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公共交通機関だけでもアクティブな沖縄旅が可能になる「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」【すみずみ宿泊ルポ】

公共交通機関だけでもアクティブな沖縄旅が可能になる「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」【すみずみ宿泊ルポ】

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沖縄を訪れる際の玄関口の一つ、那覇。官庁街と繁華街が隣接した国際通り周辺には、近代的な高層ビルが立ち並び、沖縄からイメージする南国リゾートとは異なった都会的なムードが漂っています。今回ご紹介する「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」は、この国際通り周辺にあり、那覇空港駅からゆいレールで5つ目の旭橋駅前というロケーション抜群のホテル。観光の拠点としてはもちろん、夕方便で到着した時や、早朝便で帰る時など空港周辺で一泊する時にも便利なので、チェックしておきましょう!

Summary

レンタカーがなくても沖縄満喫! 駅とBTが至近の好立地

©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇
©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇

那覇空港からゆいレールで10分の旭橋駅周辺は、“那覇市の玄関口の顔”として都市再開発が進む場所。高層ビルの間を縫うようにモノレールが走る様子は都会的で、那覇市街の利便性の高さを感じさせます。

その旭橋駅のすぐそばに立つ「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」は、重厚感のある大理石の外観が印象的なシティホテルです。近年、日本国内で展開数を増やしているヒルトン系列のブランド「ダブルツリー by ヒルトン」は、快適な客室と温かな気持ちのこもったサービスがコンセプト。ゴージャスで至れり尽くせりというよりも、上質な環境で自分らしい滞在が実現できるホテルです。

このホテルの大きな魅力はまず立地です。ホテルのすぐ前が、ゆいレール那覇空港駅から5つ目、所要時間10分の旭橋駅。駅の改札口からは、歩道橋を渡ってエレベーターで地上へ降りられ、キャリーケースなど大きな荷物があっても簡単に移動できます。

旭橋駅の反対側には、沖縄本島の各地へ向かうバスが発着する那覇バスターミナルがあるので、モノレールと長距離・高速バスをうまく利用すれば、レンタカーを利用しなくても各地へ出かけることができます。

さらに市内きっての繁華街・国際通りの西の起点へは徒歩で10分ほど。どこへ行くにも便利な場所にあります。

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目の前の道路は名護へと続く国道58号。レンタカーを利用している場合ももちろんアクセス抜群です。

©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇
©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇

ロビーは、ダークブラウンとアイボリーのシックな空間に、デザイン性にこだわったシャンデリアが洗練された雰囲気を漂わせています。南国リゾート色のイメージが強い沖縄で、アーバンな快適さを享受できるこのホテルでの滞在を象徴する空間です。

ダブルツリー名物! チョコチップクッキーでおもてなし

ではフロントでチェックインをします。手続きをひと通り終えて、最後に渡されるこの袋、なんだと思いますか? 世界各国にある「ダブルツリー」では、宿泊者1人につき1枚、アメリカンタイプのチョコチップクッキーがもらえるんです。

このダブルツリーのチョコチップクッキーには、特別なエピソードがあります。今から約半世紀ほど前の1980年代ごろ、多くのホテルではVIPのお客様にのみクッキーをプレゼントするなどの限定のサービスがあったとか。ダブルツリー ではすべてのお客様がVIPと考え、1995年のダブルツリーホテル創業以降、利用客すべてにおもてなしの意味を込めてチョコチップクッキーを渡しているのだそうです。なので、世界中のどの「ダブルツリー by ヒルトン」に宿泊しても、チョコチップクッキーがもらえます。

「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」のチョコチップクッキーも、ダブルツリー伝統のホテルで毎日焼き上げるアメリカンクッキー。このホテルのオリジナリティとして、チョコチップと一緒にコーンフレークが入っているんです! このザクザク食感がたまりません。

あまりにおいしいのでおみやげに買って帰りたかったのですが、現在おみやげ用の販売はしていないとのこと。ぜひ、希望します!!

今回宿泊の客室は、2~10階までのスタンダードフロア各階に1室のみ用意されたプレミアムルームのコーナールームツイン(金額はホテル公式HPで要確認)です。広さは25㎡ありますが、建物の角を利用した部屋の構造上、110㎝幅のベッド2台とその周りはややコンパクトな印象。大きな鏡のあるデスクと窓際にはカウチソファがあります。

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スタンダードタイプのゲストルームの広さは18〜20㎠と、もうひと回りコンパクトに。客室の広さにゆとりを求めるなら、デラックスルーム以上の客室がおすすめです。

窓からの眺めがこちら。久茂地川に沿ってゆいレールが延びて、2両編成のかわいいモノレール車両が旭橋駅に発着する様子が見られます。写真右側奥の大きな建物が沖縄県庁、その辺りが国際通りの西の端です。

バスルームがやや広い造りなのがポイント高め! バスタブはしっかり足を伸ばして入れるほどの広さがあり、脱衣スペースも幅広になっています。マーブル調の洗面台やサラッとした足触りのタイルの床などにも、こだわりと清潔感があります。

シャンプーやボディソープ類のアメニティは、ボストン生まれのブランド「CRABTREE & EVELY」の詰め替えタイプです。

客室に入ってすぐのドアの脇に扉付きのクローゼットがあります。クローゼットの中はハンガーラックと引き出しになっていて、短期滞在向けのしつらえです。隣はミニバーのコーナー。

ミニバーにはネスプレッソ2種と、イングリッシュブレックファストとカモミールティーの紅茶のほか、沖縄らしいさんぴん茶が取り揃えてあります。くつろぎの時間、就寝前、目覚めの一杯と、シチュエーションにあったドリンクが用意されています。

タオルは大判のバスタオルとフェイスタオルの2種類。シンプルなタオルですが、糸を密に織り込んだホテル仕様なので吸水性が抜群です。パジャマはコットンのシャツワンピースタイプ。柔らかい質感で寝返りがうちやすく、ぐっすりと眠れました。

朝から沖縄をたっぷりと感じる充実朝食ビュッフェ

朝食はレストラン「ザ・リバーサイド カフェ&ダイニング」にて。朝食用にたくさんのテーブル席が用意されていますが、天井が高く、通りに沿って大きな窓があるため、外とのつながりがあって広々とした印象です。

ブッフェボードは料理によっていくつかの島に分かれているので、あれこれと見て探すのが楽しいです。定番のサラダやベーコン、卵などの洋食、納豆や焼き魚などの和食がぐるりと周囲を囲み、真ん中の台が沖縄料理のコーナーになっています。

沖縄そばのコーナーははずせません! 器に麺を入れ、お好みで錦糸卵、パクチー、紅しょうがをトッピング、その上から熱々のダシをかけて食べます。あっさりとしたダシが朝の目覚めにぴったり。

沖縄文化の一つにもなっているアメリカの要素を入れた、セルフ・ハンバーガーのコーナーもお楽しみ。サイズ感がかわいいミニバンズにサニーレタスと魚のフライをはさんで、黒ごまやサルサ、タルタル、アボカドなどのソースをかけてオリジナルバーガーを作りましょう。

彩りは、カラフルなピクルスで。ゴーヤーや冬瓜のハイビスカスピクルスなど沖縄らしい食材を使ったピクルスは色合いだけでなく、酸味がいい刺激になります。

スムージーはベリーとマンゴーの2種類。小さなグラスが用意されているので、どちらも飲んでみたくなります。

食べたいものを食べたいだけ選んでみました! ヘルシーなもずくやゆし豆腐、エネルギーになる炭水化物の沖縄そばまで、沖縄らしいメニューは食べておきたいところです。

それから、このホテルのカレーも要チェック。まろやかな甘みとコクのあるこのカレーは、隠し味に沖縄の黒糖が入っているそうです。自分でカレーを作るときにも黒糖を入れてみたい!

食後にはブルーシールのアイスを忘れずに。種類は定番のバニラ、チョコレートと沖縄らしい紅イモ、シークワーサーの4種類があります。70㎖のミニサイズだから、2種類ぐらい食べられそう。たっぷり食事を食べた後も、デザートは別腹です。

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私は洋食コーナーにあったカリッとしたワッフルに、紅イモのアイスをのせていただきましたよ! おすすめの組み合わせです !!


ホテルから徒歩&車で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

ホテルから国際通りまで歩いて散歩して、帰りは牧志駅などからゆいレールで戻ってくるとちょうどいい感じ。首里城公園やDFSなどへもゆいレールで簡単にアクセスできます。沖縄バスターミナルからは名護方面行きのバスがたくさん出ていて、北から南まで各地へ行くことができます。

【ホテルから徒歩10分】那覇市第一牧志公設市場

国際通りから少し入った市場本通り周辺には、沖縄で「市場」のことをいう「マチグヮー」が広がります。迷路のような小路にさまざまな店が立ち並び、その中心に那覇市民の台所といわれる第一牧志公設市場があり、南国の果物や漬物、色鮮やかな鮮魚、テビチやチラガーなどの精肉などの店舗が揃います。活気あふれる市場で沖縄の素顔にふれてみましょう。

【ホテルから徒歩10分】国際通り

沖縄最大の都市那覇の最も賑やかな場所。久茂地の交差点から安里の三叉路にかけて約1.6km続く沿道には、デパートやみやげ物店、レストラン、カフェ、居酒屋が立ち並びます。終戦直後の焼け野原に築かれ目覚ましい発展をとげたことから、「奇蹟の1マイル」とよばれています。片側一車線のこの道は、朝の7~9時と夕方17時30分~19時30分(土・日曜、祝日、1月2・3日除く)はバス専用道路となり、一般車両は通行不可。

【ホテルから車で30分】美浜アメリカンビレッジ

那覇空港から車で40分の場所に位置するリゾートタウン。ショップやレストランが立ち並び、昼夜問わず観光客や地元客で賑わっている。天然温泉やプールが楽しめる「ちゅらーゆ」や、サンセットビーチも隣接しており、色々な楽しみ方ができる人気のエリア。

リアルなおすすめタイムスケジュール

今回、ホテルを有効に活用しながら基本の沖縄観光を満喫する1泊2日のステイプランはこちら。初日に国際通りを満喫、2日目はバスを使って那覇から少し離れたエリアの観光スポットでゆっくり過ごしましょう。

【1日目】
11:30 那覇空港からホテルへ。一度、荷物を預けておく
12:00 ホテル近くでランチをして、旭橋駅からゆいレールで首里城公園(首里駅)へ 
16:30 ゆいレールでホテルに戻ってチェックイン。客室で荷ほどき&小休憩
17:00 国際通りへお散歩。第一牧志公設市場などへも寄って周辺で夕食
22:00 牧志駅などからゆいレールでホテルに戻り就寝

【2日目】 
7:30  レストラン「ザ・リバーサイド カフェ&ダイニング」で朝食
9:00     チェックアウトしてホテルに荷物を預けておく。那覇バスターミナルから美浜アメリカンビレッジ(沖縄バス読谷線で約1時間)、玉泉洞(琉球バス玉泉洞線で約50分)などへ
16:00 ホテルに戻り荷物ピックアップ
17:30 那覇空港から帰路へ

©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇
©︎ダブルツリー by ヒルトン 那覇

那覇を拠点に公共交通機関を使って沖縄本島の自由な旅をするのにぴったりな「ダブルツリー by ヒルトン 那覇」は、沖縄が初めての人にも、沖縄に何度も足を運んでいる人にも利用しやすいホテルです。気合いを入れて豪華な沖縄のリゾートホテルもいいけど、次の休みはノープランで那覇ステイしてみるのもいいですね。

■ダブルツリー by ヒルトン 那覇(だぶるつりー ばい ひるとんなは)
住所:沖縄県那覇市東町3-15
TEL:098-862-0123
チェックイン/アウト:15時/11時
料金:金額はホテル公式HPで確認
アクセス:ゆいレール旭橋駅からすぐ


Text:山下あつこ(アトリエshiRo)
photo:アトリエshiRo/ダブルツリー by ヒルトン 那覇

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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