食・グルメ
2024.09.08
赤坂「Patisserie I griega」で味わう、旬のフルーツづくしのパフェやショートケーキ
2024年7月、「赤坂アークヒルズ」内にオープンした「Patisserie I griega（ぱてぃすりー いぐりえが）」。星付きレストラン出身のシェフパティシエが手がける、四季折々のフルーツをふんだんに使ったスイーツが楽しめます。
「赤坂アークヒルズ」のスペイン料理レストラン内にオープン
「Patisserie I griega」があるのは、東京メトロ六本木一丁目駅や溜池山王駅からほど近い複合施設「赤坂アークヒルズ」のアーク森ビルの2階。スペイン料理店「Dos Escenas（どす えせなす）」内で11時30分～17時まで営業しています。
店内は写真のバーエリアや、レストラン合わせて30席。このほか、気候がいい時期はテラス席もおすすめです。
キッチンでは、六本木の星付きフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」、「ジョエル・ロブション」で12年にわたって腕を磨いた吉田順子シェフが腕をふるいます。
吉田シェフが作るスイーツは、四季折々のフルーツが主役。
各地の生産者が丹精込めて育てたフルーツのおいしさを存分に引き出すため、卵やクリームなどの食材も厳選し、ひとつひとつ丁寧にお菓子作りをしているそう。
上から下まで桃づくしの「桃のパフェ」
取材時（2024年7月）の主役は、山梨県の契約農家から直送される桃。さっそく「桃のパフェ」2268円をお願いしました。
パフェはフレッシュな桃をはじめ「桃のソルベ」や「すももとヨーグルトのソルベ」、「桃のコンポート」など14層で構成されています。
ほのかに感じるブラックペッパーのピリリとした辛みや、コンポートに使われているカルダモンの香り、サクサクとした食感や香ばしさが楽しい「サブレバニーユ」、「メープルのクランブル」、バタークリームのような口当たりの「オリーブオイルのアイス」……と食べ進めるたびに異なる食感や味わいが広がり、あっというまにぺろりと完食してしまいました。
取材時に使われていたのは「一宮白桃」という品種で、とろけるような食感や濃厚な甘みが特徴。そのときどきで最もおいしい品種を使用しているため、同じ「桃のパフェ」でも、シーズンの終わりにはパリッとした硬めの桃が登場するのだとか。
足を運ぶたびに新しいフルーツとの出合いも楽しめそうです。
フレッシュな桃を敷き詰めた「ショートケーキ」にとろけるプリンも
せっかくなので、今しか食べられない「桃のショートケーキ」1210円もいただきます。ふわふわのスポンジと、甘さを抑えた生クリーム、みずみずしい桃のバランスが絶妙で、“飲めるショートケーキ”と呼ぶファンがいるというのも納得です。スポンジの食感や厚み、クリームの甘さなど、すべてフルーツに合わせて調整をしているのだそう。
こちらは定番メニューの「クレームキャラメル」682円。いわゆるカスタードプリンですが、色が濃くしっかりとした味わいの「紅玉子（くれないたまご）」と、バニラビーンズをふんだんに使用しているのが特徴です。
口いっぱいに卵やなめらかな生クリームの風味や甘み、キャラメルソースの程よい苦みが広がり、こちらもまさに“飲めるプリン”！
桃の季節が終わったら、シャインマスカットやイチゴが登場する予定だそう。こちらも楽しみですね。
新作スイーツの情報は公式SNSで随時発信されているので、ぜひチェックしてみてください。
■Patisserie I griega（ぱてぃすりー いぐりえが）
住所：東京都港区赤坂1-12-32赤坂アークヒルズ アーク森ビル2F（Dos Escenas内）
TEL：050-5448-4189
営業時間：11時30分～17時（16時30分LO）
定休日：月・火曜
Text・Photo：タナカイチカ （vivace）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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