメニューの中で人気ナンバー1は、「ブリュレお濃茶クレープ」。さとりを練りこんだもちもち食感のお濃茶クレープ生地に、カスタード、抹茶クリーム、抹茶チョコと抹茶づくし。梅酒につけたクランベリーのほのかな酸味がよいアクセントになっています。
表面のキャラメリゼされた部分をパリッと割り、カスタードと一緒にひとすくい。カスタードの濃厚な甘みと焦げた苦味が合わさって、最初のひと口からトリコになるおいしさです。
抹茶生地の苦みとのバランスもちょうどよく、食べている間に何度も味が変わるので、最後まで飽きずに味わえます。
次に登場したのは、大迫力のサイズ感に驚く「大熱海!!!ぱりぱりクレープ」。シンプルにお濃茶のクレープ生地を堪能したい方はこちらがおすすめです。
砂糖の量や焼き時間を調整してパリパリ食感の生地に仕上げているのだそう。生地には抹茶ソースとナッツをトッピング。ナッツが香ばしく、抹茶ソースが染みたところはしっとりと、いろいろな食感が楽しめます。
抹茶の風味をダイレクトに味わいたいなら、「お濃茶モンブランソフト 追い抹茶」をチョイスしましょう。お濃茶をたっぷりと使った抹茶ソフトに、追い抹茶をふりかけたもの。思わずむせるほどの濃さですが、甘いソフトクリームと抹茶の深い苦みが相性抜群でたまりません。
抹茶とソフトクリームをスプーンで混ぜながら食べると、むせずにおいしくいただけますよ。
個包装の抹茶スイーツはおみやげに最適
おみやげには、濃厚な抹茶チョコレートを抹茶クッキー生地ではさんだ、サクトロ食感の「お濃茶ラングドシャ」を。5枚入り・9枚入り・16枚入り・24枚入りと選べ、賞味期限が長いところもおみやげに最適です。
生地は抹茶とバターが香ってサクサク、抹茶チョコレートは手の上で溶けてしまいそうなほどやわらか。1枚で十分満足度の高いクッキーです。
ほかにも、抹茶クリームと粒あんを求肥で包んだ「熱海抹茶クリーム大福」や「お濃茶プリン」など、抹茶好きに喜ばれそうなおみやげが揃います。
一度食べたらやみつきになるお濃茶スイーツ。気になるものをぜひ味わってみてください。
■熱海さとり本店(あたみさとりほんてん)
住所:静岡県熱海市銀座町10-16
TEL:0557-29-6295
営業時間:10時30分~17時30分(一部メニューは16時30分LO)※平日は変動あり
定休日:無休
Text:本杉まこ
Photo:森島吉直(くふうしずおか)
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