「パレスホテル東京」でモンブランの万年筆とコラボしたアフタヌーンティーが2024年8月1日から登場【#編集部のおでかけキロク】
「パレスホテル東京」1階のロビーラウンジ 「ザ パレス ラウンジ」にて、「アフタヌーンティー “Stones” MONTBLANC Edition」が、2024年8月1日(木)~10月31日(木)の期間限定で登場。モンブランを代表する万年筆「マイスターシュテュック」の100周年を記念したアフタヌーンティーで、なんと1日5食限定…! そのプレミア過ぎるアフタヌーンティーを編集部員のじょが徹底レポートします。
Summary
万年筆で有名なモンブランとのコラボ「アフタヌーンティー “Stones” MONTBLANC Edition」
万年筆と言えばモンブランを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。明治39年(1906)に創業して以来、その優れたクラフツマンシップとデザイン性で愛されてきたラグジュアリー筆記具ブランドです。
今回、そんなモンブランの中でも特に有名な最高峰の万年筆「マイスターシュテュック」の100周年を記念し、モンブランと「パレスホテル東京」がコラボした「アフタヌーンティー “Stones” MONTBLANC Edition」が登場しました。
「マイスターシュテック」とは、ドイツ語で「傑作」にあたる意味で、今回のアフタヌーンティーもその名にふさわしい高貴な仕上がりに。さっそく気になるアフタヌーンティーの詳細をレポートします。
まずは"はじまりの一服"から。落ち着いた空間で楽しむ午後のひと時
丸の内 1-1-1、「パレスホテル東京」のラウンジにやってきました。
都心にありながら豊かな自然に囲まれた立地で、目の前には皇居外苑のお濠の豊かな緑が広がります。
昭和36年(1961)から日系の老舗ホテルとして愛されてきて、12年前にリニューアルオープンを迎えた「パレスホテル東京」ですが、老舗ホテルならではの優雅さとモダンさが融合した空間にうっとり。
ホテルらしい上品さは残しつつ、暖炉や本棚が配され、リビングのようにくつろいでほしいという思いが込められています。
アフタヌーンティーのメニューの最初に運ばれてくるのは抹茶。京都 宇治の上林春松本店の「瑞鳳(ずいほう)」を取り寄せているそうです、本格的な渋みが感じられました。ゲストが席についてから一杯ずつ点てたばかりの抹茶を用意するこだわりが素敵すぎる…!
抹茶に添えられている落雁は、それぞれショウガと麦こがしの味。白いショウガの落雁の亀甲文様は、ロビーの絨毯と同じ模様なのだとか。
万年筆のモチーフをフードで表現<MONTBLANC Edition>
今回のコラボアフタヌーンティーの1番の特徴でもある<MONTBLANC Edition>のお皿はこちら。万年筆にまつわるアイテムがスイーツ3種、セイボリー2種に落とし込まれており、モンブランファンにも納得の仕上がりになっているんです。
ロゴ入りのインク瓶に入ったグリオットチェリーのソースでいただくモンブラン型のホワイトチョコレートのスイーツや、ペンを模した「アスパラガスのショーフロワ」、ブランドロゴの入ったチョコレートムース、手帳をイメージした「トリュフと野菜のミルフイユ」などがラインナップされています。
<写真奥から時計回りに>
・キャラメル風味のチョコレートムース アプリコット
・アスパラガスのショーフロワ キャヴィア
・トリュフと野菜のミルフイユ
・柚子風味のラング ド シャ
・ホワイトチョコレートのモンブラン グリオットチェリーのソース
「“Stones”」シリーズのアフタヌーンティーといえばこの漆器。世界的に活躍する輪島塗塗師・赤木明登(あかぎ あきと)氏がパレスホテル東京のために作ったお皿です。
マットな質感がかっこいいブラックは、モンブランのブランドカラーの色でもありますよね。この親和性の高さ…完璧すぎて思わずため息が出てしまいました。
見た目も十分に堪能したところで、いよいよ実食タイム。
ブランドのロゴが入ったまるで本物のインク瓶のようなグリオットチェリーのソースを、モンブランシェイプの真っ白なホワイトチョコレートの上からかけていただきます。味わいのコントラストがはっきりしており、ソースの甘酸っぱさが、優しい甘さのホワイトチョコレートにぴったりはまっていました。
モンブランのロゴがトップに描かれた「キャラメル風味のチョコレートムース アプリコット」は、ホテルスイーツらしい重厚な味わいが魅力のスイーツ。外側のチョコレートと内側のキャラメルの濃厚さに対して、アクセントで塩味とアプリコットのみずみずしさが感じられます。
「柚子風味のラング ド シャ」は、万年筆のペン先の繊細さをラング ド シャで表現した一品。アフタヌーンティーのラインナップにラング ド シャが入ってくるのは珍しいと思うのですが、侮ることなかれ…! 想像の3倍はしっとりしているその食感と、鼻に抜ける柚子の香りのよさがすばらしく、そのクオリティの高さに驚くこと間違いなしです。
和と仏の融合が楽しめるスイーツやセイボリーに溶岩のようなスコーンも
ここからは、通常の「“Stones”」アフタヌーンティーでも共通で登場しているスイーツとセイボリーメニューをご紹介。
まずはスイーツのお皿から。夏メニューということもあり、甘さだけではない、フルーツらしい酸味を堪能できるスイーツが揃っていますよ。
<写真中央から時計回りに>
・ホワイトチョコレートのムース ライムのジュレ
・ココナッツのグラニテとメロン パッションフルーツのソース
・レモン風味のマドレーヌ
・フランボワーズとオレンジのギモーヴ バナナのガナッシュ
・マンゴとパイナップルのタルト
のじょのイチオシは、「フランボワーズとオレンジのギモーヴ バナナのガナッシュ」。フランボワーズの華やかなピンク色が特徴的なギモーブですが、口に入れた途端オレンジの香りが広がり、噛むとバナナのねっとりとした甘みが感じられる、南国感たっぷりな味わいのスイーツでした。
こちらの皿にはスイーツが2種類、セイボリーが6種類のっています。さきほどの<MONTBLANC Edition>もそうですが、スイーツとセイボリーのバランスが本当によい……! 味わいも意図的にバリエーションをつけているとのことで、最後までおいしくいただけますよ。
<写真右端から時計回りに>
・ヴィシソワーズ
・サーモンのクーサン
・茄子と豚のリエット
・つぶ貝のブルギニオン ガスパチョエスプーマ
・抹茶のマカロン ベルガモットのジュレ
・黒胡麻とオレンジのムース
・パン ド カンパーニュとレバームース トリュフ
・ローストビーフのカルパッチョ仕立て
フランス料理専門のシェフがメニューを作っていることもあり、ひとつひとつがフレンチのような仕上がりですが、注目すべきは和の素材の取り入れ方。フランスでも和の素材をよく取り入れているそうで、抹茶とベルガモット、黒ゴマとオレンジなど組み合わせ方がとってもおしゃれ。
特に「黒胡麻とオレンジのムース」は、下にしっかりと黒ゴマの層があり、香ばしさが感じられる斬新なムースでした。
「パン ド カンパーニュとレバームース トリュフ」もお気に入り。このトリュフの繊細なのせ方ひとつとってもこだわりが細かい…!
冷製スープ「ヴィシソワーズ」は夏らしさを感じられるさっぱりとした味わいで、ひんやりとしている最初のうちにぜひ食べてほしい一品です。
“Stones”というテーマから、岩をモチーフにしている黒いスコーンは、竹炭とココナッツが練りこまれています。ごつごつとした見た目はもちろんですが、ほろほろとするところとさっくりしているところというように、食べる部分で微妙に違った食感を楽しめるようになっているのがポイント。クロテッドクリームとマンゴーのジャムをたっぷりつけていただきましょう。
ドリンクは、ドイツの高級紅茶ブランド「ロンネフェルト」をはじめとした紅茶が16種類、日本茶と中国茶がそれぞれ4種類あるほか、コーヒー・カフェラテ・カプチーノ・エスプレッソが2時間30分飲み放題です。
サプライズ感が素敵!コラボアフタヌーンティー限定のおみやげ
なんと今回のアフタヌーンティーにはおみやげがついてくるんです。気になるおみやげの内容は、「マイスターシュテュック」の100 周年記念デザインふろしきと、”あるもの”が入っているペンボックス…!
ドキドキしながらプレゼントのように開封していきます。
リボンに付いている金色のクリップには、モンブラン山の標高を表す「4810」の数字が刻印されていますよ。
中には「マイスターシュテュック」をかたどったショコラが入っていました!フランスから今回のために特注で型を注文しているそうで、艶やかな万年筆のボディが再現されています。
上質なひと時を約束してくれるパレスホテル東京「アフタヌーンティー “Stones” MONTBLANC Edition」をぜひ体験してみてくださいね。
■パレスホテル東京「アフタヌーンティー “Stones” MONTBLANC Edition」
所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1
場所:ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」(「パレスホテル東京」1階)
TEL:03-3211-5370(アフタヌーンティー予約専用ダイヤル)
期間:2024年8月1日(木)~10月31日(木)※1日5食限定
時間:11時/11時30分/14時/14時30分/17時/17時30分 ※2時間30分制
料金:1万2000円※税込・サービス料15%別途
※2024年9月1日(日)以降は、MONTBLANC Edition以外は秋メニューに変更となります。
※仕入れの状況でメニューは変更する場合があります。
※期間中、通常のアフタヌーンティー “Stones” の提供もあります。
Text&Photo:のじょ、一部パレスホテル東京写真提供
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