水道橋「Tokyo Shave Ice Ancredoré」のかき氷はフルーツが主役!
たっぷりのフレッシュフルーツと濃厚シロップがこだわりのかき氷専門店「Tokyo Shave Ice Ancredoré(とうきょう しぇいぶ あいす あんかーどれ)」。そのおいしさはもちろん、コロンと丸いフォルムもフォトジェニックだと評判。行列必至の人気店の、並んででも食べたい絶品かき氷をご紹介します。
季節の味を楽しむフワフワかき氷
JR水道橋駅から徒歩約3分の場所に位置する「Tokyo Shave Ice Ancredoré」。グレーのスタイリッシュな外観と大きな看板が目印のお店です。
店内は木目調で落ち着いた雰囲気。カウンター席と2・3人掛けのテーブル席があります。
メニューは週替わりで、常時12~13品ほどが揃います。厳選した旬の素材を使い、春はイチゴや柑橘類、夏は桃やメロン、マンゴー、秋は柿やブドウなどフルーツ系のかき氷が多く、秋から冬にかけてはカボチャ、サツマイモ、栗などのメニューが登場するそう。
氷は純氷を使用。氷と氷が重ならないよう氷と空気の層を作りながら削っていくので、フワフワの仕上がりになります。空気を入れ過ぎてしまうとシロップをかけた途端に氷が沈んでしまうので、塩梅が難しいのだとか。
桃をふんだんに使ったぜいたくな一品
この夏のおすすめメニューのひとつが「モモぜんかい」。オーダーが入ってからカットする桃は、1杯になんと2玉分を使用。週末には200玉ほどのモモを使うそうです。
氷を削ったら、桃のシロップ、練乳をかけ、切った果肉を乗せ、さらに氷を削ります。上にシロップ、練乳をたっぷりかけて、果肉をトッピングしたらできあがり。
果肉は甘くてジューシー、シロップは濃厚&とろとろでまるでピューレのような「モモぜんかい」。かき氷としてのおいしさとフルーツそのもののおいしさの2つを楽しめます。旬のフルーツを使うため桃の品種は時期によって異なり、取材日は「白桃」でした。
素材を組み合わせてもっとおいしく
ひとつのフルーツを堪能する「モモぜんかい」のようなかき氷が多い「Tokyo Shave Ice Ancredoré」ですが、「マンゴーレアちぃパッションフルーツ」のように味の相乗効果を楽しむメニューも。
削った氷にアールグレイシロップをかけ、マンゴーの果肉とナタデココを入れ、再び氷を削ります。その上にマンゴーシロップをかけ、レアチーズクリーム、マンゴーの果肉、最後にパッションフルーツをトッピング。
「Tokyo Shave Ice Ancredoré」では、市場で仕入れたフルーツを常温で追熟させ、一番おいしい状態のものをかき氷にして提供しています。マンゴーはさらに冷蔵庫で1日実を締めているのだそう。甘く熟したマンゴーは、さっぱりとしたアールグレイシロップがマッチ。レアチーズのクリーミーさやパッションフルーツの酸味がいいアクセントになっています。
さっぱりとしたフルーツかき氷が特においしく感じられる夏にピッタリの「Tokyo Shave Ice Ancredoré」のかき氷。週末には2時間、平日でも1時間待ちになるほどなので、暑さ対策をしっかりして行きましょう。列に並ぶのを回避したい場合は、「テーブルチェック」システムを利用するのも手。980円の手数料を支払い、空いている時間の枠を予約すると、列の一番前に入ることができますよ。
■Tokyo Shave Ice Ancredore(とうきょう しぇいぶ あいす あんかーどれ)
住所:東京都千代田区神田三崎町3-3-25
TEL:なし
営業時間:11~21時(土・日曜、祝日は10時~)
定休日:不定休
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:yoko tajiri
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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