横浜港を巡るレストラン船「マリーンルージュ」で憧れのクルーズ体験【ご褒美の新定番】

横浜港を巡るレストラン船「マリーンルージュ」で憧れのクルーズ体験【ご褒美の新定番】

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潮風とともに横浜港の絶景と、本格フレンチのコースを堪能してみませんか。今回は、サザンオールスターズの曲に登場することでも有名なレストランシップ「マリーンルージュ」で、横浜港をぐるりと一周する優雅なランチクルーズを体験してきました!

Summary

非日常感を味わえる船上レストラン「マリーンルージュ」

「マリーンルージュ」は、横浜港を周遊するレストランシップ。みなとみらいから大黒埠頭などをぐるりと巡り、横浜の景色を楽しみながら、船上という非日常空間で本格的なフレンチをいただけます。

ランチクルーズ(12時出航/1時間30分)、アフタヌーンクルーズ(14時30分出航/1時間)、トワイライトクルーズ(17時出航/1時間30分)、ディナークルーズ(19時30分出航/2時間)と、1日に4回運航されているので、シーンやイベントに合わせて選べるのもうれしいポイント。

乗り場はみなとみらい線日本大通り駅、馬車道駅からそれぞれ徒歩7分ほどの場所にある「ピア赤レンガ」。「赤レンガ倉庫」1号館の海側にあります。

食事付きのクルーズは完全予約制なので、公式サイトから、または電話での予約が必須です。

ご褒美CHECK
期間限定のアニバーサリープランも多数あり、特に夜景が楽しめるディナークルーズはデートにおすすめ。服装の指定(ドレスコード)はないものの、短パンやサンダル履きでの乗船はできないため、スペシャル感が高まります。


旬の食材を生かしたフレンチのコースを堪能

今回はランチクルーズを予約しました。乗船手続きの開始は出航時間の30分前からで、実際に乗船できるのは15分前から。ゲートをくぐり、桟橋の窓口で名前を告げて手続きをします。

間近から見上げる「マリーンルージュ」は迫力満点。

乗船前や乗船後に船と一緒に記念写真を撮りたいなら、クルーズアテンダントにお願いすれば撮影してくれるので、気軽に声をかけてみてほしいとのことでした。

出航時間が近づき、いよいよ乗船口から乗船します。波の揺れに合わせて期待度も急上昇!
エントランスでは、カラフルな花で彩られたフォトスポットが出迎えてくれます。

舵輪がシンボリックに配置された階段を上って2階へ。

Cerezo(セレッソ)

ランチをいただく「Cerezo」は、大きな窓から横浜港の景観が一望できる「マリーンルージュ」のメインダイニング。80人まで利用できる広々とした空間で、ご覧のとおりの開放感です。

ランチクルーズのコースは予約時に、「濱のフレンチ」平日1万700円、土・日曜、祝日1万1200円、「海のフレンチ」平日7400円土・日曜、祝日7900円の2種類から選べます。

「海のフレンチ」7400円〜

今回は「海のフレンチ」をセレクトしました。
コース内容は季節によって変わるため、取材時(※2024年7月)にいただいたのは2024年6〜8月のメニューです。

最初にサーブされたオードブルは「スモークサーモンとエンダイブなどのサラダ添え」。サーモンの燻製の香りが食欲をそそります。

サニーレタスに似た見た目のエンダイブは、東地中海沿岸原産のキク科の葉野菜で、ほのかな苦みとシャキシャキした食感が特徴。フレンチドレッシングと相まって少し大人の味わいが楽しめます。

スープは「冷製コンソメスープ シェリーの香り」。ジュンサイが浮いたビジュアルが涼やかです。
卵白入りで少しとろみがあり、シェリー酒の香りと、夏にぴったりのひんやりした喉越しがたまりません。

メインは魚料理と肉料理から選べますが、今回は肉料理をチョイス。「牛フィレ肉のポワレ 和風ソース 季節の野菜」は、見た目も華やかなひと皿です。
付け合わせは都度旬のものを使用しているそう。

牛フィレ肉のポワレのソースは意外にも和風。「マリーンルージュ」でいただけるのは本格的なフレンチですが、幅広い年齢の人が楽しめるよう、和のテイストを取り入れたメニューを考案することもあるのだとか。

牛フィレ肉がとても軟らかく、和風のさっぱりしたソースとの相性も抜群です。

パンはおかわりも可能です。コラーゲン入りの丸いブリオッシュは、ふんわりした食感とほんのりした甘さが絶妙で、何個でも食べられそう。

デザートは「パインとマンゴーケーキと紅茶シフォンケーキ」。プレートのロゴもかわいらしく、テンションが上がります。

シフォンケーキはふわふわながらも紅茶がしっかり香り、パインとマンゴーのケーキは程よいサイズ感で満足感もバッチリ。

コーヒーも付き、ホットかアイスが選べますが、コーヒーがあまり得意でない人は紅茶やジュースに変更もできるそう。カフェインレスコーヒーの用意もあるので安心です。

なおドリンクは別料金で、ワインやビールなどもオーダーできます。おすすめは最後に「〜ルージュ」と名がつくオリジナルカクテル。フランボワーズリキュールをソーダで割り、ストロベリーアイスをトッピングした「マリーンルージュ」1000円を、ぜひ味わってみて。

ご褒美CHECK
ホテルやフレンチレストランで研鑽(けんさん)を積んだ、シェフ選りすぐりの本格フレンチコースを、“洋上の特等席”で味わえるぜいたくさは格別。大きな窓の外はすぐ海という、非日常感あふれるロケーションで料理が堪能できるのは、レストランシップ「マリーンルージュ」ならでは。


潮風と横浜港の絶景をダイレクトに味わえる

乗船後すぐにコース料理のサーブが始まるので、その間の洋上の景色は窓からになりますが、主要なスポットごとに船内アナウンスが入るので、見逃さずに目に収めて。

食事後は3階のスカイデッキでさわやかな潮風を受けながら、360度のパノラマビューを堪能するのがおすすめです。

ベイブリッジは一度しか潜らないのでご注意を。
見上げるアングルからのベイブリッジの迫力は、なかなか体験できるものではありません。

横浜港最大のコンテナターミナルである本牧埠頭のガントリークレーンや、晴れた日には遠くに富士山も拝めます。

船旅が終盤となり、みなとみらい地区に戻ってくるにつれて、「横浜マリンタワー」や「氷川丸」などのおなじみの景色が眼前に。

近づいてくる「横浜ランドマークタワー」や観覧車の「コスモクロック21」、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」などを、船上からじっくり眺められます。

ご褒美CHECK
みなとみらいの全景を、海側から見渡すことができる機会はそうそうないもの。貴重でぜいたくな時間を過ごせます。昼は日光が海面でキラキラと反射する光景も楽しめ、心地よい潮風も爽快です。

(写真左)オープンデッキ、(写真右)Lumiere(ルミエール)
(写真左)オープンデッキ、(写真右)Lumiere(るみえーる)

2階にはカフェ感覚で利用できるオープンデッキや、ゆっくりとくつろげるサロンスペース「Lumiere」などもあるので、景色を眺めながらゆっくり談笑も楽しめます。

船内のショップには、「マリーンルージュ」限定のアイテムも揃います。

(左から)「マリーンルージュ船形クリームロール」、「横濱ハーバー ARIAKE HARBOUR×Marine Rouge」各1200円
(左から)「マリーンルージュ船形クリームロール」、「横濱ハーバー ARIAKE HARBOUR×Marine Rouge」各1200円

パッケージが船形になっている「マリーンルージュ船形クリームロール」や、横浜を代表する銘菓「横濱ハーバー」との限定コラボ商品「横濱ハーバー ARIAKE HARBOUR×Marine Rouge」は特におすすめ。おみやげにしたら喜ばれること間違いなしです。

なお、「マリーンルージュ」にはウエディングクルーズプランもあり、結婚式や披露宴も行えるそう。船上での挙式は、想像するだけでも素敵ですね。

美しいサンセットが楽しめるトワイライトクルーズ「夕暮れフレンチ」8800円や、きらめく夜景を存分に堪能できるディナークルーズ「キングコース」1万9100円~、「クイーンコース」1万4400円~、「ジャックコース」1万700円などのほか、季節のフルーツや食材を使用したケーキとドリンクが味わえるアフタヌーンクルーズ「ケーキセット」3500円なども用意されているので、ぜひ記念日や自分へのご褒美に、横浜の絶景と料理を一緒に堪能してみてください。

■マリーンルージュ(まりーんるーじゅ)
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1赤レンガパーク内 赤レンガ1号館海側ピア赤レンガ桟橋
TEL:050-1790-7606 (株式会社ポートサービス予約センター)
営業時間:ランチ12時、アフタヌーン14時30分、トワイライト17時、ディナー19時30分
定休日:無休
料金:ランチクルーズ 7400円〜、アフタヌーンクルーズ 3500円〜、トワイライトクルーズ 8800円〜、ディナークルーズ 1万700円〜


Text・Photo:小山亮子(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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