一度行くと忘れられない、さぬきうどんめぐりの大本命「がもううどん」
香川は、日本一面積が小さな県内に約700軒ものうどん店がひしめく、まさに「うどん県」。うどん好きの中でも、ココは絶対にハズせない「推し麺」として絶大な人気を集めるのが「がもううどん」です。のどかな田んぼの真ん中にある店構え、屋外で豪快にうどんをすする地元客、「蛇口からうどんだし」を注ぐセルフスタイル。驚きの連続のさぬきうどん体験を楽しんでみて。
Summary
お店はどこ?看板ではなく行列が目印
カーナビに電話番号を入れて、さぬきうどん巡りに出発!ナビでは目的地周辺のはずなのに、田んぼが広がり、民家があるばかりでお店らしき建物は見当たりません。辺りを見ていて目に飛び込んできたのは、のどかな風景に不似合な行列。「がもんうどん」発見!「こんなところに?」「これがお店?」と驚かずにはいられないロケーションと郷愁誘う店構えです。
麺の量と温・冷を決めてから、湯気漂う店内へ
店の外に掛けられたメニューに書かれているのは、うどんの小150円・大250円・特大350円の3つに、天ぷらなどのトッピング。麺は温かいのと冷たいの、いずれかを選べます。店に入ると、大きな釜で麺をゆでていて、湯気がもうもうと立ち上がっています。ここで「小、温かいの」と注文。
天ぷらもいいけど、常連客のおすすめトッピングはあげ
麺の盛られた丼を受け取ったら、次はトッピングコーナーへ。10種類以上の自家製天ぷら、あげ、温泉玉子各100円と生卵50円がギュッと並んでいます。ここで好みのトッピングをうどんにのせてお会計。常連客おすすめのあげをのせて250円。ちなみにトッピングは売り切れごめん、麺がなくなり次第終了なので、早い時間に出かけるのがマストです。
ご当地ならではのセルフうどん体験できます
温かいかけだしと冷たいかけだし、ぶっかけうどん用の濃い口だし、醤油が用意されているので、自分の好みのものをかけて食べます。ちなみに温かいだしはおたまでかけ(写真下)、冷たいだしはタンクから注ぎます(写真上)。ネギを入れて、できあがり!
非日常感たっぷりのアウトドアうどんを楽しもう
店内にテーブル席はあるけれど、お客さん達はうどんを手に続々と外へ。店の外にある椅子やベンチに座って食べる人もいれば、立ったままで食べている人も見られます。民家のなかに立つ店の外で、のどかな風景を眺めながらうどんを味わうという非日常感にワクワク。
モチモチの食感と、ジュワッーと口いっぱいに広がるあげの甘み
最初の口当たりはほどよくなめらかで、噛むとモチモチ。このモチモチ感が讃岐うどんの「コシ」。あっさり味のだしが小麦の風味を引き立て、大きなあげから甘めのだしが出てきます。食感と味の余韻が残り、すぐにまた食べに行きたいという気持ちに。次は、天ぷらで一番人気のちくわをトッピングしたいなと妄想がふくらみます。
駐車場横にはみやげ用のうどんなどを販売する売店も。ナビには売店の電話番号「0877-48-2101」を入力すると、迷わず到着できるそうですよ。
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