【おとなのソロ部】ソロ飲み×キャビアを満喫!デパ地下カウンターバー「キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス 東急プラザ銀座」
ひとりでお酒や食事をぜいたくに楽しみたい。でも、敷居が高いお店だと緊張してしまいそう……。そんな方におすすめなのが、デパ地下にあるカウンターバーです。今回は、2016年のオープンから食通たちに愛され続けている「キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス 東急プラザ銀座」をご紹介。“キャビアとシャンパン”というぜいたくな大人の味わいを、カジュアルにカウンター席で楽しんできました。
老舗フレンチキャビアをデパ地下カウンターで楽しむ
フレンチキャビアの老舗「プルニエ」のキャビアがいただける「キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス 東急プラザ銀座」(以下、キャビアハウス&プルニエ)は、東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線の銀座駅C2・C3出口から徒歩1分の場所にあります。東京メトロの利用者は、改札から駅構内を通って商業施設「東急プラザ銀座」まで歩いて行けるので、天気に左右されることなく安心です。
「東急プラザ銀座」地下2階のギンチカマルシェにある「キャビアハウス&プルニエ」は、フランス産の高品質なキャビアとシャンパンを提供するお店です。1872年にフランス・パリで6卓だけのシーフードレストランとしてスタートした「プルニエ」。1921年には自社養殖のフランス産キャビアを24時間以内にレストランで提供することに成功し、フレンチキャビアの代名詞的存在となりました。
現在では、チューリッヒやニューヨーク、香港など世界中にショップやレストランを展開し、日本では「東急プラザ銀座」のほか、「伊勢丹新宿」と「麻布台ヒルズ」にも店舗があるほどの人気です。
「東急プラザ銀座」の店舗は地下に位置し、カウンター席でぜいたくな食事をカジュアルに楽しむことができます。食前酒やランチなど、さまざまなシーンに対応可能で、リラックスしながら高級感のある料理を堪能できるのが特徴。
全席カウンター席のため、ひとり客やふたり客が多く、ゼロ次会にキャビアとシャンパンを30分~1時間程度サクッと楽しんで次のお店へと流れて行く人や、二次会や三次会でもうちょっとだけお酒を飲みたい人が多いそう。
場所柄、海外旅行で本場のキャビアやシャンパンを味わった経験があるお客さんも目立ちます。デパ地下のカウンターバーということもあり、ひとりで来店しても周辺のざわめきが心地よいホワイトノイズになり、優雅なバータイムを楽しめますよ。
キャビア&シャンパン! 夢のマリアージュを人生初体験
カウンター席に座り、いよいよ実食の時間がやってきました! トリュフやフォアグラと並ぶ世界三大珍味の一つ・キャビアをいただきます。初めてのキャビア体験をする方、初来店の方におすすめなのが、キャビアとシャンパンのセットメニュー「マリリン」3080円です。1スプーンのキャビアとグラスシャンパンのセットで、1スプーン5gのキャビアをじっくりと味わうことができます。
人生初のフレンチキャビアに挑戦! 味わい方が分からず、スタッフさんに尋ねてみました。少しだけキャビアを舌の上にのせ、噛まずに口の中で溶かしていき、その後、余韻が残るところでシャンパンを含むと、まさにおいしさの相乗効果である“マリアージュ”を体験できるとのこと。
ひんやり冷たいスプーンを持つ手が震えながら、教えていただいたとおりにキャビアを口に含むと、スタッフさんが笑顔で「プチプチしませんよね?ほのかな塩味でミルキーじゃないですか?」と食レポをサポートしてくれました。このキャビアは、加熱や冷凍処理を一切せず、空輸されたフレッシュなもの。低塩でキャビア本来の味わいを楽しめるのが特徴です。これが、フレンチキャビアの老舗「プルニエ」の真骨頂なのです。
キャビアといえば塩辛くてプチプチする魚卵と思い込んでいましたが、「プルニエ」のキャビアは舌の上にのせた瞬間、まるで淡雪のように体温で溶けていく繊細な珍味でした。シーフードにシャンパンや白ワインを合わせる理由のひとつが魚臭さを消すためですが、「プルニエ」のキャビアにはその必要がありません。
個人の感想ですが、魚卵が苦手な方にもぜひ味わってほしいと思うほど、魚の生臭みがほとんど感じられませんでした。シャンパンは魚の生臭みを洗い流すためではなく、ミルキーな「プルニエ」のキャビアの味わいをさらに引き立てる役割を果たしてくれます。これが“マリアージュ”なのだと実感しました。
セットメニュー「マリリン」で提供されるシャンパンは、「ハウスシャンパーニュ・ブリュット」。「プルニエ」のキャビアとペアリングするために特別にブレンドされたオリジナルシャンパンです。
フレッシュな香りと細やかな泡、そしてすっきりした味わいがキャビアと相性抜群。フランス・シャンパーニュ地方の老舗メゾンが「プルニエ」のために作り上げたこの特別な味わいは、ぜひキャビアと一緒にどうぞ。
今回いただいたセットメニュー「マリリン」以外にも、常連さんに人気なのが「キャビアショット(トースト付)」10g 3850円、20g 7150円。いつの日か「ショットとシャンパンをお願いします」とさらりと注文できる日が来ることを夢見ながら、マリアージュを堪能しました。
まだある! サンドイッチやおみやげキャビアもチェック
キャビアとシャンパンで食欲をそそられ、サンドイッチを注文してみました。店名に「サンドイッチハウス」とあるとおり、サンドイッチも大好評です。例えば、キャビア20gとゆで卵のスライス、オリジナルソースをはさんだ「キャビアサンド」7480円、タラバガニとマスタードソースが組み合わせられた「キングクラブ」3850円などがあります。常時9種類ほどのサンドイッチが用意されており、それぞれユニークな味わいが楽しめます。
キャビアを堪能した後なので、シーフード以外でおすすめされた「ハモンセラーノ」をいただきました。白パンを軽くトーストし、オリーブオイルをかけ、その上にルッコラとスペインの伝統的な生ハム、ハモンセラーノをたっぷりとのせたサンドイッチです。
希望すればカットしてもらうことも可能。さらに、ハモンセラーノやトマト&モッツァレラなどのサンドイッチの具材は、おつまみとしてパンなしで提供されるものもあり、ソロ飲み派の方にもおすすめです。
もう少し何か食べたい方には、シャンパンのおつまみにもぴったりの「トリュフチップス」がおすすめです。香り豊かで食べる手が止まらなくなる一品で、店頭で袋入り(1袋356円)を購入することも可能です。
お腹も満たされたところで、店頭で購入できる缶入りキャビアもチェックしてみましょう。「プルニエ」のキャビアは、フランス・ボルドー近郊の自社ファームで、稚魚から育てたバエリ種やオシェトラ種のチョウザメの卵を塩漬けにしたものです。品種やグレードにより、キャビアの粒の大きさや色が異なります。ここでは、「プルニエ」らしさを味わえる定番の2品をご紹介します。
1つ目は、キャビアとシャンパンのセットメニュー「マリリン」でも提供される定番商品「トラディション」。低温殺菌処理や冷凍を施さず、キャビアのデリケートな味わいを楽しめるこの商品は、「プルニエ」の高品質な伝統製造を体感するのに最適です。キャビアを初めて試す方にもおすすめ。
2つ目は、稚魚から12年以上大切に育てたオシェトラ種の卵で作った「オシェトラ クラシック」です。奥深いコクと上質でバランスの取れた味わいを同時に楽しめる逸品で、キャビア通の方や特別な人へのプレゼントに最適です。
真の“マリアージュ”を体験できるカウンターバー「キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス 東急プラザ銀座」。デパ地下というカジュアルな空間でぜいたくなソロ時間を楽しめる最高のスポットでした。大人の階段を上るような美食体験。ぜひ足を運んでみてください。
■キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス 東急プラザ銀座
(きゃびあはうす あんど ぷるにえ さんどいっちはうす とうきゅうぷらざぎんざ)
住所:東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座B2
TEL:03-6264-5800
営業時間:11~23時(22時LO)
定休日:施設に準じる
■おすすめの利用シーン:ひとりでおでかけしたいとき、軽い食事がしたいとき、ぜいたくな気分を味わいたいとき、非日常を楽しみたいとき、初めてのキャビアに挑戦してみたいとき、仕事終わりに軽く飲みたいとき
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)
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